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13/06/18

BAオフィシャルカメラ・レポVol.34 UCI MTB WORLD CUP 2013 第3戦 VAL DI SOLE-TRENTINO ITA.本番。激しいアップダウン、岩、グリップを奪う砂利と粉のような土。おまけに高い気温と砂漠のようなカラカラ湿度。世界最高峰のライダーが疾走すれば、土埃が西風に乗り、霞のように山を包み込む。きょうのコースは、あの手この手で選手を振るい落とす、超過酷なサバイバルセッティング。ブリヂストンアンカーMTBチーム、さあ挑戦の時が来た。

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6月15日、14時に星矢が出場する男子エリート、16時30分にトキが出場する男子U23がスタートする。


チームブースにビクター監督らスタッフがやって来たのは12時少し前。いつも通り、手際よく準備を進めるが、昨日とは異なる緊張した空気を感じる。そして13時、星矢がブースに到着した。
決して大きくはないチームブースだが、多くの選手が訪ねてくる。ビクター監督の人柄が分かります。
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12時50分、整備が完了したバイクを見つめ、集中力を高める星矢。
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13時15分、星矢、出る!
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13時51分、スタートラインへの選手誘導が始まる。
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気温32.1℃、湿度34%、西からの弱風。14時、男子エリート、110名の世界トップ選手が迫力の一斉スタート!ナンバーカード103の星矢はほぼ最後尾に誘導されている。
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コースのほぼ中間地点にある“飛び込み台”は、人を寄せ付けないほどの強い斜度。ここから一気に降る。いや、落ちる。写真の右側にはダウンヒルのコースが並走している。中央やや左上にスタート&フィニッシュゲートが小さく見えている。
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“飛び込み台”を下方から撮影。
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飛び込んで直ぐに3本の丸太が横たわる。やり過ぎ?
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選手たちは、あっと言う間に降り切る。
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14時50分、チームブースにトキが到着。僅かな時間、音楽で集中力を高める。U23のスタートは16時30分。
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15時36分、トキ、出る!
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16時08分、アップ中のトキがスタート&フィニッシュゲート横をゆっくりと通過。
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16時23分、スタートラインに誘導される。ビクター監督と気の入った表情を見せるトキ。
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U23スタート4分前。スタート&フィニッシュゲート下、トキは第3(3.5?)列目。
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気温33.3℃、湿度33%、西弱風。16時30分、U23スタート。
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スタートの瞬間を観た観客も選手を追って一斉に山へ向かう。
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トキ、1周回目。
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2周回目。
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そして4周回目。
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5周回目
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男子エリート表彰式の1コマ。ブリヂストンアンカーMTBチームは、いつか必ずここに立つ。
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UCI発表の正式な順位は、星矢86位、トキ56位と記録された。今回のレースを振り返り、
「筋力不足を感じます。もっとダイナミックに走りたい。今日のように戦いながら、筋力アップを狙い、バランスを整えていきます。来月の全日本にピークを作りたいです」と星矢。そして「きついレースでしたね。(笑顔で)気持ち悪いです。脱水になっちゃったんです。もっと強くなって日本に帰りますからね」とトキ。それぞれ明るい表情で、レース終了直後に話してくれた。
今回のレースは両選手とも最終ラップを走れず不本意ではあったが、実はそれも想定内。これまでのトレーニングの結果をここで把握し、新しい目標を作ること。新しいカテゴリーで感じていた緊張を振り払いこれまで通りのルーティーンが出来ること、そして全力を出し切ること。などの課題をクリアすることができたのだ。
次回チームに会えるのは来月20日に修善寺で開催される、MTB全日本選手権だ。オフィシャルカメラも全力で応援&激写します。皆さん、会場でお会いしましょうね。

オオマエミノル