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18/05/15

【ITU世界トライアスロンシリーズ横浜大会】上田選手、ランで追い上げるも30位に

レース名:2018 ITU世界トライアスロンシリーズ 横浜大会
開催日:2018年5月12日(土)
開催地:神奈川県横浜市 横浜赤レンガパーク
レース距離:スタンダードディスタンス 51.5km
(スイム1.5km=0.75km x 2周、バイク40km=4.45km x 9周、ラン10km=2.5km x 4周)

photo: Hiroyuki NAKAGAWA, Junya KAZAMA YAMAUCHI



5月12日、ITU世界トライアスロンシリーズ(WTS=World Triathlon Series)の横浜大会が、横浜市の赤レンガパークで今年も開催されました。チームブリヂストンのアンバサダーである上田藍選手が出場しました。

WTSは、オリンピックを目指す各国の代表選手が世界を転戦しながらポイントを獲得、年間のチャンピオンを決定するシリーズ 戦です。横浜大会は、WTSの開催初年度に、横浜港開港150周年を記念して会場として名乗りを上げ、以来10回目の開催を迎える、WTSの中でも歴史ある会場として知られています。




横浜・中華街そばに設営されるトライアスロン用特設コース。横浜港を泳ぎ、赤レンガパークをバイクで走り、山下公園をランで走るという、まさに横浜の中心部がトライアスロン一色になる一日です。

一昨年、去年と2年間雨が続いていましたが、今年は朝から晴れ、気温も上がっています。水温は18度、ウエットスーツは着用ですが、夏を思わせるような外気です。

上田選手が得意とするレーススタイルは、スイムを得意とする選手たちとの差を最小限に抑え、バイクで追い上げて、最も得意とするランで順位を決めてくる、と言うもの。上田選手はここ、横浜大会とは相性がよく、言葉通りに声援を力に変えて表彰台をいくたびも獲得しています。



今日の上田選手は、先頭から1分ほど遅れてスイムから上がってきました。そしてスムーズなトランジション、その時間を最低限に抑えてバイクで走り出します。その差1分というのは、上田選手と彼女の駆る《RS9》には射程距離です。

しかし、上田選手が位置した第3バイク集団、このペースがあまり上がりません。先頭集団は少しずつペースを上げ、上田選手もそれを追うべく積極的に集団の先頭に出て引き、ペースを上げようとするのですが、上がりません。

「結局、4人で先頭を回す感じでした」と上田選手は後に語っていますが、先頭とのタイム差を縮められないまま、ランパートに入ります。



コースを4周するラン、上田選手のペースは、集を重ねるごとに上がっていきます。「バイクで前を引くのに脚を使ってしまい、そのために得意のランの1,2周めのペースが上がりにくかったんです」

特にランの後半では、上田選手は独走で前との差を少しずつ詰めていきます。しかしその最後の踏ん張りも叶わず、30位という不本意な結果でゴールすることとなりました。ランだけのタイムで見ればトップ10内でした。



「この結果は本当に悔しく、早く最前線で戦えるよう仕上げ直したいと思っています。ただランでの3、4周目に、クッと上げられたペース、このいい感覚はレースの中でしか得られないので、それを知った上で、練習でその負荷をしっかりかけ、この感覚を何度も再現するというのが、次のレースに向けての準備になってきます。



この後は長野で高地トレーニングを行います。ここで今日のような負荷をかけて練習し、次は確かな結果を残したいと思います」

上田選手の次のレースは、6月第2周めとなるイギリス・リーズでのWTS。ここで表彰台の常連に立ち戻るため、上田選手には必要となる要素が見えているようです。



【リザルト】2018 ITU世界トライアスロンシリーズ 横浜大会 2018/5/12

1 フローラ・ダフィ(バミューダ諸島)1:53:26
2 ケイティー・ザフィアエス(アメリカ)+0:33
3 ノン・スタンフォード(イギリス)+1:16
30 上田藍(ペリエ・グリーンタワー・ブリヂストン・稲毛インター)+6:36