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17/05/24

【ツアー オブ ジャパン2017】03:いなべ/モニエが劇的な独走で勝負を挑む


(ダミアン・モニエ)


レース名:NTN presents 20th Tour of Japan ツアー オブ ジャパン
UCIカテゴリー:2.1
開催日:2017年5月21日(日)〜28日(日)
第3 ステージ 三重県いなべ市 5月23日(火)
距離:130.7km

Photos: Hideaki TAKAGI

ツアー オブ ジャパン2017 第3いなべステージでは、ダミアン・モニエがレース全般を通した大逃げを見せ、初山翔とともに山岳賞を獲得しました。昨日に引き続き、好調です。



大会3日目となる今日は、総合成績に大きく影響するとされる登りのきつい『いなべステージ』です。三重県いなべ市の15.2kmコースを8周、127kmのレースとなりました。観客は、公式発表では22,000人。

パレードランのスタート地点は、三岐鉄道北勢線・終着駅の阿下喜(あげき)駅。「同線は762mm軌間のナローゲージとして全国的に有名」とのことです。

チームとしては『初山翔が今日、もう一度山岳ポイントを稼ぐのをサポートする』作戦で動きます。これで初山は明日のステージで休み、明後日に繋ぐという目論見です。



(石橋学)


スタート後、最初の2、3周は全体の速度も速く、集団としても分裂しがちな程の展開に鳴っていましたが、中盤に差し掛かる前に1人の選手がアタックを決め、抜け出します。

そこに乗ったのがダミアン・モニエです。合計3人の逃げとなり、最大4分まで集団との差は開きます。モニエはレースを通じてそのまま、先頭グループにい続けました。



(ダミアン・モニエ)


一時は単独1位を許し2位グループになることもありましたが、そのダミアンの走りに昨年の個人総合優勝者のオスカル・プジョル選手(チーム右京)が反応、リーダージャージを着るマルコ・カノラ選手(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)が合流。



そこからモニエ、最終周回の上りでこの3人の逃げグループからさらに独走での逃げを決め、ステージ優勝を狙います。残念ながらこれは集団に捕まってしまい、集団ゴールスプリントとなり、カノラ選手が再び優勝しました。

「それまではバーレーンが引いていたんですが。それでいて全体はNIPPOがコントロールしていて。NIPPOはコントロールしきって勝つという、さすがだなと」(水谷監督)。



しかし今日のモニエの走りは、人々の心を震わせたと聞きました。さらに、2回あった山岳賞のうち、1回は初山が、そして2回目はモニエが勝ち取りました。昨日も今日も逃げに乗りレースを展開し、初山が山岳賞ジャージをキープ。まずはチームの作戦通りに進んだステージとなりました。

「チームとしてはステージ優勝を狙うとともに昨日獲得したこのジャージをキープする方針で臨んだ。1回目の山岳ポイントをチームメイトが手伝ってくれ1位通過できたことで山岳ジャージをキープすることができた。いま、チームはうまく機能しています」(初山翔)



(ダミアン・モニエ)



【リザルト】Stage 03 Inabe 第3ステージいなべ 127km
1 マルコ・カノラ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)3:11:54
2 ルーカス・セバスチャン・アエド(ユナイテッドヘルスケア・プロフェッショナル・サイクリング・チーム)+0:00
3 ジョン・アベラストゥリ・イサガ(チーム右京)+0:00
15 西薗良太(ブリヂストン アンカー サイクリングチーム)+0:02
25 鈴木龍(ブリヂストン アンカー サイクリングチーム)+0:08
37 初山翔(ブリヂストン アンカー サイクリングチーム)+0:08
41 ダミアン・モニエ(ブリヂストン アンカー サイクリングチーム)+0:22
55 大久保陣(ブリヂストン アンカー サイクリングチーム)+1:01
56 石橋学(ブリヂストン アンカー サイクリングチーム)+1:04


個人総合山岳順位 第3ステージ終了時点
1位 初山翔(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)15点



(初山翔)