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12/03/30

3/29 Tour de Maroc(UCI 2.2)第7ステージ 伊丹選手3位

Tour de Maroc(UCI 2.2)
3月23日(金)〜4月1日(日)にモロッコで開催される国際自転車競技連盟公認UCIアフリカツアーのステージレース大会。
ディレクター : 久保 信人、LEPROUX DENIS
メカニック  : Yamn David
ドクター   : 内田彰子
ライダー   : 清水 都貴、西薗良太、伊丹 健治
         LEBAS Thomas、 SYS Klaas、SONNERY Blaise
3月29日(木)
第7ステージ 172 km

第7ステージはモロッコをさらに南下し、Ouarzazatteまでの172㎞。景色はどんどん砂漠になってゆく。昨日は相次トラブルにより、チームの士気は下がり気味だった。しかし今日は伊丹が気を吐いた。今日も一部の選手がニュートラルスタートがないと勘違いし、スタートアタックしレースが混乱。一度コミッセールが選手を止めて再スタートするなど、相変わらずのアフリカンオーガナイズ振りであったが、正式スタートの後、約20㎞地点で伊丹を含む4名が抜け出す。総合成績が難しくなった今、そしてスプリントでは南アフリカが圧倒的な力を示している現状、自分たちのステージ優勝のチャンスは逃げしかない。レース前のミーティング通り、伊丹は逃げに乗りタイム差は最大8分30秒まで開く。逃げのメンバーは最高位でも総合で15分以上遅れており、リーダーチームにとっても何ら危険はなく、今日は南アフリカ列車は発動しない。山岳賞もなく、山岳賞狙いでタイム差を詰めるチームもなく、絶好の逃げメンバーだった。4名は非常に良いペースで逃げ続け、伊丹も綺麗にローテーションしてゆく。しかし問題は伊丹以外の3名がそれぞれ違うチームではあるものの全員モロッコの選手ということ。これまでステージ1勝もできていない地元モロッコ勢としては是が非でもこのチャンスをものにしたいことは必至で、3対1の状況で優勝を目指すことは至難の業だ。ラスト15㎞の登りで北モロッコ選抜の選手がアタック。すかさず伊丹が反応すると、1名が力尽き遅れた。3対1よりも2対1の方が確率は高く、伊丹が引いて3名となる。しかしモロッコナショナルチームの1名は全く引かず、ラスト10㎞でアタック。反応が遅れた伊丹はもう一人のモロッコ選手を引き連れ単独で追撃する。ここまで約150㎞に渡り当たり逃げ続けてきた2人はそれぞれ限界に達しており、約200mの差を保ったままゴールに向かう。全力を尽くしたがなすすべなく、伊丹は3位でゴール。しかしモロッコ勢3名に対し最後まで全力を尽くした走りはすばらしかった。伊丹の健闘により昨日5位まで下がったチーム総合も再び3位まで上昇している。そして今シーズンチーム初のトップ3.明日は最も厳しい山岳の202㎞。この勢いに乗ってゆきたい。


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第6ステージ成績:
1位 Choufi Tark Maroc
2位 EL Amoury Med Said Nord Maroc +8
3位 伊丹健治 BGT +20

37位 清水都貴 BGT +5:35
46位 Lebas Thomas BGT
72位 Sonnery Blaise BGT
78位 Sys Klaas BGT
80位 西薗良太 BGT

個人総合成績:
1位 Janse Van Rensbourg MTN
2位 Jelloul Adil Maroc +38
3位 Ivailo Gabrovski KONYA +40

15位 Sys Klaas BGT +4:56
21位 Lebas Thomas BGT +7:40
35位 Sonnery Blaise BGT +15:29
38位 伊丹健治 BGT +16:53
63位 西薗良太 BGT +32:25
80位 清水都貴 BGT +42:23

チーム総合成績:
1位 MTN Qhebeka 南アフリカ
2位 National Maroc
3位 Bridgestone Anchor Cycling Team

山岳賞:
1位 Lebas Thomas BGT