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16/12/20

【ルックバックBGT 2016】沢田時 --MTBシリーズ総合優勝、シクロクロス全日本優勝


2016年のブリヂストン アンカー サイクリングチーム、その前半の活躍が、ロードチームの全日本選手権に集約されるなら、後半のチームの活躍は、オフロードチーム沢田時の復活劇と連勝、そしてシクロクロス全日本選手権制覇に集約されるでしょう。

2016年7月、沢田は世界選手権の練習、ジャンプセクションで転倒し骨折します。連覇を狙っていたU23としての全日本選手権に欠場。手術後のリハビリと自身の再構築に挑みます。


その結果が、9月の復帰戦、MTB CJシリーズ白馬大会での優勝でした。その後は連戦連勝、本当に負け知らずの走りと結果で2016CJシリーズチャンピオンを獲得しました。その理由を、「練習量を増やしました。体重も落ち、パワーも上がりました。やることをやった。それに尽きると思います」とだけ語ります。



シクロクロスシーズンに入ってもその勢いはとまらず、2016年最後のメインレース、シクロクロス全日本選手権では、完全に計算しつくされた走りで独走。その駆け引きも含めて2016年チャンピオン、最強のオフロードライダーとしての称号を獲得し、シーズンを締めくくりました。



来季もブリヂストン アンカー サイクリングチームで走る沢田が、2016年を振りかえります。


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●2016シーズンの自分を振り返って


春先から調子は悪くなく、自分の力が伸びてきている実感はありました。

しかし5月から始まった国内戦では3連敗して思うような結果を残せず、
U23クラス最終年として意気込んでいた7月の世界選手権ではコース試走中に転倒して鎖骨と肘を骨折。

4連覇のかかっていた全日本選手権も欠場することになってしまいました。


このままでは何も残せずにシーズンが終わってしまうという焦りをモチベーションに変えてトレーニングに励み、9月の白馬での復帰戦で復活優勝。11月の最終戦まで連勝を続けてシリーズチャンピオンになることができました。

シクロクロスシーズンに入ってからも調子を落とさずに勝利を重ねることができ、念願であった全日本チャンピオンをエリート1年目で獲得。本当に激動のシーズンでした。



●2016シーズンのメインマシンを振り返って

XR9に乗り始めて3シーズン目なので手足のように馴染んでいるバイクでしたが、今年からフレームをワンサイズ大きいものに変更したことで、よりパワフルに走れるようになったと感じています。


●2016シーズン、最も心に残った出来事

骨折からの復帰戦であった9月の白馬大会から先日の全日本シクロクロスまでに11勝もすることができました。
この3ヶ月間はこれまでの競技人生で最も集中していて、楽しい時間でした。

強くなってレースに戻ってくるという小林監督との約束を果たすことができて本当に嬉しいですし、怪我をした時に僕を支えてくれた方々と一緒に勝利を喜び合えることが今は何よりも幸せです。



「9月の白馬での復活勝利。これまでの競技人生で最も嬉しい勝利です」(沢田)


●今シーズンのチームを振り返って

どんな時でも笑いが絶えず、ストレスなく前向きな気持ちでいることができるチームです。
僕がいつも心の底からレースを楽しむことができるのは、このチームの雰囲気のおかげだと思っています。
今シーズンの全レースをいつも万全のサポートで支えて頂いたことに感謝しています。



「全日本シクロクロスのスタート直前。プレッシャーがかかる大事なレースであっても、小林監督のおかげで心の底からレースを楽しもうと思うことができます」(沢田)


●2017年のチームに向けアドバイス

僕の来年の目標はMTBで日本一になることです。(来シーズンからMTBでもエリートクラスとなります)
シクロクロスとMTBでの二冠を達成し、これから世界で戦うための足がかかりとしたいです。

チームからのサポートは既に十分に頂いているので、あとは僕が練習と経験を積んで強くなるだけだと思っています。来シーズンも宜しくお願い致します。



「子供の頃からの目標をひとつ叶えることができました」(沢田)


沢田時