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18/05/24

【2018ツアーオブジャパン】04美濃/集団スプリントで大久保4位、窪木が5位に

レース名:ツアー・オブ・ジャパン 第4ステージ 美濃
開催日:2018年5月23日
開催地:岐阜県美濃市 美濃和紙の里会館前周回コース
コース長:11.6km+21.3km x 6周 =139.4km

https://www.facebook.com/Team.Bridgestone.Cycling/

photo: Satoru KATO

昨日の夏日とは打って変わって冷たい雨が降る一日となったツアー・オブ・ジャパン第4ステージ美濃。ここでチーム ブリヂストン サイクリングは集団ゴールスプリントで大久保陣が4位、窪木一茂が5位。表彰台は叶わなかったまでも、さらなる手応えをつかみました。



8つの舞台で戦うステージレース、ツアーオブジャパン。前半を終える4つ目のステージは、岐阜県美濃市を舞台とします。『うだつの上がる町』をタグラインにする美濃市。『うだつ』とは日本家屋の屋根の上に取り付けられる防火用の小屋根のこと。美濃和紙で栄えたこの地域では、うだつには防火というより裕福さを表す意味があったそうです。



(うだつの上がる町並み)


この歴史ある町中からパレードスタートした美濃ステージ。全136kmと最も長い距離となりますが、コースプロフィールは基本的に平坦。ゴール前にある200mほどの山を越え、そこからスプリントでゴール、そんな状況が予想されました。

雨の降る中、1周目から5名の選手の逃げ出します。タイム差は5分近くまで開きますが、なにせ平坦なコースなので集団が本気を出せば捉えられるだろうという距離感です。

「ラスト2周、前を捕まえに行くまではペースは緩かったですね」(大久保)。昨日の転倒で怪我を負っている石橋学には、この緩いペースは助かります。



(中央左:大久保)


逃げる先頭も終盤前にペースを上げた集団が捕まえ、そこからは集団ゴールスプリントに向けて有利な場所を確保する位置取りが始まります。



(左:原田)


ここで原田裕成が、ゴール前の山までチームを前方に引き上げるべく動きます。そこから堀孝明と石橋が、主に堀が登りで大久保と窪木の二人を全力で引いていきます。「お陰で、本当にいいポジションで登りきることができました」(窪木)



(堀)



(中央:石橋、右:窪木)


そこから下り、大久保と窪木は声を掛け合い、2人で確かな位置取りを探ります。下り切ってゴールまで500mのコーナー、窪木は3位でここ通過。しかしここで残念なことに「ここで陣さんとはぐれてしまったんですね」(窪木)




ここでふたりがはぐれなければ、会場の解説アナウンスが残念そうに語ったように「連携して表彰台も狙えた」のですが、それもロードレースの奥深さのひとつ。

大久保と窪木はそれぞれ粘りきり、ゴール直前でやっと「出会えて」大久保が右から、窪木は左から、ゴールを狙います。その結果が、大久保の4位、窪木の5位でした。



「優勝はできなかったんで残念ですが、チームみんなが本当によく働いてくれました」(大久保)

「完全な連携はできませんでしたが、逆に力を合わせれば、もっと上の順位を狙えます。世界の強豪スプリンターが多く来ている今回、チーム選手たちがどこまで通用するか不透明だったんですが、戦えるという実感を掴みました」(六峰監督)

明日からの後半戦は、厳しいコースのレースが続きます。レースを重ねるごとに、より強まるチームの絆をして、後半戦では必ず、表彰台に登ります。日本のサイクルレーシングチーム、《チーム ブリヂストン サイクリング》。ツアー・オブ・ジャパン後半の戦いに、ご期待ください。

【リザルト】
1 ミッヘル・ライム(イスラエス・サイクリング・アカデミー)3:23:59
2 レイモンド・クレデール(チーム右京)+0:00
3 マルティン・ラース(チーム・イルミネート)+0:00
4 大久保陣(チーム ブリヂストン サイクリング)+0:00
5 窪木一茂(チーム ブリヂストン サイクリング)+0:00
38 石橋学(チーム ブリヂストン サイクリング)+0:00
65 原田裕成(チーム ブリヂストン サイクリング)+0:58
81 堀孝明(チーム ブリヂストン サイクリング)+4:01