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15/03/17

Cyprus Sunshine Cup 2015(Afxentia 4stage race)レースレポート

キプロス遠征を行ったMTBチーム斉藤選手よりレースレポートが届きました。

〜斉藤 亮 Cyprus Sunshine Cup 2015(Afxentia 4stage race)レースレポート〜

大会名:Cyprus Sunshine Cup 2015 第1戦(Afxentia 4stage race)
期日:2015年2月26日(木)、27日(金)、28日(土)、3月1日(日)
会場:キプロス / Lefkara / Macheras Mountains
天気/気温:晴/曇・19℃
競技種目:男子エリート
参加数:93名
Web:http://www.cyclingcy.com/cyprus-sunshine-cup
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【第1ステージ5.6km TT】61位
3年連続での出場となるサンシャインカップ2015の幕開けとなる5.6kmのタイムトライアル。UCIポイント順に各選手1分置きにシングルスタートにて全力でタイムアタックを行い順位を競う。昨年UCIポイントをある程度獲得したこともあり、今年のゼッケンは19番。Lefkaraの町中をスタートし路地裏や狭い古民家などを通り抜けオフロード区間へと入って行く。コースはバリエーション豊富でアップダウンも激しくパワーとテクニック、そしてスキルが必要とされる難コース。今年もオーバーペース覚悟で前半から攻め続ける。しかし・・・序盤で機材トラブルが発生し思うようなペダリングができなくなってしまう・・・。途中からはダンシングだけで乗り切ろうと試みるも、乳酸と筋疲労で大幅にペースダウン。限界ギリギリまでもがき続けたが、初日のタイムトライアルは61位でのフィニッシュとなってしまった。

【第2ステージ47.9km XCP】44位
初日のTTを61位で終え、2日目のステージは約48kmのクロスカントリーポイント(XCP)。序盤に大きな山岳1つと終盤に小さな山岳1つのワンウェイコース。高低差やコースプロフィールを見る限り2時間程度のレースになるだろうと予測が付いた。スタート位置は6列目の右端あたりをキープ。約5kmのパレード走行後にリアルスタート。約100名の大集団は位置取りが激しくパレード走行でも異常にペースが速く、落車の危険性も非常に高い。細心の注意をしながらも空いているスペースを見逃さず前へ前へと少しでもポジションを上げていく。世界のトップライダー率いる先頭集団では牽制することなどは全くないので超が付く程のハイペースでレースは進んでいく。中切れを起こす選手もいてあっという間に1列棒状になり集団が分裂していく・・・いくつかに分かれる小集団のパックで落ち着きレースを展開。順位的には30位前後と悪くない。むしろ足並みが揃っているセカンド&サードパックはペースも安定していて走りやすい。序盤のオフロードの登りでは苦しい場面が何度も訪れるが、大きな山岳を小集団のパック最後尾で何とかクリア出来た。ここからいよいよダウンヒル区間へ。事前にコース試走が出来なかった影響もあり、下りでは果敢に攻めることが出来ない。しかし昨年の記憶を辿りながら、パックから離されてはいけないという焦りを抑えつつも、冷静に確実にバイクをコントロールすることが出来た。しかし終盤のある最後のクライミング区間で気力も体力も使い果たしてしまい、後続から来る6名の選手に抜かれてしまい44位と悔しいフィニッシュとなった。

【第3ステージ44.9km XCP】45位
昨日の第2ステージに引き続き、第3ステージもクロスカントリーポイント(XCP)。総合順位などは気にせずに思い切って攻める走りをすることを心掛けた。ある意味開き直ってレースを迎えることが出来たので疲労感もさほど感じない。このステージでは思いっ切り攻めて、思いっ切り楽しもうと思えた。雄大な大自然の中ダイナミックな景色、極上のシングルトラックが続くワンウェイコースはレースを走っていても興奮するくらい楽しく思えた。ステージ30位以内を目標に果敢に攻めて追い上げていく。しかしワンウェイのコースはシングルトラックが多く、幅も狭い。タイトなコーナーでは渋滞が発生してしまうことが多く立ち往生やストップ&ゴーの連続。少しでも前方に位置取りたいのは皆同じ。先頭集団はスタートからかなりのハイペースでレースを展開しているため遥か彼方へ・・・。オーバーペース気味なのは覚悟の上で前の小集団を追い掛けるが中々差は縮まらない。アップダウンが連続するジープ道では一気に乳酸が溜まってしまいズルズルと後退・・・筋疲労ではなく、明らかに乳酸が出てしまい身体がうまく処理できていない状態・・・。少しペースを落として様子を窺い、しっかりと呼吸を整える。気持ちとは裏腹に我慢のレースを強いられてしまった。このステージは果敢に攻めることを意識したつもりだが、結果には結び付くことが出来ずに45位でのフィニッシュとなった。

【第4ステージ5.9km×6周 XCO】49位
最終日の第4ステージはクロスカントリー(XCO)。ここまでの総合成績の順位でスタート位置が決まる。この最終ステージは5列目のスタート。クロスカントリーレースではスタートが肝心なのは百も承知。だからこそ集中力を高め、スタートダッシュに全神経を集中させる。笛の合図と共に良い反応でスタートダッシュを成功させた。スタートしてすぐのヘアピンカーブでは予想通り渋滞発生・・・しかしバイクを降りることなく回避することが出来たが、スタートからポジションを大幅に下げてしまった。シングルトラックやジーブ道でも1列棒状になる区間が多く、中切れを起こす選手もチラホラ。ストップ&ゴーを繰り返しながら、ひらすら追い込み続け、前の集団を追い掛ける。XCPのレースとは明らかに違い、少しのミスや少しのスペースがあれば選手が強引に入って来たり、前の選手をパスしたりと、レースが落ち着くことがない。やはり日本ではありえないような強引さ、判断力や決断力が必要であり、遠慮なんかしてたらレースにならないことを改めて感じた。小集団での先頭でも牽制などせず積極的な走りを心掛けプッシュし続ける。ラスト2周あたりでやっと身体が動き始めギアを上げてペースアップ。ペースダウンしてくる選手を一気に抜き去り確実に順位を上げていく。最後の最後まで諦めることなく追い込み、49位でのフィニッシュをした。4日間の総合順位は42位で全ステージを終えることとなった。今年はスロー調整でシーズンインしているので、結果だけを望むことは意識していなかっただが、世界のレベルはまた一段と上がっていることに気付く。色々なことを考えてもすぐに結論は出てこない。世界との差を埋めるにはどうしたらいいのか・・・また多くの課題と反省が浮き彫りとなったステージレースだった。翌週末にはサンシャインカップ第2戦 Amathous ( C1)のクロスカントリーレースが控えている。しっかりと疲労回復に専念して、気持ちを切り替えて挑みたい。
                BRIGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM 斉藤 亮


【使用機材】
バイク:ANCHOR / XR9(Sサイズ)
コンポーネンツ:SHIMANO / XTR DI2(FC-M9000-2) 36T-26T
ホイール:SHIMANO / XTR WH-M9000-TL-27.5
シューズ:SHIMANO / SH-XC90
ペダル:SHIMANO / PD-M9000
ハンドル:SHIMANO PRO /
ステム:SHIMANO PRO /
シートポスト:SHIMANO PRO /
フロントフォーク:SR SUNTOUR / AXON-WERX-RC-RL-RC AH CTS 27.5/100MM
タイヤ:SCHWALBE / RACING RALPH(27.5×2.25)
サドル:fi'zi:k / TUNDRA3
ヘルメット:KABUTO / ゼナード(アンカースペシャルモデル)
サングラス:adidas eye wear / evil eye halfrim pro /クリスタルSグラデーション
ケミカル:HOLMENKOL
時計メーター:SUUNTO / AMBIT2S
ネックレス:SEV
ドリンク:SAVAS(株式会社明治)
サプリメント:SAVAS(株式会社明治)
レースウェア:WAVE ONE
レースグローブ:KABUTO / PRG-3
アンダーウェア:CRAFT
インソール:SUPER feet / Black
アパレルウェア:Columbia
ザック:deuter
テーピング:New-HALE