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16/08/03

【ツール・ド・グアドループ2016】ステージ03、04/トマは総合2位へ

レース名:ツール・ド・グアドループ2016
(Tour Cycliste International de la Guadeloupe)
開催日:7月29日(金)〜8月7日(日)
UCIカテゴリー:2.2
開催地:フランス領(海外県)グアドループ

ブリヂストン アンカー 参加選手:
鈴木龍、椿大志、西薗良太、初山翔、トマ・ルバ、ダミアン・モニエ

All photos: (c) Comité Régional Cycliste de la Guadeloupe - Guadeloupe Cyclisme /Facebook
https://www.facebook.com/crcg971/


【2016年8月1日 ステージ3 】
» Vieux Habitants › Saint Rose (156km)

カリブ海に浮かぶ島、グアドループで行われている10日間の熱いステージレース、今日の第3ステージのマップはこんな具合です。



ーー右)第3ステージのコース図。左)第4ステージのコース図。第3ステージとは少し違います。


毎日、島を目一杯使って、10日間のステージレースを行う、この努力というか熱さというか、これが情熱のツール・ド・グアドループです。



さてトマ・ルバがリーダージャージを奪取した次の日、第3ステージ。トマ・ルバとダミアン・モニエ、そして西薗良太の3名が総合優勝を狙える順位におり、彼らを中心に、逃げに積極的に乗っていくことをおおまかな目標とします。

ところが昨日予想したとおりに、リーダージャージを着るチームへのマークは強く、なかなか逃げに乗れません。レース終盤も近くなり、先頭は20名ほどのグループとなり、初山翔と椿大志がこの先頭内に残ります。



ところがこの先頭グループが、どんどんペースを上げ、後方のメイン集団に7分以上もの差を開けます。後方に優勝候補を残すブリヂストン アンカー チームとしては、これはマズい。

椿は一度後方集団に戻り、ローテーションに加わりながら集団の速度を引き上げてゆき、前方の逃げを集団でなんとか捕まえます。そして集団ゴール。タイム差を付けずジャージをキープする、リーダージャージを着るチームとしては、定番のような戦い方でした。



この追い上げの中心となったブリヂストン アンカー サイクリングチームは、この日、その集団コントロールの巧みさでも讃えられました。

「先頭グループを捕まえるのには脚を使いますし、他チームからの協力は得られにくく。。。ただ明日の第4ステージはハードなので、今日はプラスマイナス0に抑えられ、明日に向け総合優勝を狙う選手たちの脚が残せたのは良かったと思います」(水谷チーム監督)


【リザルト】08/02/2016  Stage 3

1 ANTHONY Jesse Rally Cycling 3:46:47
2 SYLVESTRE Yolan 0:01
3 CHACON Jose 0:01
24 NISHIZONO Ryota/西薗良太 Bridgestone Anchor Cycling Team 0:04
25 SUZUKI Ryu/鈴木龍 Bridgestone Anchor Cycling Team 0:04
90 LEBAS Thomas/トマ・ルバ Bridgestone Anchor Cycling Team 0:04
91 MONIER Damien/ダミアン・モニエ Bridgestone Anchor Cycling Team 0:04
98 HATSUYAMA Sho/初山翔 Bridgestone Anchor Cycling Team 0:04
99 TSUBAKI Hiroshi/椿大志 Bridgestone Anchor Cycling Team 1:59


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【2016年8月2日 第4ステージ】
» Saint Rose › Petit-Bourg (148.4km)


第4ステージは、いわゆるクイーンステージと呼ばれる、厳しいコースの重要なステージ。アップダウンが続き、いくつもの激坂が選手たちを待ちます。

こういったコースでは力があり自信もある選手同士が固まり、小さなグループがそれぞれアタックを掛けるという忙しい展開が予想され、そして実際もその通りになりました。



序盤から集団は崩壊、トップを走り出したのは5,6名のグループでした。それを追うのが、こちらも6人の第2グループ。この第2グループに黄色いリーダージャージを着るトマ、そしてダミアンが入っています。

今日のダミアンの役目は、リーダージャージを着るトマを守ること。ダミアンは、100km近く第2グループの先頭を引き続けることでこの役目を確かに果たし、徐々にバラけ始めて2名にまで減った先頭に1分以内の差まで追い詰めます。

しかしここで、第2グループにいた山岳ジャージを着る選手がパンク。ここで第2グループのすべてのライダーは紳士協定にて、彼の復帰まで待つ、という選択をしました。その結果、先頭の2名には追いつけず、それでもトマは30秒差で4位に。しかしながらタイム差が響き、リーダージャージはその日優勝したライダーのものとなりました。



レースに「もし」はありませんが、もしパンクした選手を待たなかったら、リーダージャージはトマのものだったでしょう。そういった焦る状況の中でも、他の選手を思いやったトマとダミアン。実際に会ってみるとよくわかりますが、人に優しい陽気なフランス人の2人です。

その優しい心で、トマはリーダージャージを失いましたが、奪い返すのも、そんなに難しいことではありません。



代わりに今日のトマは、ピンクのジャージ、ホットスポットジャージを手に入れました。昨日までは西薗が来ていたジャージです。


【リザルト】08/01/2016 - Stage 4

1 PENA Jose Flober UNI SPORT LAMENTINOIS 3:49:30
2 MARQUEZ Rafael Inteja-MMR Dominican Cycling Team 2:02
3 CARENE Boris A.S. BAIE-MAHAULTIENNE 2:32
4 LEBAS Thomas/トマ・ルバ Bridgestone Anchor Cycling Team ,,
14 MONIER Damien/ダミアン・モニエ Bridgestone Anchor Cycling Team 2:41
25 NISHIZONO Ryota/西薗良太 Bridgestone Anchor Cycling Team 13:20
56 HATSUYAMA Sho/初山翔 Bridgestone Anchor Cycling Team 14:16
59 TSUBAKI Hiroshi/椿大志 Bridgestone Anchor Cycling Team 14:20
95 SUZUKI Ryu/鈴木龍 Bridgestone Anchor Cycling Team 32:06

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【ステージ4後、総合順位】General Classification

1 PENA Jose Flober UNI SPORT LAMENTINOIS 14:01:53
2 LEBAS Thomas Bridgestone Anchor Cycling Team 0:37

3 FOURNET-FAYARD Sébastien 1:12
8 MONIER Damien Bridgestone Anchor Cycling Team 2:23
15 NISHIZONO Ryota Bridgestone Anchor Cycling Team 12:00
37 HATSUYAMA Sho Bridgestone Anchor Cycling Team 16:36
60 TSUBAKI Hiroshi Bridgestone Anchor Cycling Team 27:01
63 SUZUKI Ryu Bridgestone Anchor Cycling Team 35:28