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13/04/22

LA ROUE TOURANGELLE UCI 1.1でヴァンサンが160km逃げる!

レース名 : LA ROUE TOURANGELLE
カテゴリー : UCI 1.1
距離 : 195km
開催地 : REGION CENTRE, TOURS.
開催日 : 2013年4月21日

【レース解説】


スタートしてハイスピードの中、ロワール地方特有の丘を利用し、ヴァンサンが他2名の選手とアタック。前回のレースに続き今回はヴァンサンがエスケープに成功した。
その逃げは残り100kmで4分ほどの差を付けて調子良く逃げるが、
スプリンターを抱えるチームAndroni Giocattoli-VenezuelaとAG2R La Mondialeがメイン集団を引き始める。
調子の良いヴァンサンは途中2回設定されていたロワールのワインと城の賞を獲得。
フランスのレースは成績に関係はないがスポンサーによる特別賞が設定される事も多い。
レース後半になり今度はフランス名門チームFDJがメイン集団を引き始めると、逃げ集団との差は一気に縮まりラスト20kmで惜しくもヴァンサンの逃げは吸収されてしまう。
アンカー勢は後半の攻撃に集中し、清水が伊丹と初山のアシストを受けながら集団スプリントに挑んだが集団に埋もれてしまい31位ゴール。

【成 績】
1位 DELAGE Mickaël (FDJ)
2位 GIRAUD Benjamin (LA POMME MARSEILLE)
3位 HUTAROVICH Yauheni (AG2R La Mondiale)

31位 清水都貴
42位 伊丹健治
47位 初山翔
65位 MONIER DAMIEN +13''
79位 CANARD VINCENT +3'21''
80位 井上和郎 +3'21''
88位 平井栄一 +4'38''

リタイヤ
六峰亘

【水谷監督コメント】
前回のレース同様、アンカーチームは逃げに選手を送り込み大きくチームをアピールする事に成功した。
ヴァンサン自身ネオプロとして自信が付いたはず、そしてチーム全体的にもコンディションの仕上がりは順調で、この後控えている山岳ステージレースで成績を納める事に集中してもらいたい。


【清水選手コメント】
約200kmのコースの中に1km10%位の登りが7回入るコースレイアウト。
序盤のアタック合戦の末、ヴァンサンを含む3人の逃げが決まり、集団は沈静化。
スプリントに持ち込みたいAG2RやANDRONI GIOCATTOLIが集団をコントロール。
このまま落ち着いたペースで進むと思いきや、
コースを熟知しているであろうSOJASUNが登りの下から隊列を作り猛烈な勢いで奇襲をかけペースアップし、フランスレース特有の登りきってからの吹きっ晒しの横風平坦路に突入。
メイン集団はバラバラに崩壊し30人程の追走集団ができると、逃げ集団とのタイム差が3分から一気に30秒差まで詰まる。
この日は調子が素晴らしく良く、フランスに来て初めて半そで一枚(レジェフィットプロ)で走れる天候で、登りで背中に羽が生えたみたいに軽く感じ、登りを利用し先頭付近をキープできた。
このまま行けば面白い展開だったのだが、スプリントに持ち込む為に集団を安定化させたいANDRONI GIOCATTOLIが、メイン集団の前を固めてペースダウン。
そして集団はトイレタイムになり集団は再び沈静化した。
このペースでゴールまで行くと思いきや、今度はFDJが登りの麓からペースアップをはかりメイン集団は一気に活性化。
自分は先頭から5番手で山頂通過して横風区間突入、集団後方は地獄絵図のようだったが、
自分は調子がすごく良いのでレースが楽しい。
前を見ると、コースの脇にサコッシュで補給を持つアシスタントのミッシェルの姿が見えるが、
今はとても補給など取っている場合では無いため補給を取るのは諦める。
前日のミーティングでは逃げが決まればゴールまで落ち着いて進むとの予想が立っていたが、
ふたを開けてみれば集団スプリントに持ち込みたくないチームも多いらしく、登りのたびにアタックがかかる展開が続いた。
レースは後半に差し掛かり平坦基調になった所で、三度スプリンターチームがペースアップをはかり、ついに逃げていたヴァンサンも吸収されてしまう。
さすがにこれで集団は落ち着きこのまま集団スプリントになると思いきや、なんでもない平坦直線路で10人のアタックが決まってしまう。
スプリントに持ち込みたいAG2R、FDJ、ANDRONI GIOCATTOLIが必死の追走をするが差はなかなか縮まらない。
平坦に入ると油断して後ろに下がってしまう自分の癖を猛反省しながら集団待機。
そのままラストのサーキットに突入。
ラスト2kmでメイン集団が逃げ集団を吸収し、そのまま傾れ込む様にゴールスプリントに突入。
ツールドランカウイ等のスプリントで活躍しているANDRONI GIOCATTOLIのガバッツィの後ろに付いて勝負しようとしたら、まさかの失速、一緒に埋もれてしまい31位でフィニッシュ。
不完全燃焼に終わってしまった。

チームとしての調子は上がってきていて、ヴァンサンは見事に逃げに乗り、
特別賞でポディウムに上がる事ができたし、伊丹と初山が特に調子が上がってきてるように見えるので、これか始まるアゼルバイジャン、アルプス、TOJ、熊野と続く山岳ステージレース連戦が楽しみです!!