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14/06/19

Jシリーズ第4戦雫石大会 レースレポート

6月14日(土)に開催されたジャパンシリーズ第4戦雫石STAGEにはBRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAMから斉藤亮選手と平野星矢選手が出場しました。

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Photo/Hajime.NAKAMURA

前戦のJシリーズ第3戦富士見パノラマ大会から2週間の期間が開いての第4戦雫石STAGE。
昨年J2カテゴリーとして初開催となった雫石大会は、今年はJ1に昇格しJシリーズ戦の1つとして組み込まれました。
今シーズン初となる東北地域でのレース開催。雄大に広がる雫石スキー場は過去にアルペンスキーのワールドカップや世界選手権大会、全日本選手権大会なども開催した実績がある日本でも屈指のスキー場です。
ここまでJシリーズ4戦を消化し、シーズン前半戦の一区切りとなります。選手たちは連戦の蓄積された疲労をケアしつつ、今レースに向けて最大限の準備をしてきました。

レースの数日前から東北地方を襲った雷雨の影響もあり、コースは完全にマッドコンディションでドロドロのコネコネ状態。
登り下り共に滑りやすい土質で思い通りのラインをトレースするのが難しく、選手が走れば走るほどにより難しいコース状況へと変貌していきました・・・。
コースは4.2kmに設定されており全体的にコース幅は広く、一見単調であるように思えるコースですが、マッドコンディションにより思いの外悪戦苦闘。
悪条件になればなるほどMTBの基本スキルとバイクコントロール、機材チョイスが勝敗を分けることになります。
選手やスタッフの高まるテンションとは裏腹にコースコンディションはより悪化の一途。
サプライヤーである「ホルメンコール」のケミカル類でバイク、シューズ、衣類等の雨&泥対策を入念に行いました。
悪条件でもチームが勝つために必要な準備を当たり前に進めます。
男子エリートのスタートは14時。選手たちはいつもと同じルーティンでアップを始め、集中力を高めスタートの時を待ちます。
スタートは両選手共に良い反応で踏み出し、ゲレンデの直登をひたすら登っていきます。
焦らず冷静に、自分が走るラインを見極め前方へとポジションを上げていきます。しかし激坂登りの区間はコースが荒れていてバイクに乗れず押し、押し、押し・・・。

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Photo/Hajime.NAKAMURA

足首まである深く練られた泥に苦戦するものの、斉藤・平野両選手は前方に位置しています。1周目はMIYATA-MERIDAの小野寺選手と斉藤選手がパックになって通過。15秒程の差で平野選手が続きます。
斉藤選手は3周目の登りで満を持してアタック。これがうまく決まり、後続との差を30秒程にまで広げます。レースはまだ序盤だが、両選手とも積極的な走りを心掛け追い込んでいきます。周回を重ねていくと自分の得意なパートや苦手なパート、毎周回ミスをしてしまうパートなどが浮き彫りになるそうです。
あくまでも安全に!ではなく、冷静沈着、且つ攻撃的に攻める走り。
4周目が終了し、斉藤選手と2位の差は1分20秒。3位の平野選手とは1分30秒の差。
明らかなペースダウンはないものの、ラインを誤ったり、大きなミスやトラブルがあれば順位を落とす可能性もあるので集中力を切らすことは出来ません。
呼吸よりも筋肉にかかる負荷が辛く、平野選手も得意の登りで精彩を欠き思ったよりもペースを上げられない状態が続きます。

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Photo/Hajime.NAKAMURA
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Photo/Hajime.NAKAMURA

斉藤選手は集中力をキープしながら、トラブルなくトップでゴール。平野選手は最終周回で門田選手(GIANT)に抜かれてしまい残念ながら4位でのフィニッシュ。
しかし、温かく向かい入れてくれるスタッフとサプライヤーの笑顔を見ると、選手たちも自然と笑みが出てきます。
献身的に支えてくれるチームスタッフ、常に最善の選択をして下さるサプライヤーの皆さん。
情報交換をしながら最善の選択をして下さり、小さな積み重ねと向上心が今のチームの結果に結び付いていると思います。
次戦はいよいよ7月20日に日本選手権大会を迎えます。
1年に1度の大勝負。チーム一丸となってアンカーらしい走りをしたいと思っております。
ゴール後に最高の笑顔でいれるように・・・。今回もたくさんのサポート、応援本当にありがとうございました。次戦も頑張りますので今後ともよろしくお願いいたします。

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Photo/Hjime.NAKAMURA


【リザルト】
1.斉藤 亮 長野県/ BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM
2.小野寺健 北海道/MIYATA-MERIDA BIKING TEAM
3.門田基志 愛媛県/ TEAM GIANT
4.平野星矢 長野県/ BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM
5.松尾 純 長野県/ MIYATA-MERIDA BIKING TEAM
6.山中 真  愛知県/ BMC/ONEonONE