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10/10/05

ツール・ド・北海道第3~4ステージ レポート

■第3ステージ 室蘭~恵庭 169km

第2ステージで優勝した清水都貴が総合リーダーとなり、
このステージからグリーンジャージを着用してスタートした。

リーダーを守るには、オロフレ峠、支笏湖からの登りが
カギとなる。最初のオロフレ峠までに激しいアタックがあり
消耗した選手が遅れるが下り切った平坦区間で
意地の走りで集団に復帰した普久原、山本の走りには
驚かされた。

この平坦区間で総合から6分遅れの選手7名を含む逃げに
狩野が入り集団との差が5分以上開いた。

チームとしては展開次第で、都貴の個人総合から狩野の総合入れ替わりの
作戦も考えていたので、バーチャルリーダーの狩野が、
このまま逃げ切りでもよかった。しかし、先頭に送り込んだチームも
このままでは不利と判断したのか、一気にペースアップして
2回目の登り手前で吸収されレースは振り出しに戻った。

ここからアタックの掛け合いとなり、総合から6分遅れたメンバーだけの
逃げが決まり、このメンバーを容認したアンカーはタイム差をみながら
狩野、山本、普久原、伊丹が集団をコントールして都貴をアシスト。

最大5分弱までタイム差を広げたが、総合上位のチームが逆転される
タイム差になり、各チームのアシストも加わりゴールした時点で
1分40秒まで詰めるハイペースでの追い上げをした。

このステージは、鹿屋体育大学1年生の山本元喜がラスト数kmから
独走ゴールの優勝を飾った。


■第4ステージ モエレ沼公園 クリテリウム
          4.17km×15周=63km

チームの結束力で清水都貴の個人総合優勝を勝ち取った!

最終日のクリテリウムは途中のホットスポット3回とゴールに
タイムボーナスが設定され、全て取ると総合3位までの選手が
優勝の可能性もある。2位とは5秒差しかない気の抜けない状態。

スタートからアタックの掛け合いになり、集団のペースは上がり
1回目のポイントを2位通過したチョイ・ジョン・ギョン(韓国)が2秒
獲得して、都貴に12秒まで迫った。

この後、総合から5分以上遅れたメンバーが逃げ集団を形成。
これを容認してタイム差を30~40秒程度に広げ様子をみた。

集団は、アンカーとチームNIPPOが集団をコントロール。
ステージ優勝を狙うチームとしては逃がす訳にはいかず
この時点でお互いの協力体制が組まれた。

ラストの3周を過ぎた周回から徐々にペースアップを図り
逃げている集団を吸収する動きになり、
縦一列の集団からは脱落する選手が続出。
ラスト1周は更にペースが上がり30名程の集団ゴールとなり
パク・スンパク(韓国)が優勝!

この瞬間、清水都貴の個人総合優勝と団体総合1位が決定。
チーム力、結束力の強さがチームの目標でもある
ツール・ド・北海道でみせる事が出来た。
また、ブリヂストンアンカーとし1999年以来、11年ぶりに
個人総合優勝を飾る事ができた。

今回、何と言っても狩野の強さ山本、普久原、伊丹の
執念のアシストともいえる走りが大きく勝利につながった。
この結果、団体総合優勝にも結び付いた。

シーズン終盤に入りましたが、しっかり調整して
残りのレースを全力で走ります。
応援して頂きました皆様有難うございました。
今後もご声援宜しくお願い致します。

■個人総合成績
1位  清水都貴(ブリヂストンアンカー) 16時間5分51秒
2位  佐野淳哉(TEAM NIPPO)          +5秒
3位  チョイ・ジョン・ギョン(大韓民国)      +12秒
8位  狩野智也(ブリヂストンアンカー)    +1分6秒
22位 普久原奨(ブリヂストンアンカー)    +6分45秒
32位 伊丹健治(ブリヂストンアンカー)    +7分34秒
51位 山本雅道(ブリヂストンアンカー)    +17分37秒

■団体総合成績
1位 ブリヂストンアンカー    48時間25分31秒
2位 TEAM NIPPO            +3分51秒 

■第3ステージスタート前にアップする山本、狩野、普久原
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■第3ステージスタート直前の各リーダー選手
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左から山岳のジャン・ギュング、ポイントのパク・スンペク、個人総合の清水都貴

■第4ステージゴール後、リーダーを守ったアンカーチーム
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左から山本雅道、狩野智也、清水都貴、伊丹健治、普久原奨