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18/05/29

【2018ツアーオブジャパン】最終08東京/巧みな連携力で最終局面へ、大久保22位

レース名:ツアー・オブ・ジャパン 第8 最終ステージ 東京
開催日:2018年5月27日
開催地:東京都 日比谷シティ前=大井ふ頭周回コース
コース長:(ニュートラル1.2km)14.7km + 7.0km x 14周 = 112.7km


photo: Satoru KATO // Midori SHIMIZU



大阪から8日間をかけ東行したステージレース、ツアー・オブ・ジャパンは、東京で最終ステージを迎えます。チーム ブリヂストン サイクリングは、ツアーを通しさらに高まったチーム力で挑みましたが、大久保陣が22位となりました。



街から町へ、そしてまた街へと舞台を移し選手が日々戦うロードレース、それがステージレースです。大阪・堺市を初日とした、日本最高峰のステージレース、ツアー・オブ・ジャパン2018 は、8日後の日曜日、東京都を幕を閉じる舞台とします。



皇居のとなり、千代田区・日比谷公園からパレードスタートし、大田区・大井ふ頭の周回コースをその主戦場とします。ほぼ0といっていいほどの高低差、全くの平坦で行われる第8東京最終ステージのコースは例年、集団ゴールスプリントで勝負が決まります。



最大6名の参加枠を、5名の選手で戦い続けたチーム ブリヂストン サイクリング。一丸尚伍、今村駿介、沢田桂太郎、近谷涼、橋本英也の5選手が、トラック競技の日本ナショナルチーム活動に集中していたというのが、その大きな理由です。5日目・南信州ステージの不運な事故で原田裕成を欠いた(原田は無傷なのでご安心を)選手4人で戦いました。



ゴールスプリントなら窪木一茂と大久保陣のスプリンターが控えます。ステージを重ね動きの連携と結束力が高まったチーム、原田がいないのは残念ですが、連携力は最大です。



今日のチーム戦略は、大久保をスプリントのエースに立ててステージ優勝を狙い、石橋学、窪木、堀孝明の3名が守り切るというもの。



前半から3名の選手が逃げ、それを集団が離さず追うセオリー通りの展開。集団が追走するためのエンジン役を集団先頭の選手3名が担い、中に堀が入っています。



効果あり、後半に入り先行3名のうち2名がこぼれ、残り1名もじきに集団に吸収。最終スプリントに向け集団内の位置取りが本格化します。



ラスト5周、石橋、堀、僕、大久保の順で前方に位置しつづけるチーム。大久保を守り脚を溜めさせ、最終スプリントに備える形です。



ラスト2周で堀が出ます。先頭から10番ほどのいわゆるいい場所を保ちながらも包まれないよう、出たり下がったりしながらスプリントに向け心を高めます。



最終2キロ、ここまで2人を引ききった堀は、役目を終え後方へ。ここから窪木が前に出て、全力で大久保を引きます。



最終局面、ゴールスプリント。


「大久保の前にいた選手がペダルを外し失速、それで大久保はモガけなくなってしまいました。ただそれもスプリント。スプリントという『水モノ』の結果なので、それを受け止めなければなりません」(六峰ロード監督)



ゴール後はコメントも特になく、チームカーに入った大久保。六峰監督が言うようスプリントは水モノ。それでも今日のチームブリヂストンは確かに結束し、計画通りプレイしました。しかしロードレースは、どうあっても勝者は一人。



2018年ツアー・オブ・ジャパンでのチーム ブリヂストン サイクリングは、ステージを重ねチーム力を高めました。他チームから『けっこう戦えるな』と言われると聞きます。ステージ入賞を重ねた窪木は、チームのエースとして、次のように語ります。



「個人的には、パフォーマンスを発揮できたかなと思います。ステージ勝利はできなかったけれど、自身の力を見せることができたかなと思うので、これからのシーズンがまた楽しみです」



「ただ、絶対に勝ちたいUCIレース出場は、一年を通し僕らには、そう多いわけではありません。だからこそ、チーム員ひとりひとりがもっと真剣に、1つのレース、1つのゴールに懸ける。



絶対に勝つ意思で、必ず成し遂げる責任を持って、ペダルを漕ぐ。改めて感じました。チームのみんなもそう感じているはずです」



次のレースはその数少ないUCIレース、5月31日~6月3日の『ツール・ド・熊野』。責任を持ってペダルを漕ぐ。チーム ブリヂストン サイクリングはこれを真摯に体現し、次の勝利を狙います。



皆さまの熱いご声援、『漕げブリヂストン!』の激を、選手スタッフ一同心待ちにしています。よろしくお願いいたします。


【リザルト】 東京ステージ
1 マルティン・ラース(チームイルミネート)2:23:12
2 アンソニー・ジャコッポ(ベネロング・スイスウェルネス・サイクリングチーム)+0:00
3 アイラン・カサソラ(マトリックスパワータグ)+0:00
22 大久保陣(チーム ブリヂストン サイクリング)+0:00
42 窪木一茂(チーム ブリヂストン サイクリング)+0:00
50 石橋学(チーム ブリヂストン サイクリング)+0:11
65 堀孝明(チーム ブリヂストン サイクリング)+1:07


【2018 ツアー・オブ・ジャパン 個人総合時間順位】
1 マルコス・ガルシア・フェルナンデス(キナンサイクリングチーム)19:57:25
2 ヘルマン・ペルンシュタイナー(バーレーン・メリダ)+0:35
3 トマ・ルバ(キナンサイクリングチーム)+0:53
20 窪木一茂(チーム ブリヂストン サイクリング)+6:51
22 石橋学(チーム ブリヂストン サイクリング)+9:54
64 堀孝明(チーム ブリヂストン サイクリング)+1:04:26
66 大久保陣(チーム ブリヂストン サイクリング)+1:08:01


【団体総合順位】
1 キナンサイクリングチーム 59:58:13
2 ベネロング・スイスウェルネス・サイクリングチーム +0:00:45
3 チーム・イルミネート +0:04:09
11 チーム ブリヂストン サイクリング +1:06:42