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16/06/24

【2016 全日本選手権】6/24(金)西薗良太、全日本TTチャンピオンに!

レース名:第85回全日本自転車競技選手権大会 タイムトライアル競技
日付:2016年6月24日(金)タイムトライアル2016全日本選手権
開催地: 東京都大島町 伊豆大島
距離:33.6km(11.2km x 3周)

ブリヂストン アンカー サイクリングチーム(BGT)参加選手:
 タイムトライアル:椿大志、西薗良太



2016年全日本タイムトライアル選手権に、西薗良太が優勝し、椿大志は6位に入りました。

西薗は2012年にもタイムトライアルの全日本タイトルを手にしていますが、今度はブリヂストン アンカー サイクリングチームとして、アンカーのTTマシン《RT9》と共に、再び日本一の称号を手にしました。



西薗の出走前に、椿が出走します。

本人はその日の走りを「パワー系のコースに、完全にねじ伏せられた形です。全くいい所を見せられませんでした。申し訳ありません」と、悔しそうに評価していましたが、


それでも椿は6位入賞、決して悪い結果ではありません。


そして西薗の出走です。


昨日の天候予想は幸運な方向に外れて、雨は振らずに曇り、荒れるかと思われた風も全くおとなしい。時の運ではなく、純粋にライダーの地力と走りの戦略が試される全日本選手権となりました。

2016全日本TTチャンプ、西薗に、レースの勝利を振り返ってもらいます。



「家で3回ぐらい、ウォームアップの練習をしたんですよ。レース直前のコンディションを整える。ただひとつ失敗があって、タオルを余分に持って行かなかったこと。

アップの練習の時は、前に扇風機を置いていたんですが、そういえば、今日はなかった。なので持って行った薄手の手ぬぐいでは全然たりなくて、汗がボトボト垂れちゃって」



「半周を走って、自分のタイムを聞いたら、予想以上に速かったんですね。あれ、これは早過ぎるぞ、落ち着け落ち着け、って唱えながら、それでも余裕なく漕いでいました」



「今日のポイントは登りだぞと。下りはとにかくエアロポジションでタイムを稼ぐように気をつけて、漕ぐべきところでは落ち着いて踏んで。

登りであんまりギアを変えずに、ケイデンスをそのまま、で、辛くなったらギア1枚落とすぐらい気持ちで、速度を維持するっていう方針で進めました」



「途中、無線からスタッフの応援の声が聞こえてくるんですよ。『西薗、踏め踏め〜!』って。

それを聞いてるとコッチも興奮するんですが、それが踏むべき場所でないところで聞こえてきて、つい踏みそうになって、イヤイヤ、ここで踏んじゃいけないいけないって自分に言い聞かせながら」



「後半、淳哉さん(佐野淳哉選手=マトリックス パワータグ)がタイムを上げてきたのを聞いたんですが、タイム差がそれなりにあるのは聞いていたんで。リスクを取り過ぎないように、登りでパワーを落とさないように、って走りました」



「他の選手を気にしながらも、ペースを極端に落とさないように注意して、、最後の登りだけ踏み切って、あとはペースを落とさないようにジトジト走ったって感じです。パワーメーターの画面の上にはテープを貼っていました。結局自分の体と対話しきって、その反応をコントロールしながら、走り切りました」



「去年の3位は、本当に悔しかったですね。準備期間が少なかったんですよ。でも今回は準備期間とその量をたっぷりととれたので。アップダウンのあるコースでのTTの練習もずいぶんしましたしね」



「ボク、3月に娘が生まれたんですね。それで妻が里帰り出産したんですが、ボクも妻の実家についていったんです。

 そこで娘の出産を見守りつつ、練習のサポートもしてもらって、妻の両親にもお世話になりましたし、妻にも、チームにも。機材もすごい中山さんにワガママ言いましたしね。

 本当に、みんなの協力を積み重ねた勝利だと思っています」


(西薗の奥さんお手製の応援バナーと、それを伊豆大島に持ってきてくれた応援団と)


「帰ったらね、チーム、特に初山(翔)に怒られるんですよ。『右のソックスが、クシュクシュしてた』って。

せっかく優勝したしカッコ良かったのに、ぜんぶ台無しだよ、って。そのクシュクシュの空気抵抗がなかったら、シューズカバーなんかなくたって、あと10秒速く走れたのに、って(笑)」



【リザルト】2016 タイムトライアル全日本選手権

1 西薗良太(ブリヂストン アンカー サイクリング チーム)42:57.29
2 佐野淳哉(マトリックス パワータグ)+0:26
3 増田成幸(宇都宮ブリッツェン)+0:51
6 椿大志(ブリヂストン アンカー サイクリングチーム)+2:04