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13/02/10

BAオフィシャルカメラ・レポVol.30 今シーズンのキーワードを挙げるとすれば、“チーム力”。それは、すべての選手が同じ意志を持っていること。私の仕事はその環境を整えて選手の能力を引き出し、求められる結果へとチームを導くことです。フランス人がとか、日本人がとか、誰か個人がではなく、常にチーム単位で高みを目指して行きます。(水谷新監督談)

新生ブリヂストン アンカー サイクリングチームは水谷新監督の指揮の下、2月1日から8日まで比較的温暖な房総半島の最南端、野島崎を拠点に合宿を行った。この一週間で本格的なシーズン突入を前に、ほんの僅かな期間ではあるが、休めていた身体を選手たちは目覚めさせる。もちろんそれがこの合宿での主眼。しかし水谷新監督はこの間に選手だけではなく、スタッフのウォーミングアップと、全員の個性を見極めるという目的があること。さらに選手とスタッフらには、水谷監督自身の人となりやチーム体制の全貌を把握してもらうことで、よりスムーズにシーズンへ突入する。そのための大切な準備期間と位置付けていることも話してくれた。

オフィシャルカメラは、二日間という短時間の帯同ではあったが、淡々と練習メニューをこなす選手とスタッフを目にし、まるでレンズが光を一点に集めるように、多様の個性を一つにまとめ、最大のパワーを引き出そうと目論む水谷監督率いる新ロードチームのアウトラインが見えたような気がした。
練習を終えてリラックスする時間であっても、冗談を言って周囲を笑わすような、いわゆるラテン系?のムードメーカ的な選手やスタッフは“今のところ”見当たらず、全員が厳格な職人集団のような雰囲気。
新加入の初山君に新チームの印象を聞くと、「僕はイタリアで活動していたことがありますが、その時と比べると特にフランスの選手たちはストイックで、今回は高いレベルで集中した合宿になっていると思います」と語る。また、いわゆる“昇格組”の六峰君、平井君は、「やはり昨年までとは練習強度が違います。いい練習になっています」と口を揃えた。
ツアーオブカタール及びオマーン参戦中の都貴君、そして和郎君の話を今回の合宿中に聞くことが出来なかったが、この2名が加わった新ロードチームの躍動が楽しみだ。
新アンカーが初の栄冠を獲得するレースには、フィニッシュラインで必ずや彼らを待ち受けたい。と、オフィシャルカメラは強く思うのであった。

練習へ出る直前、コースと練習メニューの再確認をする水谷新監督、新加入のダミアンそしてトマ(右から)。
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1日6時間以上の走行で身体を目覚めさせる。その中で強度により練習メニューが細かく分けられている。
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パワートレーニング中のダミアン、初山君、バンソン(右から)。ダミアンは大きいなあ。
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延々と続く上りを行く六峰君。六峰君はいじらないと笑ってくれないんだ。
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練習を終えた選手から、セッティングの新たなオーダーを受けるメカの金田君。この後、夜遅くまでメカは仕事が続きます。
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インタビューに答える水谷新監督。選手の頃からずっと男前ですね。
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安見マッサーの施術を受ける新加入のダミアン。ダミアンは納豆が好きな希少フランス人。
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練習を終えてディナータイム。固形燃料には自分で着火。フランス人選手もすっかり慣れた様子。
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マグロ赤身のにぎりをガブリといく新加入のバンソン。頼もしい。
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新加入の初山君、まだまだ行けます。どれだけ食べても練習で全部燃焼させるので大丈夫。
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そしてブリヂストン アンカーは勝利を目指し、今日も走り続けている。
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2013年バージョンの選手ポストカード、鋭意制作中です。今年もぜひGETしてください。選手のサインも忘れずに。

オオマエミノル