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17/07/18

【MTB CJ05たざわ湖】平野、沢田が2・3位、全日本に向け好感触

レース名:クップ・ドゥ・ジャポンCoupe du Japon MTBたざわ湖XC 
開催日:2017年7月17日(月・祝)
開催地:秋田県田沢湖スキー場 秋田県立田沢湖スポーツセンター
ブリヂストン アンカー サイクリングチーム参加選手:沢田時、平野星矢

PHOTO: Satoshi ODA


全日本選手権を来週に控えて行われたクップ・ドゥ・ジャポン田沢湖シリーズに、ブリヂストン アンカー MTBチームの平野星矢、沢田時が出場。沢田が先頭を引くもパンク、平野が引き上げるも2,3位に終わりました。優勝こそ逃しましたが、前向きな内容でした。

MTBシリーズの前期戦、最後のクップ・ドゥ・ジャポン シリーズとなる田沢湖シリーズ。この秋田県田沢湖周辺の会場は、10年ほど前までよくレース会場として使われてた、古いMTBファンには馴染み深い場所。ここを沢田時は今回初めて訪れます。ここを懐かしく思う、小林輝紀MTB監督のレポートです。

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(沢田時)

9年ぶりの地。CJ1田沢湖が終了。結果、5周回で争われたレースは、アンカー平野選手が2位、沢田選手3位。優勝はスペシャライズド平林選手。

前日、警報が出るほどの豪雨で試走が中止になるという稀で厳しい状況の中、大会関係者の尽力で全カテゴリが開催された。(感謝)



(平野星矢)

泥と若路面と岩盤石の多いコースは、パンクを激発させ、纏わりつく泥で機材と選手へ大きくプレッシャーを掛ける。

最速ラップはアンカーの2人が叩き出した。沢田選手はスタートで出遅れたものの、1周目から平林安里選手(Specialized Racing Japan)とランデブーとなり、2周目に登坂で仕掛け、わずか2㎞の間に平林選手を30秒置いていく圧倒的な強さでレースを支配。今シーズンの中でも最高に調子が良いのは誰が見ても明らかな、パワフルな走りだった。



しかし誰もが沢田選手の圧勝を予想し始めた3周目、カオスな路面の岩にリアホイールをヒットさせてしまう。リムが4か所変形、タイヤサイドを裂くほどのパンクだ。タイヤが外れないようテクニカルフィードに戻るまでに先頭を譲ってしまう。ホイール交換。ここで平林選手とチームメイト平野選手がフィードを通過していく。

沢田選手は復帰後プッシュを繰り返し、平野選手も的確に状況判断して沢田選手を拾ってチームパックを形成。先頭を二人で追う恰好となる。

平野選手は沢田選手をアシストし、先頭まで押し上げようと引き続けるが、ここで沢田選手が平野選手の強烈な登坂スピードについていけない。(このとき、平野選手はエリート最速ラップを叩き出していた)アンカーとして追走は平野選手一人に託すことになった。



一方、平野選手は集中していた。真っすぐに、最後までプッシュし続けた。トラクションの曖昧な路面コンディションは彼の苦手な場面だが、もしかしたら先頭を捕まえることができるのではないかと観客が話し始めるほどアグレッシブなパワーダンシング。だが先頭を捕まえるのには短かった。

全日本選手権を6日後に控えての大切な時間。アンカーにとって2-3位の表彰台2席は求める成績ではない。しかし、あの日はこの日のために必要だったのだと、全日本選手権の表彰台で鑑みよう。悔しい今日を忘れなくていい。この悔しさをフィニッシュまでを結ぶ最強の集中力に換えるんだ。


アンカー平野星矢、アンカー沢田時。この二人が日本一をとる7月23日(日)を応援してほしい。(小林監督)


【リザルト】
1 平林安里(SPECIALIZED RACING JAPAN) 1:18:09
2 平野星矢(ブリヂストン アンカー サイクリングチーム) +1:05
3 沢田時(ブリヂストン アンカー サイクリングチーム)+2:52


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