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17/05/26

【ツアー オブ ジャパン2017】05:南信州/初山が総合山岳賞確定、西薗4位に

5月25日(木)、長野県飯田市での第5南信州ステージ。序盤から初山翔が8人の逃げに乗り、山岳ポイントを加点し個人総合山岳賞をほぼ手中に収めました。そして西薗良太が日本人選手最高位のゴールスプリント4位を獲得しました。

photos: Hideaki.TAKAGI



レース名:NTN presents 20th Tour of Japan ツアー オブ ジャパン
UCIカテゴリー:2.1
開催日:2017年5月21日(日)〜28日(日)
第5 ステージ 長野県飯田市 5月25日(木)
距離:パレード+123.6km



TOJの南信州ステージ、「飯田ステージ」とも言われるここは、東京、伊豆と並び歴史あるステージです。飯田駅前をパレードスタートし、天竜川を渡り、山間部の1周12.2kmの周回コースを10周します。1級山岳が設定される登りが厳しいコースです。山岳賞ポイントも他よりも2点多い7点に設定されています。観客数は3万3000人との発表です。

パレード走行が終わり、山岳のリアルコースに入ってすぐに、8名で作られた逃げに、初山は乗ります。今日も初山の山岳賞をサポートするというチームの意思を、自ら作りに動きます。



ただ、この8名の逃げグループには強力な選手が多くいます。連日の逃げをくりかえし山岳賞を取り続ける初山は、「個人総合山岳賞を確実にするには今日も逃げるしかなかった」と、2度の山岳賞を今日も獲得します。


「総合山岳賞の2,3位といっても、誰にも評価してもらえませんので、総合山岳賞1位になってジャージを着ているものだけの栄誉だと思っています。

京都から毎日動いて、昨日も100km近く逃げ、かなり体も厳しかったんですが、逃げに乗れました。逃げのメンバーがとても良く、かなり強力な逃げで苦しかったんですが、それでも2つめのGPM(山岳賞ポイント)で逃げ切れ、ポイントを重ねられたことを嬉しく思います」(初山翔)

初山はこれで山岳ポイント7点x2回を加えて39点とし、最終の東京ステージを完走さえすれば個人総合山岳賞を獲得できることとなりました。なお、日本人選手が最終ステージの東京まで山岳賞ジャージを着る、というのは、ツアー・オブ・ジャパン史でも20年ぶりとなるそうです。


そして初山らを含む逃げを吸収した集団は、さらに振るい落としをかけ22名の中グループとなり、そのままゴールスプリント、西薗良太が4位に入りました。

「ラストにゆさぶりがあって集団が20人ぐらいになりました。とりあえずこの集団でゴールすれば御の字だなと思い、それにこの飯田のコースは早駆け(早い段階からのアタック)すると、下の直線も長くて失敗するので、じっくり待って。とにかく粘りながら最後にもがいてたら、4位が転がってきたという。狙って取ったとは口が裂けても言えない(笑)」(西薗良太)


(西薗良太)


「一日目の京都ステージでは逃げに乗る予定はなかったんですけど、逃げに乗ったら山岳賞を取れた、それはそんなに難しいことではなかった。ただその次から、絶対に(逃げに)乗らないといけなくなる。

100人近くの選手がいて、逃げに乗りたい選手は一定数以上いるわけで、そこから実際に乗る選手ってのは数人だったりするわけです。分数の掛け算のようなものを毎日続けて、コンスタントに逃げに乗っていくのは、やっぱり、大変ですね」(初山翔)

明日は、ヒルクライムのみのステージ、富士山ステージです。




「雨は、嫌い」(ダミアン・モニエ)


【リザルト】
第5ステージ南信州 123.6km

1 マルコ・カノラ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)3時間10分05秒
2 ネイサン・アール(チーム右京)+0:00
3 イヴァン・ガルシア・コルティナ(バーレーン・メリダ)+0:00
4 西薗良太(ブリヂストン アンカー サイクリングチーム)+0:00
25 鈴木龍(ブリヂストン アンカー サイクリングチーム)+1:31
38 大久保陣(ブリヂストン アンカー サイクリングチーム)+6:10
64 ダミアン・モニエ(ブリヂストン アンカー サイクリングチーム)+18:28
65 石橋学(ブリヂストン アンカー サイクリングチーム)+18:28
67 初山翔(ブリヂストン アンカー サイクリングチーム)+18:28

個人総合山岳順位 第5ステージ終了時点
1位 初山翔(ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)39点