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17/03/27

【初山翔に聞きました】クロアチア連戦を振り返って

ブリヂストン アンカー サイクリングチーム、2017年シーズン初頭のクロアチア遠征を終え、日本での初レースとなるツールド栃木へそなえています。

2016年の全日本チャンプである初山翔、シーズン初頭のクロアチア連戦では大きくは動かず、じっくりとした走りでした。初山にその内訳を聞きました。


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photo: LAWRENCE LOLLO COZZUTTO


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ーークロアチア3連戦では、大きな動きがあまり見られなかったが。

クロアチアでの連戦は、基本的に大人数でのスプリントになることが多かったので、それが得意で、いま好調な鈴木龍に勝負を任せ、後方支援的なことに徹しました。ボク自身も絶好調ではなかったのですが、これは予定通りという感じではあります。


ーー予定通りとは?

オフシーズンからの冬は、いままでとは違うアプローチをしています。これまでのような自転車だけでのトレーニングでコンディションを上げるだけでなく、基礎的な部分のトレーニングを始めました。

体つきも若干も変わってきましたね。結果、自転車に乗る時間が少し削られました。コンディションの仕上がりが遅れるかも、という覚悟の上だったのですが、思っていたほど悪くもなく、かといって期待以上だったわけでもなく。

今年の年間のスケジュールを考え、大きなピークをツアー・オブ・ジャパンにまずは持っていきたいと思っています。このアプローチが良い方に転ぶか、悪い方に転ぶかはわからないですが、これまで通りに過ごしても、さらなる成長はないと思って。


ーーチームの平均年齢が下がったことも関係している?

若い選手とは言っても、きちんと経験を積んできている選手が多く、いまさらボクがどうこうと言うこともないですし。でも、若手チームメイトは、みんな『スレてない』ですよね。


ーースレてない?

遠征での選手同士の共同生活の話です。ボクはかれこれ10年近く、遠征や合宿を通して多くの選手と共同生活をしてきました。そういうのに慣れてきているので、1人の時間を多く作るようにして、あまり必要のないところで他の選手と関わらないように、ボクはなっちゃいました。

でも、今回みんなと過ごしてみて、「みんなでいる時間を楽しいものにしようぜ」っていう気持ちがガンガン伝わってくる新鮮な生活を楽しんでいましたね。メンバー全員が適材適所な感じで、それぞれ盛り上げてくれるんですね。

ボクはそういうことをしなくなってきて……、歪んじゃってるんだろうな。失ってしまったものが多いのかなと。


ーーそしてツール・ド・とちぎが目前に。

もう時期も時期なんで、コンディションが遅れてるとか言ってる場合でもないですし。ただ初めて走るレースなので、コースも把握できていませんが、きちんと存在感を出せるレースができたらと思っています。調子も登り基調ですからね。


ーーそういえば、最近の『椎名林檎さん活動』は?

最近、林檎さん、おとなしくされていらっしゃいますよね。先の紅白は、もちろん拝見しましたが。

昨年のリオでのオリンピック引き継ぎ式の演出を行われたり(こちらの記事を参照)、アーティストに楽曲を提供されたりしてますけど、表舞台にはなかなか立たれないので、お忙しくされているでしょうね。ライブも1年以上されていないですし。

ただ、最近僕の地元に来られたという話を聞いて。ほんとに最寄り駅だったって聞いたんですけど、すれちがっちゃったんですよね、タイミング的に。残念でした。