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17/11/21

【オムニアム全日本選手権】近谷が後半種目で追い上げ2位に

レース名:2017全日本自転車競技選手権大会オムニアム
開催日:2017年11月18〜19日
開催地:伊豆ベロドローム
ブリヂストン アンカー サイクリングチーム 参加選手:一丸尚伍、近谷涼


(近谷涼 photo: M.Arita)


トラック競技、オムニアムの2017年全日本選手権が11月19日に開催され、ブリヂストン アンカー サイクリングチームの近谷涼が2位を獲得しました。

オムニアムは、数種のトラック種目を組み合わせて競う五輪種目です。昨年にルールが大幅に変更され、現在は4種目で構成されています。スクラッチ、テンポレース、エリミネーション、そしてポイントレース。最初から3種目は、種目の順位ごとにポイントが与えられ、それらの合計に、最終種目ポイントレースでの獲得ポイントを加え総合順位を決定します。


(photo: M.Arita)

前日に行われた予選のポイントレースでは、一丸尚伍が「何年かの一度の、稀に見る不調」で敗退します。集団から遅れがちの走りで、動きは重そうです。



(一丸尚伍)


「直前までの合宿では、これまで以上に仕上がりが良く、むしろ期待していたのですが。。。」と一丸は語ります。決勝に進めなかった一丸は、予選を落ちた選手によるクラスB戦を途中棄権しました。決勝は近谷1名が走ります。


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1)スクラッチ(40周・10km)

トラックバイクで行うロードレースとも言われるスクラッチでは、最終的な位置取りで振るわず14位でした。

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2)テンポレース(40周・10km)

テンポレースでは中盤以降に3名の選手で逃げを決め、その中でチャンスをつかんでポイントを3回獲得。結果3位と追い上げていきます。

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3)エリミネーション

周回ごとに最終尾の選手が除外(エリミネート)されるエリミネーション。「なんというか、『この時にここにいると次エリミネートされる』場所っていうのがあるんです。その場所に入らないことを心がけて」(近谷)、ラスト4名に残った近谷。そこから一気にスピードを上げ独走での逃げを決め、残り3人を後方に追いやります。



近谷の速度は目覚ましく、後方3名の選手は混乱しその後2周で2名が除外。2番手だった橋本英也選手(日本競輪学校)が追い上げて近谷を抜き去り優勝、近谷は2位となりました。

「ラスト4人になった時に、脚がいっぱいだったんですよ。そういう時は、とにかく一人を落として終われ、と言われているので、それを考えて走っていったらこういう結果に。攻めの気持ちが結果につながった例だと思います」

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4)ポイントレース(100周・25km)


エリミネーションの2位で、総合3位に上がった近谷。現在1位の橋本選手には28ポイント差と、大きなポイント差に見えますが、周回遅れを取れれば一気に20ポイントを獲得できます。

それを気にかけていた近谷は、レース中盤に3名の選手とアタック、その奇襲を成功させ、トップ4の中では唯一20ポイントを獲得。途中もいくつかポイントを稼ぎ、結果、総合2位となりました。

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「今年6月にも、新ルールでのオムニアムに初めて参加して2位、それに続いての2位でした。続けて表彰台を続けて乗れたというのが収穫でした。勝ちではないのですが、自信になります。

実は、1種目目は気持ちが入っていなくて、そこで遅れたのが今回の反省です。今回も最終の点差は小さかったので、ひとつひとつ気持ち入れて、気を抜かずにやっていかないといけないと思いました。

これまで練習もしっかり積んできましたし、それがうまく結びつかなかったのがありましたが、今回の結果で、やってきたことは間違いではないのを確信しました」(近谷)


【リザルト】2017全日本選手権大会 オムニアム

1 橋本英也(日本競輪学校)129pts
2 近谷涼(ブリヂストン アンカー サイクリングチーム)114pts
3 小林泰正(日本競輪学校)104pts
DNF 一丸尚伍