contents

19/04/13

【チャレンジロード 修善寺】今村24位に

(左から:メカニック田村、平塚、橋本、今村、沢田、石橋、黒枝、孫崎、近谷、徳田、六峰監督)

レース名:第44回チャレンジサイクルロードレース大会

レース開催日: 3月2019年4月7日
開催地:静岡県出石、伊豆ヴェロドローム、日本サイクルスポーツセンター
TEAM BRIDGESTONE Cycling 参加選手;
石橋学、今村駿介、黒枝士揮、沢田桂太郎、近谷涼、徳田優、孫崎大樹、橋本英也、平塚吉光

4月7日、静岡県伊豆市・日本サイクルスポーツセンターにて《チャレンジサイクルロードレース》が行われ、TEAM BIRDGESTONE Cyclingの今村駿介が24位でした。



この春の訪れを告げる歴史ある大会は、今大会にて44回目を迎えます。さらに本格シーズンインを感じるレースだということ以上に、チームの3選手にとっては大切な意味がありました。

昨年から年間を通してトラック競技に専念してきた今村駿介、沢田桂太郎、橋本英也には、2019年全日本選手権ロードレースへの出場権利を獲得できる大切なチャンス。全日本の出場権利は、このレースでの30位以内というものでした。


レース日は晴天、気温も日があたってからは急上昇。レース開始早々から、先頭は25名から30名ほどの集団ができ、そこに平塚が入っています。

前半の逃げに反応しつつ、そのまま勝つことも、というのが平塚の役割。しかし逃げるにしても30名の集団というのは多すぎる数。そのために平塚は「人数をバラバラにしたかったので、アタックし続けました」。



勝利を狙う平塚。そして他のチーム員は、今村、橋本、沢田の3選手を守るように走ります。後方集団の先頭で、集団を積極的にコントロールします。

前方30名ほど集団を、チームブリヂストンが後方集団の頭で追う。その情景が中盤から後半まで続きます。平塚を中心にアタックを重ねて人数を減らし始めた先頭集団から、少しずつスピードに遅れ始めた選手がでてきます。



後方集団は、石橋、徳田、孫崎、近谷が中心となって後方集団の前で引き続け、前方集団との差を最小限にとどめます。後方集団の前方が順位で言えば30位ほど。周回数を重ねるごとに、調子の低い選手たちはこぼれ始めます。



終盤に向けて、前方集団のペースが上がり、バラけていきます。その先頭はレースを引き続けて勝ち逃げに、 岡篤志選手(宇都宮ブリッツェン)が先頭でゴールしました。後方集団で力をためていたチームブリヂストン選手、30位以内を求められた3選手の中で後方集団の先頭に保てていたのは今村のみでした。


今村
「ブリヂストンのウェアを着て走る初戦だったので、何が何でも30位以内で完走しないと帰れないなと思いました。ロードレースは久しぶりです。ずっとチームのメンバーが引いてくれて、そのなかで脚を溜めて、なんとか残るという。もう、ただ残るだけでした」


孫崎
「今村、沢田、英也さんの3人がいい感じに最後まで行けるように集団コントロールを決めていた感じで行きました。想定よりペースが早くて、でもあれ以上落とすと逃げに行きたがってる人もいたので、難しい感じでしたし、難しい展開になりました。自分としてはなんとも言えないレースでした」


石橋
「最後今村だけになっちゃったんで、そこからは今村の近くにいて、集団がバラけないようにして、最後30位に入るという感じだったんですけど。ホントは英也と沢田も入れればよかったんですけど。。。でもチャンスはまだあるので、大丈夫です」

【リザルト】第44回チャレンジサイクルロードレース大会 2019/4/7
1 岡 篤志(宇都宮ブリッツェン)1:51:29.18
2 木村 圭佑(シマノレーシング)+00:30.61
3 前田 公平(弱虫ペダルサイクリングチーム)+00:31.37
24 今村 駿介(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+03:27.14
27 石橋 学(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+03:31.82
DNF 平塚 吉光
DNF 徳田 優
DNF 橋本 英也
DNF 近谷 涼
DNF 孫崎 大樹
DNF 沢田 桂太郎
DNF 黒枝 士揮


 
19/04/10

【MTB Sparti XCO】-- 沢田7位、平野10位でUCIポイントを重ねる


レース名:Sparta MTB Races C2 XCO Cross Country
開催日:2019年4月7日
開催地:ギリシャ・スパルタ
TEAM BRIDGESTONE Cycling 参加選手:沢田時、平野星矢

スパルタでの4日間のステージレースに続き、休養日なしで迎えたUCIクラス2 XCO。結果、沢田選手7位、平野選手10位となり、UCIポイントの獲得に成功した。



会場となったカリヤスの村は先のステージレースと一緒。山岳側にクロスカントリー用のコースが加わり、路面の荒れた上り坂が多い。4.7㎞のコースに平坦路はほぼ皆無で、オンオフ問わず激坂が繰り返されるレイアウト。村中では、石とコンクリートの道幅が非常にタイトで、どう走っても流れが途切れてしまう。

こういったゼロプッシュの多くなるレースは選手に大きなストレスを与えるが、連発せざるを得ない激しいプッシュはこれから勝つべきレースに強い武器となる。その意味でもここは大切なレースになった。



(平野)


このレースにのみ参加するフレッシュな選手が加わり、当初より1周プラスとなった8周回のレースは、雲の間から光が射す12時にスタート。

オープニングラップ。先ずはステージレースで活躍したギリシャ・チャンピオンをぴったりとロシア選手がマークして先頭をコントロール。その直ぐ後方には大きなセカンドパック。沢田選手はそこに位置し絶好のファーストラップとなった。平野選手はスタートダッシュを決めてトップでグラベルに進入したが、本調子ではなく10番手前後の後方に下がってきた。

2周目、起伏に関わらずレースはかなり速いペース。ロシア選手がアタックを連発して先頭通過。集団が徐々に縦に分解していく中、ルーマニア2名、ロシアU23チャンピオン、沢田選手が4名のセカンドパックを形成して追走する格好。とても良い位置だ。平野選手は苦しそうには見えないが、淡々と10番手前後を維持。

3周目、4名のセカンドパックも分解し始める。アタックで2名が抜け出した。沢田選手はサードパックになるもののラップは落ちていない。前はしっかりと捉えている。平野選手はやはり掛からない様子。フィードで会話できるほど呼吸は落ち着いているがペースは上がらない。

4周目、ギリシャチャンピオンのアタックが決まり、ロシア選手がそれに続く。それぞれのパックもより縦長にバラついていく。沢田選手は5位パックを追う展開。平野選手は落ちてくる選手をキャッチしながらの独走が続く。



(沢田)


5周目、ギリシャチャンピオンを先頭に、トップ3がほぼ決定的な位置でレースを展開しはじめる。沢田選手は単独7位になってしまうが、すぐ前にライバルが見える位置でポジティブな走り。平野選手はラップダウンしないよう丁寧に走っている。

6周目、雲行きがあやしくなり雨が降り始めた。エリート男子が女子とジュニアカテゴリーを1周回ラップし混走となった。沢田選手は諦めていないが、前との差を詰めることができない。平野選手は後半になっても体調は変わらず、リスクを負わずにイーブンペースを守る走り。

7周目、雨は止み、路面の悪化は避けられた。沢田選手は完全に単独走行になってしまうが、前の選手とのタイム差は維持し、目線の下がらない粘りのある走りを見せている。平野選手は前後の選手とのタイム差が開きながらも順位をキープ。

8周目、結局中盤でのアタックがラストラップの形をつくった。沢田選手は現実的な前選手との距離を考えず、最後までプッシュを続けて今ある己の力を全て出し尽くしての7位フィニッシュ。平野選手は長距離系での過大な疲労の中でもクレバーに走ってポイント圏内でフィニッシュ。



これで4月のギリシャ遠征を終了。そして、今日までの激しい400日間をトラブルフリーで支えてくれた2018型XR9は最後のレースとなった。
チームは一旦帰国し、次の5月遠征に備えて課題解決と強化を行う。同時に2019型XR9を実戦投入する。迫るオリンピックポイント期間のスタートに合わせ、併せて日本の国別枠ポイントの獲得に向けて、できる全てを尽くしていく。

今回も日本からとても多くの応援を頂きました。スポンサー、サプライヤーからの支援により、目標をひとつずつ達成していきます。ここに感謝を申し上げます。

TEAM BRIDGESTONE Cyclingはさらに強くなります。



 
19/04/09

【MTB SPARTI ステージレース】沢田と平野がUCIポイントを獲得


(平野)


レース名:Sparta MTB Races Stage Race ステージレース
開催日:2019年4月3日〜6日
開催地:ギリシャ・スパルタ
TEAM BRIDGESTONE Cycling 参加選手:沢田時、平野星矢

2019MTBシーズンの本格的な開幕を、TEAM BRIDGESTONE CyclingのMTB選手、沢田時と平野星矢の2選手は、ギリシャにて迎え、共に目的であったUCIポイントを獲得しています。小林MTB監督のレポートです。

ーーーーーーーーーーー


(中央:平野、右:沢田)


2019シーズンの本格的な開幕レースは、春の強化遠征に続き、ギリシャで開催されるUCI S2レースと、UCI C2レースを選んだ。
結果、4日間のステージレースは、沢田選手が総合6位、平野選手は12位となり、目標としていたUCIポイント50点以上の獲得に成功した。

4月1日、新しい日本の年号が発表されたその瞬間、チームはトランジットのためドーハにいた。こうして、計画を確実に進めることが出来るのも、多くの理解と支援にある。官房長官が掲げる新しい年号を海外のトップニュース画面でみながら、このチームとレースへのモチベーションは上がる。



チームはアテネから250km先にある古都スパルティにアパートを構えた。ここにはオリンピックマークが世界で最も多く掲げられるオリンピックの聖地。2019シーズンに相応しい場所だ。

レースが行われたのはカリヤス、長野県北部によく似た残雪と菜花の綺麗な小さな村だ。起伏に富み、深い山岳に包まれ、遠くに冠雪の美しい広大な山脈が見える。レースのスタート・フィニッシュは村の中心の石畳の広場となり、住民も穏やかに歓迎してくれる良い雰囲気。一方、コースは道幅こそ充分だが、荒れた路面と、赤粘土質、融雪による泥川、村内の石畳や砂利の浮く激坂、曖昧なコース表示など、やはり欧州のタフなレースだと感じる。



(沢田)


エントリー選手は少数精鋭、ロシア、ギリシャ、フランス、ルーマニア、ブルガリア、ポーランドなどからアルカンシェルやナショナルチャンピオンマークをもつ強い選手が集まってきた。皆、ワールドカップ、来年の東京2020オリンピックを目指す選手ばかり、厳しいレースが展開された。

[レース構成]

4月3日 12:00 XCT 22km タイムトライアル
4月4日 11:00 XCM 66km マラソン
4月5日 16:00 XCP 44km ポイントtoポイント
4月6日 18:00 XCC 1.7km×45minショートサーキット
4月7日 12:00 XCO 4.7km×7lap クロスカントリー オリンピック

1週間で5レースをこなす非常にタフな今回の遠征スケジュール。恒例であったUSカップ(米国)を選択せず、日本で1か月の強化期間を経てこのレースに臨んだ。
負荷が大きく、様々な要因の中で選手の本質的な強みと弱みが暴露され、自らの課題に気づき、現状の回復力が試されるステージレース。それに続くXCOは別大会とは言え、実質的に5日目のレースとなり、相当高い集中力が求められる。


こうしたレースを計画的に設定し、選手個々の強化とオリンピックに向けた成績を積み重ね、あらゆるXCOレースへの対応力を限界まで高めていくのがTEAM BRIDGESTONE Cyclingの2019戦略だ。



(沢田)


【第1日目 XCT】

快晴だが山頂では寒風が吹く中、各選手は60秒間隔でスタート。フレッシュな状態でのオープニングステージは、スタートからパワフルなダンシングがみれる。

一方、コースは踏み固まった轍が曖昧で走り難いこともあり、トップ選手もなかなかタイムが上がらない。結果、このコースを良く知るギリシャ・ナショナルチャンピオンとマラソン元世界王者がワンツーフィニッシュ。

チームは中盤から動きが良くなった沢田選手が10位、前半トップ5に入るラップを刻んでいた平野選手は後半のラインミスもあり11位となった。



(沢田、平野)


【第2日目 XCM】

スタートこそ晴れていたが、中盤から雨が降り始め、ときに霙もある非常に寒い一日。同一コースを3ラップする。

スタート間もなくセカンドパックを形成し、一旦は単独になりながらも前のパックを捕まえ、前日のXCTで先行された選手もかわしてしっかりとプッシュできた沢田選手が5位を獲得。急激な寒さと降雨で低体温症になりかけた平野選手は、ひたすら耐え忍んでの12位フィニッシュとなった。


【第3日目 XCP】

スタートこそ小雨だったが、やがて寒い雨。路面は雨で逆に落ち着いているが、白霧がコース全体を包んで視界が極端に悪い。

スタートから異常な速さでトップを行くロシア選手を先頭に長い列車が続く。チームの両選手とも前半は身体が固く、積極的なパックに乗れない。

しかし、中盤あたりから沢田選手は前を行く選手を巧く利用しながら得意なセクションでプッシュを開始。徐々に順位を上げて7位でフィニッシュ。平野選手は彼本来のアグレッシブな走りが雨で完全に抑えられ、独走になってしまうがペースを崩さず14位で完走した。



(沢田)


【第4日目 XCC】

高い降水確率の土曜、雨が止むことを誰もが期待し、空はそれに応えた。

一方、選手の疲労はピーク。村中の狭いターマックと石畳を使う2㎞に満たないショートサーキットは荒れた路面が滑りやすく、落車の可能性も考えなければならない。更に直角コーナーと斜度20%の激坂が体力を削いでいく。

ステージ最終日であり、総合順位を確実なものにするためには、このレースはノーミス、かつプッシュしなければいけない。レースは総合優勝を争う4名のパックがファストラップを作る。


(沢田)


沢田選手はセカンドパックを前に捉える位置で周回を重ねた。順位こそ上げることはできなかったが、脚の掛かり、力強さは近年で最も良い状態。9位でフィニッシュし、総合6位を獲得した。平野選手は自分のリズムを取り戻そうと、懸命にライディングポジションを探っていた。中盤からリズムが良くなり、欧州の強豪をパスしての12位フィニッシュ。総合も12位となった。



(平野)


これで4日間の激しいステージレースが終了。休息日はなく、明日はこのギリシャ遠征最終レースとなるUCI-C2 XCO に挑む。



 
19/04/07

【BGTライダートーク】孫崎大樹/社会人としての第一歩


TEAM BRIDGESTONE Cyclingの孫崎大樹が、早稲田大学を卒業し、プロ・サイクリストとして、社会人の第一歩を踏み出しました。

学生時代には自転車部の主将を務め、昨年末からトレーニー(研修生)としてTEAM BRIDGESTONE Cyclingに所属、貢献してきた孫崎。2019年から正式なチーム員として、トラック、ロード競技ともに走っていきます。



NHKによる番組撮影のため、伊豆ベロドロームで走る孫崎に聞きました。



ーー卒業おめでとう、これからはプロとして、社会人として

夢を実現する第一歩という段階というか、最終段階に近い状況で、本当にあとは自分がどこまで成長するかということなので、改めてスタートラインに立ったという感じですね。



左から:徳田、平塚、石橋、黒枝、孫崎、2019/3/16 Jプロツアー修善寺 (c)S.Kato


ーーそのスタートラインまでを、簡単に

父がスポーツが好きで、子供のころBMXレースに連れて行ってもらって、出てみたらと言うことになって。そしたらハマったらしくて、そこから本気じゃないけど、土日は自転車という生活になって。

BMXのコースって、スタート後に2つ大きな山があるんですけど、4歳ぐらいのころ、スタートから1個目の山に突っ込んで飛びすぎちゃって、2個めの山に顔面から突っ込んじゃって。



いまだに、その光景を覚えています。空中にバン!って飛んで、まわりがものすごい低いところにいるんですね。「あれ、みんな低い?」と思って。

で、パッと前を見たら、2個めの登り斜面が目の前に見えて。そこに突っ込んじゃって。そのまま入院でした。

それでBMXは恐怖で辞めちゃったんですが、なんだかマウンテンバイクは続けていました。それに小学生の頃はバリバリに水泳もしていて、ジュニアオリンピックにも出たりしていました。

その流れでトライアスロンを始めました。小3のころです。当時は小学校のトライアスロン参加者も結構いて、小5,6年にもなると、全国大会は20人以上いました。



2019/3/24 ツール・ド・とちぎ St.3 / (c)S.Kato


小5ぐらいの時に、初めてツールをテレビでしっかり見て。「あいつらヤバいな」と(笑)。TOJ(ツアー・オブ・ジャパン)も自分の家から近かったので、見に行ったんです。

その時に公道を封鎖して、自転車が走ってるのを見て。凄いじゃないですか、いつもはクルマが走っている道路を封鎖して、自転車がビュンビュン走りまくるって。それを初めて生で見て、自分もあの中で走りたいと思いました。

その時トライアスロンは、レース自体はあまり好きじゃなったんです。会場で会う友だちと遊ぶほうが好きだったんですね。それで「自転車の方が楽しくね?」って。中学校に上がってから、自転車がメインになりました。



ーー自転車だけの生活に対し思うことは

今まで高校、大学と自転車部で主将をさせてもらっていましたので、学業のこと、チームのこと、自分のこと、と考えることがすごく多かったですが、今は自転車だけの年間スケジュールを、前よりもじっくりと考えられるので、精神的な負担は減りました。ノビノビというか、イキイキというか、楽しくやっています。



2019/3/24 ツール・ド・とちぎ St.3 / (c)S.Kato


ーーここのところの調子は

どんどん上がってきている感じです。《ツール・ド・とちぎ》でもさらに、ガッと上がったなという感覚があります。

(3月までの)沖縄合宿が終わって調子上がって、でも修善寺(Jプロツアー 第1戦、第2戦)は寒くて体が動かなかったんですけど、とちぎでは、走れば動く感じで、調子もそれに伴って上がってきてる感じで、感触よく終われました。



ーーチームの感触は

プロフェッショナルの方々と一緒に動いていることが、すごく楽しいです。いろいろ吸収できますし、自分も早くそれに入って、と思います。



左から:近谷、今村、孫崎、徳田


ーー練習はどのように?

チームのみんなと集まって練習に行くことが多いです。今までは、自分ひとりでやっていたので、練習メニューを考える人もいなかったですし。今はいろんな選手、いろんなメニューがあるので、吸収できます。



左から:近谷、徳田、石橋


よく一緒に練習に行くのは、石橋さん(石橋学)と、士揮さん(黒枝士揮)です。最近は、トラックレースのシーズンを終えた近谷さん(近谷涼)も一緒に走っていますね。


 
19/03/26

【ツールド台湾】窪木はアシストに徹し、チームメイトを上位へ


レース名:ツールド台湾 Tour de Taiwan
開催日:2019年3月17日(日)〜21日(木)
カテゴリー:UCIアジアツアー2.1
開催地:台湾

photos:ツールド台湾公式Facebookより


2019年3月17日〜21日、台湾にて行われた《ツール・ド・台湾 Tour de Taiwan》に、TEAM BRIDGESTONE Cyclingの窪木一茂が、日本ナショナルチームの一員として出場、主にアシストの役割を担いました。日本ナショナルチームの最上位は、増田成幸選手の8位でした。

「もちろん自分で賞を狙いたい気持ちはありましたが、今回はサポートに徹しようと思ってベストを尽くしました。優勝を求められなかった分、ある意味自由に走れたので、良い機会だったとも、強く思っています」(窪木)

トラックレースのシーズンを終え、ロードレースにシフトした窪木がレポートします。

ーーーーーーーーーーーーーー


(窪木:右から3人目)


*第1ステージ

ツール・ド・台湾は小石祐馬選手と増田成幸選手がエースとなり、総合3位を目標にスタートしました。

集団スプリントのステージだったのですが、雨模様なのと、5人しかいないことで次の日のことも考え全員でリスクを負う走りはしませんでした。一応チームメイトで動いて勝負を狙いましたが、他チームの方が圧倒的にスプリンターを揃えているということもあり、最後は勝負に絡めませんでした。


*第2ステージ

ゴール前3キロで増田選手へのアシストで力を使い果たし、集団から千切れてしまいました。しかし自分のためだけに走れば、ゴール勝負でステージ優勝は狙えたと思えるほどの自信は付きました。来年以降にチャンスがくれば生かしたいです。



*第3、第4ステージ

クィーンンステージと予想され。登りのスタートまでエースの2人をサポートすることに徹しました。


*第5ステージ

今回は、この最終日まで、積極的にレースを動かすチームや、選手が現れることがなく、総合順位もあまり変動しないままでした。

チームとしては途中にある、スプリントポイントでの秒差を獲得し、個人総合順位を1桁にのせる目標を決めてスタートしました。個人的にはゴールスプリントを狙えたかもしれませんが、5人のチームだったため、、エース2人に託して走りました。

途中の2回目3回目のスプリントポイントではチームメイトと連携、3回目のスプリントポイント増田選手を3位通過させられ1秒を獲得。総合順位を8位まで上げられました。

ただ自分は、ゴールまで10kmほどの地点で落者に巻き込まれ、代車に乗り換え1人でゴールを目指しました。



*レース全体を振り返って

2019ロードレース・シーズンの初レース、日本代表と言うことでコンディションを上げていったつもりでしたが、実際には、まだ上げ切れていなかったという印象です。

振り返れば、トラックからロードへの移行に、気持ちの準備と自転車の違い、ルールの違い、選手の違いなど、ロードレースに対しての順応が少しできていなかったかもしれません。

台湾の前にチームで沖縄合宿を約2週間行いました。その合宿の中で、高速ローテーションの練習などを多く取り入れられていたこともあり、ツールド台湾での序盤でのアタック合戦では、上手に力を使いながら走れたのは、合宿の成果だと実感できました。

今回はエースというよりアシストの役割だったので、少人数でのエスケープをすることがあったりもしました。もちろん自分で賞を狙いたい気持ちはありましたが、今回はサポートに徹しようと思ってベストを尽くしました。

優勝を求められなかった分、ある意味自由に走ることができたので、良い機会だったとも、強く思っています。

4月もロードレースが続きます。もっとコンディションを上げて勝利を目指し、1ポイントでもUCIポイントを獲得すべく取り組んでいきます。



【リザルト】
ツール・ド・台湾 最終個人総合成績

1 CLARKE Jonathan(オーストラリア/Floyd’s Pro Cycling)16h44m14s
2 PICCOLI James (カナダ/Elevate – KHS Pro Cycling)+6s
3 VAN EMPEL Etienne(オランダ/Neri Sottoli – Selle Italia – KTM)+10s
95 窪木一茂(日本/ナショナルチーム) +40m03s



 
19/03/26

【ツール・ド・とちぎ】最終第3ステージ/最後の逃げに乗れず


(石橋)


レース名:ツール・ド・とちぎ 第3ステージ 147.5km
開催日:2019年3月24日(日)
開催地:那須烏山市・JR烏山駅〜足利市・足利市総合運動公園
TEAM BRIDGESTONE Cycling出場選手:
石橋学、黒枝士揮、近谷涼、徳田優、平塚吉光、孫崎大樹

photo: Satoru KATO

ツール・ド・とちぎ、全3ステージの最終日。TEAM BRIDGESTONE Cyclingの選手の最上位は黒枝士揮の14位でした。結果的に優勝に絡んだ逃げを逃し、チームは全力で追いましたが力及ばず、届きませんでした。



(徳田)

今年で3年、3回目の開催となったツール・ド・とちぎ。最終ステージは、2つの山岳セクションを含む147.5kmのラインレースとなりました。


スタートとゴールの場所が異なる、一本の線(ライン)を引くようなコースは、周回コースとは違い地形を覚られません。攻めるタイミングも、計算ずくではなく選手としての勘が問われます。そのため予測がつきにくく、興味深いレース観戦となると言われていますがその分、さまざまな市町村を通り抜けるコース設定には、多大な調整の労力が費やされたことでしょう。

晴れた青空のもと、那須烏山市のJR烏山駅前からスタートしたレースは、総合優勝のかかる選手のいるチームが前半から攻めます。



(近谷)


この日のTEAM BRIDGESTONE Cyclingは、「第2ステージ終了時で、総合順位でUCIポイント獲得の圏外となってしまったため、攻撃的な走りでステージ優勝を狙っていました」(六峰監督)

前半31kmにある、ボーナスタイムを獲得できるポイント賞では、孫崎大樹が3位に入り、1秒のタイムを獲得。

「この3日間調子はよく、今日もチャンスを狙っています」と述べていた孫崎は、その言葉通りに果敢な走りを見せています。



(孫崎)


その後中盤にかけ逃げグループができましたが、レース後半の山岳地点手前でメイン集団が吸収。その直後に山岳の上りを利用した2選手が先行、さらにそこからベンジャミン・ダイボール選手(チーム・サプラ・サイクリング)が単独で先行します。

そのダイボール選手の加速に乗っていったのは11名の選手たち、しかしこの中に、ブリヂストン選手たちは含まれていませんでした。

調子の良さが見えていた孫崎は、この上りを15位ほどで通過。さほど離れてはいなかったようでしたが、「上りを遅れずに登れたという慢心だったのでしょうか、その後離れてしまいました」(孫崎)

レースは残すところ15kmほど。終盤に入ったところでのこの逃げを、ブリヂストン選手たちは一丸となり全力で集団を引き、前を追います。



(黒枝、孫崎、石橋)


「とにかく、チームを総動員してでも追いつかなくちゃと。ゴールスプリントに備えていた孫崎までも使って、本当に追いつくことだけを考えて、全力で追いました。とにかくやるべきことをやる、それだけでした」(石橋)

しかしゴールまでの距離は短く、力強く逃げた先頭11名は、結果優勝を争う集団となりました。その次のグループでゴールした黒枝がステージ14位、そして個人総合では31位。共にこのレースでのチーム最上位でした。

「残りの距離も短く、向かい風もあって捕まえられなかったのが残念です。ただ、うまく噛み合えば必ず結果は出ます。今日の反省を活かして、次のレースでがんばります」(黒枝)



(孫崎、石橋)


「今回は失敗しましたが、チームの対応は間違っていなかったと思います」(石橋)

「力不足で前に乗れなかったことが、個人的にも、チーム的にも大きかったですね。ただ新規メンバーでのチームとしてはまとまりはあったのかなと思います」(平塚)

「自分自身も調子よく、チャンスも頂いて。それに11人程度の小集団スプリントは僕が一番得意とする展開だったんで。

最後の集団に残っていたら十分にチャンスがあったのに、チームもそういう方針だったのに、本当に悔しいです。

ただ、途中の中間スプリントも取れていたので、自分がUCIレースでも十分に戦えるというのを感じました。そんな発見があったのは良かったです」(孫崎)



(孫崎、黒枝)


「トータルに見て、孫崎にゼッケン1を任せても、期待に応える走りをしてくれました。黒枝も昨日、勝てはしなかったけれど、大舞台で結果を残せる印象があります。2019年のチームとして、いい形でまとまっているのかなと感じられるレースではありました」(六峰監督)



(黒枝、徳田、石橋、孫崎、近谷、平塚)


【リザルト】
ツール・ド・とちぎ 第3(最終)ステージ 147.5km

1 レイモンド・クレダー (チーム右京) 3:35'27"
2 オールイス・アルベルト・アウラール・サナブリア (マトリックスパワータグ) +0:00"
3 岡 篤志 (宇都宮ブリッツェン) +0:00"
14 黒枝士揮(TEAM BRIDGESTONE Cycling) +1:10
37 石橋学 (TEAM BRIDGESTONE Cycling) +1:45
38 孫崎大樹 (TEAM BRIDGESTONE Cycling) +1:45
60 徳田優(TEAM BRIDGESTONE Cycling) +4:49
61 平塚吉光(TEAM BRIDGESTONE Cycling) +4:49
64 近谷涼(TEAM BRIDGESTONE Cycling) +6:16

個人総合
1 レイモンド・クレダー(チーム右京)6:17:33
31 黒枝士揮 +1:46
36 孫崎大樹 +2:06
54 徳田優 +5:28
58 平塚吉光 +6:22
59 近谷涼 +6:35
68 石橋学 +9:06

 
19/03/25

【ツール・ド・とちぎ】 第2/確かなチームプレーで黒枝が3位に

レース名:ツール・ド・とちぎ 第2ステージ 114.6km
開催日:2019年3月23日(土)
開催地:栃木県矢板市
TEAM BRIDGESTONE Cycling出場選手:
石橋学、黒枝士揮、近谷涼、徳田優、平塚吉光、孫崎大樹

photo: Satoru KATO

ツール・ド・とちぎ 第2ステージで、TEAM BRIDGESTONE Cyclingの黒枝士揮が、日本人選手としては最高位となる3位を獲得しました。チーム全体がバランスよく動いたレースでした。


ツール・ド・とちぎ 第2ステージは、114.6kmの周回コース。前日の温かな気温とはうって変わって、寒い一日となりました。

レースが大幅に動いたのは、全8周の5周目。徳田優を含む13名の選手が集団から抜け出し、1分近くほどの差をつけました。



(徳田)

「そこまでは、前で孫崎と平塚さんが動いてくれていました。コースの道幅が狭く前に上がりにくかったんですが、前に上がったときにアタックがあり、良いメンバーだったのでそのまま決まりました」(徳田)

彼らを追うメイン集団は、2周回ほど様子を見ていましたが、その後、スピードを積極的に上げていきます。集団の前に出て、石橋学と平塚吉光とが集団のメインの牽引力となり、ペースは上がります。



(平塚)



(石橋)


「先頭グループが、差が開いていたときはこのグループで逃げ切ろうという感じで(ローテーションを)回していたのですが、メイン集団がまとまり始めてタイム差が縮まってきてからは、そこから逃げ出したい選手が、アタックを繰り返しました」(徳田)



(徳田)


アタックで逃げ切ろうとした数名の選手でしたが、残すところ1周でメイン集団が先頭グループ全員を吸収。レースはまさに振り出しに戻り、最後のゴールスプリントに向かい、各チームがそれぞれの思惑で隊列を組み、位置取りを開始します。

TEAM BRIDGESTONE Cyclingからは、黒枝士揮と孫崎大樹、二人のスプリターがゴールスプリントに備え、動き始めます。

「スプリントに向けて、孫崎と一緒に位置取りをしていましたが、ラスト1kmを切った時点でコーナーが続いて崩れ、集団で後方待機していました」(黒枝)

ラスト500m、集団全体が牽制したか、ふとスピードが緩みます。この瞬間を狙って黒枝が動きました。



(写真中央、黒枝)

「ちょっと早いかなと思ったんですが、もう行くしかないと。隣りにいた選手と並走になってスプリントを始めましたが、ゴール前の強風の向かい風で、体重の軽い僕は失速してしまったのではないかと思います」(黒枝)

優勝に向けての絶妙のタイミングでとびだせた黒枝でしたが、パワーで勝っていた2選手にかわされ、残念ながら3位となりました。



(黒枝)


ただ、要所要所でチーム選手それぞれが役割を確かに担い動いた結果が、昨日に続き日本人トップ成績となる表彰台へ、黒枝を導いたのは間違いありません。

「3位は残念でしたが、久しぶりのスプリントで感触的にいいものをつかめました。これからこの感覚を煮詰めていければと思っています」(黒枝)



(徳田)

「逃げ終盤のアタックの繰り返しは、インターバル(練習)のようで正直キツかったんですが、これでチームが脚を休められて、最後は士揮さんのスプリント、表彰台への動きのひとつになれてよかったです」(徳田)



レース名:ツール・ド・とちぎ 第2ステージ 114.6km
【リザルト】

1 マリス・ボグダノヴィッチ (LAT) インタープロサイクリングアカデミー 2:38'31" 0"
2 レイモンド・クレダー (NED) チーム右京 +0:00"
3 ⿊枝 ⼠揮 (JPN) TEAM BRIDGESTONE Cycling +0:00"
31 孫崎大樹(JPN) TEAM BRIDGESTONE Cycling +0:00"
33 平塚吉光 (JPN) TEAM BRIDGESTONE Cycling +0:00"
38 近谷涼 (JPN) TEAM BRIDGESTONE Cycling +0:00"
62 徳田優 (JPN) TEAM BRIDGESTONE Cycling +0:09"


 
19/03/24

【ツール・ド・とちぎ】第1・個人TT3km 近谷が7位で日本人トップに


(近谷)


レース名:ツール・ド・とちぎ 第1ステージ 個人TT
開催日:2019年3月22日(金)
開催地:栃木県真岡市井頭公園
TEAM BRIDGESTONE Cycling出場選手:
石橋学、黒枝士揮、近谷涼、徳田優、平塚吉光、孫崎大樹

photo: Satoru KATO



(左から:六峰監督、平塚、徳田、孫崎、黒枝、石橋、近谷)


栃木県を舞台に、3日間をかけ行われるステージレース《ツール・ド・とちぎ》。初日に行われた個人TT(タイムトライアル)にて、TEAM BRIDGESTONE Cyclingの近谷涼が7位、日本人選手の最上位となりました。

今年で3年目を迎えるツール・ド・とちぎ。3日間をかけ、
1日目 3km 個人タイムトライアル、
2日目 周回コースでのロードレース
3日目 ラインレースでのロードレース
が行われます。最終日のラインレースとはスタート地点とゴール地点が異なるコース、欧州サイクルレースによく見るスタイルです。



(黒枝)


「まずチームとしては、今大会の初戦であるタイムトライアルで上位に来ることが重要でした」と六峰監督。

「というのも、距離は3kmという短めのTTですが、そのぶんタイムが、1秒の重みが非常に大きくなります。総合成績のためにも、このTTでの上位は必須でした」(六峰監督)

チームとして有望視していたのは、近谷涼と孫崎大樹。ともにトラック競技でも日本屈指の実力の持ち主です。その結果も近谷が7位の成績で、日本人選手の中ではトップの成績を出しました。

「今年初のロードレースでしたし、結果を求められていました。表彰台には登れなかったですが、日本人としてはトップは取れたので、まあまあ良かったかなと思います。
 ただ走りを振り返ると、コーナーでもう少しうまく曲がれれば、あと1、2秒は縮まってたんじゃないかと思います。そこは次に生かさなくてはいけないと思いました」(近谷)

トラック競技とロードでのTT競技との一番大きな違いは「風と地形」だという近谷。

「ロードでの個人TTは基本屋外ですし、今回のコースでは登りはありました。そういった部分がトラックと違うので、走り方とか、脚の残し方といった配分は考えました。
 3kmの距離は、正直、後半キツかったんですけど、それと同じ強度の練習をこれまでずっとトラックでやっていたので、似たようなキツさだったなと思いました。トラックのシーズンもひと区切りついて、ここからまた今年が始まったな、と感じています」(近谷)


(孫崎)



(石橋)



(平塚)



(徳田)

【ツール・ド・とちぎ】第1ステージ 個人TT 3kmリザルト

1 ベンジャミン・ダイボール(チーム・サプラ・サイクリング)3分45秒776
2 オールイス・アルベルト・アウラール・サナブリア(マトリックスパワータグ)+0:00.882
3 マリオ・ヴォクト(チーム・サプラ・サイクリング)+0:00.967
7 近谷涼(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+0:07.175
21 孫崎大樹(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+0:13.16
39 石橋学(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+0:18.06
45 徳田優(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+0:19.63
52 平塚吉光(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+0:22.15
74 黒枝士揮(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+0:29.76

 
19/03/21

【Jプロツアー1、2戦】修善寺ラウンド2連戦、チームは開幕時の実力を確認


(左から、徳田優、平塚吉光、石橋学、黒枝士揮、孫崎大輝)


レース名:Jプロツアー第1-2戦《第2回JBCF修善寺ロードレース》
開催日:2019年3月16日(Day1)、17日(Day2)
開催地:静岡県伊豆市・日本自転車スポーツセンター内特設コース
TEAM BRIDGESTONE Cycling 参加選手:石橋学、黒枝士揮、徳田優、平塚吉光、孫崎大輝

photos: Satoru KATO

国内ロードレースの最高峰シリーズ戦となる、《JBCF Jプロツアー》の2019年シーズンが開幕。伊豆市の日本サイクルスポーツセンターで2日間・2連戦が行われ、参戦したTEAM BRIDGESTONE Cyclngの選手は、平塚吉光の12位が2連戦を通しての最高成績となりました。



(前:平塚)


-----------<1日目>------------

二日間の二連戦となった修善寺ラウンド。初日が60kmで2日目が120kmという距離設定。初日がスピード系で、比較的スプリンターも多く残って展開されると予想されました。

Jプロツアーの運営母体であるJBCFは大きく体勢が変わり、ロゴ、レース運営の形式なども大きく変わっています。2021年に新たなプロリーグ化を発表していることもあり、今年から大きく変革を遂げていくことでしょう。



(徳田)


TEAM BRIDGESTONE Cyclingの選手たちはレース前の体力測定でも調子良く、スプリンターである黒枝士揮、孫崎大輝を中心に、予想通りになったら、彼らがリザルトを残していくという考え方で、動きの激しくなったときに、平塚吉光、石橋学、徳田優が動くという方針でした。

序盤から上りを使った逃げを狙ったアタックが繰り返されます。石橋学は序盤からいくどもアタックをかけるも決まるまでにはいたらず、しかし一方で多くのアタックに着実に反応し、中盤には石橋を含む7人の逃げが決まりました。さらにそこに後ろから平塚が追い上げて乗り、合計8人となってレースを先導します。



(石橋)


「そこの判断は良かったかなと。そこで戦っていくメンバーを2名載せられたので、チームとしては申し分ない形でした」(六峰監督)

合計60kmと短めのレース、先頭8選手は途中アタックを繰り返し、スプリンターを含むメイン集団はフィニッシュに向けて距離を縮めてきますが、ここで先頭から3名の外国人選手がアタック。結果この3名の優勝争いとなり、オールイス・アルベルト選手(マトリックスパワータグ)が最終局面で飛び出し、優勝を奪います。



(石橋)


途中に果敢にアタックに反応し、先頭集団に乗っていった石橋には敢闘賞が与えられました。



(石橋)


「逃げにはうちのメンバーをいい形で送り込んだんですが、力負けしたという感じでした。ただシーズン初戦ですから、今ある力の確認にもなったなと思います。そして、レース自体の運営、レース自体が生まれ変わって、その質も向上も感じられました。

これでもまだレースにキナンチームは参戦していません。不在でこのレベルの高さなので、レースレベル全体が上がったなと思っています。チームブリヂストンとしては、そこに喰らいついて戦って行きます」(六峰監督)



(平塚)


【リザルト】Jプロツアー第1戦 2019年3月16日
第2回 JBCF 修善寺ロードレース Day-1 60km

1 オールイス アルベルト(マトリックスパワータグ)1:40:56
2 ハッカー ロビー(TeamUKYO)+00:00
3 クローム サム(TeamUKYO)+00:05
12 平塚吉光(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+00:11
25 徳田優(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+00:31
30 石橋学(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+00:38
36 黒枝士揮(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+01:14
45 孫崎大樹(TEAM BRIDGESTONE Cycling)+03:01


(黒枝)


------------<2日目>------------



(平塚、石橋)


2日連戦となった2日目の距離は倍。日本CSCの5kmコース24周する120kmです。

「昨日よりもサバイバルになると思っていました。ウチとしては、昨日の走りもあった平塚と石橋で行くという大まかな方向性でした」(六峰監督)



(石橋)

この日も石橋は、序盤からほぼ全ての逃げに乗るように動いています。その石橋の積極的な動きがあって、平塚も逃げの質を見極めながら、レース序盤に決まった12名の本命の逃げにチーム選手2人を載せられたTEAM BRIDGESTONE Cyclingも、展開的には申し分ありません。



(平塚)

後方のメイン集団には、昨日の優勝者オールイスが残っていたため、彼を意識しすぎたのか、集団のペースはあまり上がりません。その状況の中、先導の12名が、後方の集団を置き去りにする形で進みました。12名はその中からも逃げを決めるべく、小競り合いが繰り返されますが、決定的な逃げは決まりません。



(孫崎)


ところが残り50kmの地点で、先頭グループからフランシスコ・マンセボ選手(マトリックスパワータグ)がアタック、このアタックでマンセポ選手と彼のチームメイト、アイラン・フェルナンデス選手(マトリックスパワータグ)の2名以外が振り落とされ、後方から追いすがる形となりました。



(徳田)


このアタックとほぼ同時期に、メイン集団にいた選手すべてがレースを降ろされました。5kmという周回距離の短さによる結果ですが、先導する2選手のスピードに、他選手がたちが力負けしたという様相でした。

TEAM BRIDGESTONE Cycling石橋と平塚は、マンセボ選手のアタックで後方に下がり、最終周回直前まで再び前を狙っていましたが、終盤にてふたりともレースを降ろされました。結果、このレースの完走者は6名となりました。とてつもないサバイバルレースでした。



(平塚)


「完全に力でねじ伏せられたなという感じです。でもそれは、他のほとんどチームも感じたことと思います。チームブリヂストンとしては、こういった力差のあるレースに対応できる力をつけて挑み、チャンスのなかで得意なレースには勝ちを狙っていきます」(六峰監督)



(黒枝)


【リザルト】Jプロツアー第2戦  2019年3月17日
第2回 JBCF 修善寺ロードレース Day-2  120km

1 フランシスコ・マンセボ(マトリックスパワータグ)3:24:09
2 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ)+00:00
3 横山 航太(シマノレーシング)+04:06
- 平塚吉光(TEAM BRIDGESTONE Cycling)DNF
- 石橋学(TEAM BRIDGESTONE Cycling)DNF
- 黒枝士揮(TEAM BRIDGESTONE Cycling)DNF
- 孫崎大樹(TEAM BRIDGESTONE Cycling)DNF
- 徳田優(TEAM BRIDGESTONE Cycling)DNF


===========

 
19/03/13

【2019トラック世界選手権】女子ケイリン、太田2回戦進出ならず16位


photo: More CADENCE


レース名:2019トラック世界選手権
開催地:ポーランド・プルシュクフ
開催日:2月27日〜3月3日
種目:3/3 女子ケイリン
TEAM BRIDGESTONE Cycling 出場選手:太田りゆ

3月4日に行われた2019年トラック世界選手権・女子ケイリンに、TEAM BRIDGESTONE Cyclingの太田りゆが出場、2回戦進出ならず16位となりました。TEAM BRIDGESTONE Cycling 機材サポートの小林優香選手(DREAM SKEEKER)も1回戦突破ならず13位でした。


世界選手権の直前にあったワールドカップ香港最終戦では2位を獲得、着実に力をつけて世界頂点に向かった太田。参加選手26名により行われる1回戦は、2着までが準決勝へと勝ち上がります。スタート後、序盤に最後尾に下がって機会を伺っていた太田は、残り2周で追い上げて2着を獲得。準決勝へと進みます。


photo: More CADENCE


準決勝での太田は、残り2周から大きく追い上げるも、途中で集団の中に取り込まれます。その後、ラスト1周にてバランスを崩して他の選手と接触、落車こそ免れたもののスピードを落とし、2回戦出場はなりませんでした。

太田の、そして小林選手の走りは、トラック競技を現地でレポートする《More CADENCE》記事に、詳細に記載されています。



photo: More CADENCE

【太田りゆ・世界戦に際するコメント】

ワールドカップを去年と大きく違う、いい状態で終え、世界選手権には東京オリンピックを見据えたレースをしたい、決勝で走ることを目標としてやりたいという思いで、挑みました。

結果として、準決勝に進めずにあっという間に終わってしまったというのが正直な感想です。

しかし、世界選手権の空気を感じながらも今まで同様、強い気持ちをもってレースをできたことや、落ち着いてレースを感じられたことは来シーズンに繋がる大きな収穫だったと思っています。

今シーズンを終えて、課題も明確になりました。オリンピックに向けて残り少ない時間を確実に成長できるよう頑張って行きたいと思います。


【リザルト】2019/3/3 トラック世界選手権 女子ケイリン
1 LEE Wai Sze (HKG)
2 McMULLOCH Kaale (AUS)
3 SHMELEVA Daria (RUS)
13 KOBAYASHI Yuka 小林優香(JPN)
16 OHTA Riyu 太田りゆ (JPN)