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18/04/20

【MTB US Cup】#2 – Bonelli Park XCO 平野44位に

大会名: US Cup XCO #2 – Bonelli Park
開催日:   2018年4月14日
開催地:  アメリカ・カリフォルニア州 Sam Dimas・Bonelli Park
カテゴリー: UCI Hors-Class


チーム ブリヂストン サイクリング 出場選手:沢田時(左)、平野星矢(右)


アメリカ連戦2戦目、本格シーズンインとなるUSカップの第2戦目、カリフォルニアでのレースを、チーム ブリヂストン サイクリングのMTB選手2名が走りました。その結果、平野星矢は結果44位、沢田時は序盤に落車し、ヒザに怪我を負ってリタイアとなりました。UCIでのMTB最高クラス、オークラスを走る目標としていたUCIポイントの獲得は、アメリカではなりませんでした。

小林監督のレポートを掲載します。沢田のレポートは本人のブログページに記載されています。ご参照下さい。

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4月14日(土)は先週末に続く2戦目のUS-CUPに出場、SanDimasにあるボネリパークで行われたUSカップシリーズの第4戦、UCI-HCレース。結果、平野選手が44位、沢田選手がDNFとなり、目標のUCIポイントは獲得できなかった。


先週のFontanaに比べ、より多くのワールドカップライダーがサンディマスの街に集まってきた。次週にシーオッタークラシックを控えるためか、エース級ライダーが参加。スタートループ+7周回のハイスピードなレースが展開された。



14:45、気温27度に達しようとするクリアドライの中、83名のエリートがスタート。スタートループでのポジション争いはとても激しい。コース枠いっぱいを使って強烈なダンシングが重なる。チームブリヂストンの2選手は大集団の前方でループをこなし、本コースに入っていった。平野選手は10番手前後の好位置でのスタートに成功、沢田選手も20番手前後の良い位置取りだ。



このコースは湖を望む広大な公園を利用しており、シングルトレイルとジープロードの短いアップダウンを繰り返す、スピード感のある展開。一方で、コース上でトラブルを起こせば、表彰台どころか完走すら危うくなる。抜きどころも少ないため小さなチャンスを確実に拾うことが重要だ。

チームとしては、スピードと順位を多少犠牲にしても、フィードから最も遠く難しいロックセクションはセイフティーライドとし、その他の細かいポイントをしっかりと刻む作戦とした。2日間をかけ、ウォーキングでも入念なチェックを行い、サスペンションセッティングもコースに最適化させた。


1周目、沢田選手が25番手前後のパックで帰ってきた。調子は上向きで、ワールドライダーに囲まれた良い位置で彼本来のパワフルな走りが見えている。平野選手は30番手前後に後退。想定以上の暑さに対処できていないのか、敢えて力を抑制しているような静かな走りで帰ってきた。

2周目、沢田選手はUCIポイントを強く意識する集団の中で更にジャンプアップを狙う。斜度のある登坂でアタック。しかしまわりの選手もアタックは許さない。互いに攻め合いながらロックセクションへと向かう。そしてここでアクシデント、沢田選手は何度も確認したロックセクションでまさかの転倒。左膝に大きな裂傷を負ってしまう。フィードまで自走したものの、そこでレースを降りることになってしまった。調子が良かっただけに残念だが、これもレース。直ぐに救急隊に彼を預けることとした。



平野選手は35番手前後で通過。この順位あたりはパックが崩壊しバラけている。83名の選手は1㎞以上の走路に点在し、そのトップ5はさらに速い周回ラップをたたき出す。その後ろからセカンドバックが彼らの背中を追う、遠くなるその差は縮まらない。

3周目、平野選手は40番手前後。明らかに高温に対処できていないようだ。ただフィード通過時にしっかり会話できるほど、息遣いは乱れていない。とはいえオーバーヒートを避けるため自制しながらの走りになっている。トップ集団はペースをやや抑えて中だるみを作りながら、レースをコントロールする。

4周目、高温対策ができていない選手は自らレースを降りていく。機材トラブルも出始め、コース上の選手が減っていく中、トップ5は崩壊しトップ2となる。周回ラップは再び上がり、セカンドパックを引き離していく。平野選手は順位をキープするが、ライバル選手と一緒に前を追う展開にならず単独走になってしまう。

5周目、トップ集団がけん制し合いながらフィードを通過。アタックポイントを探っている。平野選手は25位以内のUCIポイント圏内の選手が見えない位置でガマンの走りを強いられていたが、ここで6周回に入ることを許されなかった。


今回のアメリカ遠征では日本に結果を持ち帰ることが出来なかった。沢田選手がケガを負い、UCIポイントを獲得できなかったことは非常に残念であるが、これもレースだ。ただ、日本では絶対に経験できない超高強度のレースを2戦経験して得たものは大きい。アメリカのガチガチのハードバーンでの走りも、緩急の激しいアタックも、ポジションどりも、踏みながら休むということも。。

そして、今回は多くのスポンサー、サプライヤーの支援に加え、カリフォルニアに縁のある日本人の方々にも手厚いサポートをしていただいた。チームを支えて頂いた全ての方々に感謝し、前を向いて進む決意を新たにしたい。応援ありがとうございました。


【リザルト】 Bonelli Park US Cup Pro XCT

1 CHRISTOPHER BLEVINS SPECIALIZED RACING 01:26:24.309
2 NICOLA ROHRBACH GOLDWURST-POWER/FELT 01:26:32.854
3 ANDREW L’ESPERANCE FORWARD RACING-NORCO 01:27:11.056
44 SEIYA HIRANO/平野星矢 TEAM BRIDGESTONE Cycling -1 lap