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13/11/13

11月10日 Tour de Okinawa, UCI 1.2 初山選手見事優勝!

レース名 :Tour de Okinawa
カテゴリー : UCI 1.2
距離:210km
開催地 : 沖縄県名護市
開催日 : 2013年 11月10日

【レース解説】
シーズン最後のレース、最高峰のツールド沖縄210kmで翔が見事に優勝!
レースは前半から動きが激しくアタック合戦がいつも通り繰り広げられる、残念ながら健治は最初の5km位で落車してしまい惜しくもリタイヤ、狙っていたレースだけであってとても悔しいはず。
4人となったアンカーは積極的なレース展開を試み常に逃げグループに誰か送り込み、前半80kmは常にアンカーが4人それぞれアタックしてペースアップ、常に後方集団との差を広げる走りをする。特に今回あまり調子の良く無かった都貴がアシストとして強力なペースアップをしてレースを厳しくする、しかしやがて都貴も体調不良で力つきリタイヤしてしまう。
約100km地点でアンカーは残り3人になる、そしてアタック合戦が始まり和郎キャプテンが強烈なペースアップをした直後に翔が4人の逃げを決める、残り約110km。翔を含む4人の逃げグループは協調性が良く後続とのタイム差を広げる、2回目の与野の上りでのタイム差は5分位で焦らず確実に距離をこなしていく。残り50km位から追撃してきた数人の選手に追いつかれるが、すべての選手がもの凄く追走で足を消耗している模様。
最後の勝敗が大きく決まるラスト15kmの上りでも翔は3番手で上り切りトップグループでゴールを目指す、そして最終的に10人のスプリントになり翔は2位でゴールするが1位の選手がスプリントで蛇行して降格処分を受ける、最終的に翔は第25回ツールドおきなわの優勝者となる!

【成 績】
1位 初山 翔、ブリヂストンアンカー、5:22'46"
2位 トリビオ アルコレア ホセ ヴィセン、チーム右京、+0"
3位 チェン キン ウェイ、チーム ホンコン・チャイナ、 +0"

13位 平井 栄一、ブリヂストンアンカー、+1’36”
25位 井上 和郎、ブリヂストンアンカー、+2'57"

リタイヤ
伊丹 健治
清水 都貴


【参加選手】

1 伊丹 健治
2 平井 栄一
3 清水 都貴
4 井上 和郎
5 初山 翔

【参加チーム】
BRIDGESTONE ANCHOR
Chinese-Taipei National Team
DRAPAC CYCLING TEAM
Regional Team Holland
KSPO
TEAM SENTER-MERIDA
OCBC SINGAPORE CONTINENTAL CYCLING
Team Hong Kong China
Team MAX SUCCESS SPORTS
愛三工業レーシングチーム
C PROJECT
CIERVO NARA CYCLING TEAM
MATRIX POWERTAG
シマノレーシング
TEAM UKYO
UTSUNOMIYA BLITZEN
湘南ベルマーレ
EQAU23
鹿屋体育大学
イナーメ信濃山形

【水谷監督コメント】
有終の美、この言葉にふさわしいシーズン最終レースでの優勝!
アンカーもまた作戦通りに展開した事が勝利につながった、健治は残念であったがそれ以上に働いてくれたアシスト勢、そしてもの凄い大きなプッレッシャーにも負けなかった翔、それは最初から最後のゴールラインを切るまで諦めずに己を信じて走った事が結果に繋がったと私は思っている。
この素晴らしい大会での勝利はアンカーチームの来シーズンへ向けて大きな強みとなり、更なるステップアップを目指し、日本最強チームとしてふさわしいシーズンを送れる様に努力して行きます。
この場を借りて今シーズン絶えず熱い応援をして下さったファンの皆様、そして大変にお世話になったサプライヤー様の方々に心より感謝申し上げます。

今シーズン本当にお疲れ様でした!

【初山選手コメント】
レース前のミーティングで、チームにコンディションが飛び抜けて高い選手がいないことを確認。
スタート前の段階ではエースを決めずにスタートし、全員で積極的に前方でレースを展開。
長丁場のレースのため展開が大きく結果を左右するレース。
そのため展開によってエースを決める、という形を取った。

スタート直後は追い風のなか高速でのアタック合戦が続き、特に井上選手と平井選手が積極的に反応。
絶対にチームが後手にならないように対応してくれた。
長いアタック合戦の末に30人ほどの先頭集団が形成。
アンカーチームからは井上選手、清水選手、自分が入る。
スタート前から体調不良を訴えていた清水選手だったが、体調不良を全く感じさせない強力過ぎる牽引で後ろが離れてしまうことが度々。
しかし自分が調子の不調を感じていたなか、清水選手と井上選手からの指示でエースに任命。
かなり戸惑ったのだが、監督にも「走っているうちに調子は良くなる!」と勇気づけられエースとして走ることに。

一回目の山岳ポイントである普久川ダムでは、やはり清水選手が強力に牽引。
周りの選手もそうだったと思うが、自分もかなり苦しかった。
それでも頂上通過後には後ろの集団から強力な10名ほどが合流。
この段階で集団は40名ほどに膨れ上がる。
レース後にわかったことだが、このとき10名はかなりのペースで追走してきて、自分たちの集団に合流するのにかなりの力を使ったようだった。

普久川ダムを下りきり、集団の人数が膨れ上がったところで再び不安定な状態になり、またもやアタック合戦。
そのアタック合戦の隙をついて、自分を含む4名が飛び出す。
ブリッツェン 普久原選手、シマノ 安井選手、OCBCの選手、と自分の4名。
4名で上手く協調体制を築き、一定ペースで逃げ続ける。

ゴールまでかなりの距離が残っていることもあって一定ペースで逃げ続ける4名に対して、集団はアタック合戦を続けて、逃げる4名と同じように消耗していった。

2回目の普久川ダムも先頭の4名は一定のペースで通過。
このときからチームカーが自分に付きっきりで対応してくれたおかげで、監督から細かい情報や客観的な判断を得れた。

レース終盤に入り,いくつかのグループが追いついてきて、残り30km地点で先頭集団は17名になり、勝負は17人に絞られた。

普通なら長い距離を逃げ続けてきた自分ら4名は厳しくなる状況だが、追いついてきたグループは相当な脚を使って追いついてきた模様で、かなり消耗していた。
監督からの指示どうりに、脚を溜めながらアップダウンをこなし、最後の勝負所である羽地ダムへ。

ここでマトリックスのガルシア選手がアタック。
チーム右京のホセ選手がすぐさま反応。
自分は一瞬離れるが、すぐに合流。
しかし二度目のガルシア選手のアタックで、またもや離される。
頂上をガルシア選手とホセ選手を追う形で、自分とドラパックの選手が3位、4位通過。
下りですぐさま合流し4名に。
しかし牽制が掛かり、先頭4名のペースは上がらない。
そうこうしているうちに続々と後ろから追いついてきて、10名で下り切る。

残り5kmはひたすら牽制。
通称 イオン坂ではガルシア選手のアタックで、またもやガルシア選手、ホセ選手、ドラパック、自分の4名になるものの、またもや牽制で後ろと合流。
散発的なアタックがかかるものの、決定的なものはなく、自分がささやかに自信を持っている少人数ゴールスプリントへ。

イナーメ 高岡選手、ガルシア選手、ホセ選手、自分の並び順でスプリント開始し、2位でゴール。

しかしホセ選手がガルシア選手がスプリント時に大きく蛇行したと審判に抗議した結果、ガルシア選手の降格が決定。
その結果、自分の優勝が決定した。


監督曰く「一流選手しか勝てないレース」であるおきなわのタイトルが獲れて、本当に嬉しいです。
自分の優勝がアナウンスで流れたとき、マッサーと抱き合いました。
監督に審議の結果を電話報告したときは信じてくれませんでした。
最高のシーズンの締めくくりです。

自分を最後まで信じ、全力でサポートしてくれた監督やチームスタッフ、そして自ら勝ちにいける実力を持っているにも関わらず、自分へのアシストを惜しまなかったチームメイトに本当に感謝しています。
また、なかなか優勝しない自分を見捨てずに応援しつづけてくださった、すべてのアンカーファンの皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。
一年間本当にありがとうございました。
また2014年シーズンも暖かいご声援のほどよろしくお願い致します。

初山 翔


大喜びの翔と水谷監督
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勝利を分かち合うチームメイト達
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210kmを走り終えた足。
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チャンピオンジャージがお似合いの翔
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いつも遠征でお世話になるオーストリッチの輪行袋
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