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17/08/16

【MTB USA PRO XCT】ウィンダム:沢田16位、平野21位に

ブリヂストン アンカー MTBチームは、その北米遠征の第2戦をアメリカで走りました。ニューヨーク州ウィンダムにて行われた、UCIハイクラスのポイントを獲得できるレースです。ここで沢田時は16位、平野星矢は27位という成績となりました。

小林MTB監督のレポートです。


レース名:WINDHAM PRO GRT / XCT EVENT
UCIカテゴリー;UCI High-Class
開催地:アメリカ・ニューヨーク州ウィンダム
開催日:2017年8月13日(土)
コース長:28.8km=スタートループ3㎞+4.3㎞×6周
ブリヂストン アンカー サイクリングチーム 出場選手:
 沢田時、平野星矢


ワールドカップ・カナダから800キロを移動。ブリヂストン アンカー サイクリングチームの沢田時、平野星矢の二選手は、アメリカに陸路で入国し、ニューヨーク州ウィンダムで行われたUS/PRO-XCTに参戦した。


このレースはUCIのハイクラスレース、各選手権に次ぐポイントを獲得できる。アメリカ本国はもちろん、オーストラリア、カナダ、コスタリカ、コロンビアなどからワールドカッパーや、準ワークスライダーが集う。

日本国内ではUCIポイントを獲得できるレースがないため、ワールドカップ同様、このレースでも出来る限り高いポイントを獲得することが目標になる。ゼッケンは沢田選手が10番、平野選手が11番と配列的に有利な位置を確保できた。

ウィンダムはワールドカップが行われたこともある、古典的なコースレイアウトの会場。スキー場を縦に使った登坂と下りの長いタフなコース。適度なロックセクションもあり、スピードが高まるとテクニックを要するハードなアレンジだ。スタートループ+5周回。


アメリカ入りから連日快晴が続いたが、レース前日に大雨。レース当日は曇りの薄日となり、路面は滑りやすくあるものの、過度に滑ることもない状態。心配なのは鋭利な岩によるにパンクと見えづらい段差からのトラブル。選手とはあらゆるリスクについて情報交換しながら、試走とバイクセッティングを行った。

スタートループは各選手の顔見せのような形となり、その後に本コースに流れていく。アンカーの2選手は集団の中ほどから始まり、沢田選手は12番手前後への位置取りに成功した。平野選手はその背中が見える位置で1周回目へ。

2周目、沢田選手は15位前後で数名とまとまり戻ってきた。パワーがしっかり出ており、今季の中でも良い走りを見せている。しかし平野選手は20位前後のパックから遅れ始めてしまう。



3周目、トップライダーが動く。4名の選手が最速タイムを出し、コースを引き切り裂くかのような走りを見せる。これがレース全体をペースアップし、あちこちで中切れ(速度に付いていけず後退すること)が発生。沢田選手もパックからバラけていく。平野選手は遅れを取り戻せず、我慢を要する展開だ。

4周目、トップを走る選手がアタック。別次元のスピードで5位以下の選手を引きちぎる。沢田選手は1人ずつ前の選手を抜いていく。平野選手には忍耐が続く。

5周目、表彰台を狙う3選手はさらに周回タイムを上げフィニッシュに向かう。パンクやメカトラブルに見舞われる選手も増えてきた。優勝は後半のレースを完全に支配した先頭選手。ポジティブな走りを続けた沢田選手が16位で10ポイント獲得。自身の力を出し切った展開を見せた。ワールドカップに続き2戦連続でポイント獲得。平野選手は先週の怪我を引きずり、彼本来のパフォーマンスを見せられなかったが、27位で完走。



これで2週間にわたる北米遠征を終えた。貴重なUCIポイントを獲得するというチームの目標を果たした反面、ワールドライダーとの力と技量の差が具体的な尺度で明白となった。遠征でしか得られないデータをもとに、残された国内戦と海外UCIレースへの挑戦で、それらを一つ一つ克服していく。

日本からのたくさんの応援を、ありがとうございました。(小林輝紀MTBチーム監督)


【リザルト】
2017/8/12 Windham Pro GRT/XCT + UCI Junior Series XCO

1 MCCONNELL Daniel (AUS) 1:24:49
2 BOTERO VILLEGAS Jhonnatan (COL) 1:25:08
3 GAGNE Raphael (CAN) 1:25:12
16 SAWADA Toki/沢田時 Bridgestone Anchor Cycling Team 1:34:54
27 HIRANO Seiya/平野星矢 Bridgestone Anchor Cycling Team 1:44:26