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18/05/22

【2018ツアーオブジャパン】02京都/窪木、石橋が最終局面の位置取りをミス、30位台に

レース名:ツアー・オブ・ジャパン 第2ステージ 京都
開催日:2018年5月21日
開催地:京都府京田辺市 けいはんなプラザ周回コース
コース長:パレード3.4km+<4.2km+16.8km x 6周 =105.0km>

photo: Satoru KATO



ツアー・オブ・ジャパン(TOJ)、第2ステージとなる京都。京田辺市を舞台に選手たちは戦います。今日のステージは、チーム ブリヂストン サイクリングにとっては、残念な一日となりました。窪木一茂が37位、石橋学が38位。最終周回の下りで、窪木と石橋の目の前で起こった転倒、いわゆる落車がその大きな要因でした。

今日のレースは、逃げ切りを目指す選手たちと、それを後方から不気味な静けさで見つめ続けた集団との戦い、といった様相となりました。
最高気温は27℃の夏日。コースは急な上りと、斜度があるつづら折れの下りを適度に織り交ぜたテクニカルなもの。一周目から4名の選手が逃げ出し、一時は7分半までその差を広げるものの、後方で集団はゆっくりとしたペースでそれを泳がせている印象です。

厳しい高低差の中、先行する選手たちに疲れが見えてきました。選手が一人脱落、そこに後方から2名の選手が上がり5名に。先頭グループはなんとしても逃げ切りたい、という気持ちで最終周回を迎えましたが、本来の速度を出した集団が最後の登りで先頭を吸収します。



(左:窪木、右:石橋)


ゴールに向けた速度の上がっている集団は、もはや長い棒状になっていきます。その下りで落車が発生。その混乱で集団は、先頭とそれ以外、といったグループ分けがなされてしまいました。ブリヂストンのチーム員は落車自体に巻き込まれることはありませんでしたが、集団の前方にいたグループはそれをチャンスと加速。そのままゴールへ向けて走り、ゴール前1kmで飛び出した雨澤毅明選手(宇都宮ブリッツェン)が、そのまま抜け出して独走にて優勝にゴールラインを越えました。

石橋学、窪木一茂は、最後の勝負に備えていたところを、この落車に遮られた、という印象です。

「今日は無理せず走る、という感じだったので、脚はけっこう残していましたし。最終周回の登りで集団の中での位置を上げたんですが、下りにはいったところで前で落車があって。状況を端的に見て、自分の位置取りが悪かったということなんですが、余裕があっただけに、煮え切らない感じです」(石橋)

「最後の勝負に、最後まで備えていたんですが、ぼくの目の前で落車がありました。前でポジション取りをしていなかったのが、今日のこの結果に繋がったんだと思います。脚自体は悪くないので、明日は前に位置して、攻めます」(窪木)


(左:堀、右:原田)


少し遅れてゴールしたチームブリヂストン員それぞれにも、走りの話がありました。

「今日僕は、サポートに徹しました。チームとコミュニケーションとりながら、ボトルを運び、位置取りのための引き上げであったりとか。自分としては、キツくないけど踏めない、という体のコンディション、もやもやした感じで今日は登りで力尽きました。少しずつ集中して(最終ステージの)東京に向けて、いい形にしていきたいです」(堀孝明)

「体調が悪い、というのは理由にはならないのですが、脚が動かず息が詰まる感じです。体調管理こそ自分で行うものなので、今はガマンだと思っています」(大久保陣)


(原田)

「去年もTOJを走りましたが、この京都ステージで終わってしまっていました。今日は何もできませんでしたが、最低限走りきり、明日につなげました。昨日の優勝のことで、みんなに『次は(平坦な)東京で狙えるね』と声をかけてもらって。東京まで行くのはもちろんですが、チャンスあるところは、みんなで狙っていきたいです」(原田裕成)

明日のステージは三重県いなべ市。「イナベルグ」との異名を持つ激坂が待つ、山岳ステージとなります。今日臍を噛んだチームは必ずや明日奮起します。みなさまの熱い『ブリヂストン!』の声援を、心待ちにしております。


【リザルト】 
1 雨澤毅明(宇都宮ブリッツェン)2:49:29
2 グレガ・ボーレ(バーレーン・メリダ・プロサイクリングチーム)+0:00
3 マルコ・カノラ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ)+0:00
37 窪木一茂(チーム ブリヂストン サイクリング)+0:44
38 石橋学(チーム ブリヂストン サイクリング)+0:44
83 堀孝明(チーム ブリヂストン サイクリング)+7:52
85 大久保陣(チーム ブリヂストン サイクリング)+8:03
86 原田裕成(チーム ブリヂストン サイクリング)+10:46