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16/05/10

【2016MTBアジア選手権】灼熱気温のXCOにて、平野星矢5位

日本ではゴールデンウィークの最後を迎えていた5月最初の週末、タイではMTBアジア選手権が行われました。ブリヂストン アンカー サイクリングチームからは、MTBチームの平野星矢がエリート男子に出場します。今大会にナショナルメカニックとして帯同した、アンカーMTB監督小林からのレポートです。

All Photos: Hiroyuki NAKAGAWA (SLm)

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レース名:2016MTBアジア選手権
日時:2016年5月6日(金)-8日(日)
開催地:タイ・チャイナット
ブリヂストン アンカー サイクリングチーム 参加選手/
平野星矢


摂氏40度をこえる灼熱のタイ・チャイナットでのアジア選手権。恐らく過去最高気温のレースだ。環境適応力と、現地でのスケジュール変更への対応力も問われる厳しいレースと理解して臨んだ。

アンカーからは平野選手がエリート男子XCO と、チームリレーに出場。


【チームリレー】ーーーーーー



4名の国別代表で編成されるリレーでは第一走者をつとめ、ホールショットには失敗したが前半からプッシュし、トップを譲ることなく、後人に大きなアドバンテージをつけて2番手走者にタッチ。


しかし自国開催のタイは翌日に控えるXCO 決勝に選手を温存することなく、フルメンバーを走らせ、最終的にはポディウムを獲得。日本は3位表彰台となった。

【エリート男子XCO】ーーーーーー

XCO 決勝は、16時スタート。スタートループなしの周回数は5。

気温は前日を上回る44℃まで上がった。すべてのフィードでボトルと掛水を、大量の氷で冷やしておく。

平野選手は山本幸平選手(トレック ファクトリー レーシング)、武井きょうすけ(チーム フォルツァ)選手と共に最前列スタート。灼熱のサバイバルレースが始まる。



このコースの洗練度は全体的に低く、単発する路面の凹凸が続き、スピードを上げて流れをつくることが難しく、抜きどころが少ない。そのため、第一コーナーからの前半のポジショニングが非常に重要となる。


スタート号砲。砂質土で滑りやすく、ラインが微妙にカーブしている低速第一コーナーの進入では、日本チームの作戦通りに山本選手が入った。カザフスタンの有力選手を含む他国のバッティングを後方に置きざりにする。

平野選手はスタートダッシュでセカンドパックを形成することは出来なかったが、ノーミスでレース前半を進めていった。



暑さは収まることなく、氷で冷やしたボトル飲料すらクーリングに足りない。レース中盤から、この暑さによるものか、周回のたび各国選手が脱落していく。


平野選手もオーバーヒート気味になりながら、表彰台を狙える位置をキープ。一旦はトップをひく山本選手とイーブンラップを刻む粘りのある走りをしたが、ペースを保つのはハードだったようで、さらに順位を上げることはできなかった。結果、山本選手の8連覇、武井選手の4位に続き、5位でフィニッシュした。



結果としては、目標であるメダル獲得を逃す格好になった。しかし、チームジャパンの一員として、共に最後まで妥協しない準備を行い、存在感のある走りを魅せたことは、来週に迫るオリンピック代表選考会、八幡浜でのレースに繋がるだろう。


また、XR 9をはじめ全てのマテリアルはノントラブルで厳しいレースを支えてくれた。

さらに、ジャパンナショナルチームの全バイクに投入した潤滑剤『グリーンドライブ』も素晴らしい性能を発揮し、メダル5個を獲得した。



日本からの沢山の応援に感謝します。そして、次戦は八幡浜。アンカーチームの総力を結集して挑みます。


【リザルト】
1 山本幸平(日本) 1時間11分51秒
2 キリル・カザンツェフ(カザフスタン) +38秒
3 チャン・チュンヒン(香港) +1分18秒
5 平野星矢(日本) +3分50秒

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