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18/02/20

【埼玉サイクルエキスポ2018】窪木、補助輪はずし教室の講師に


『補助輪なしの自転車に初めて乗れたときのことを、覚えていますか?』


2月17日〜18日にさいたま市さいたまスーパーアリーナにて行われた《埼玉サイクルエキスポ》。

これは、さまざまな自転車ブランド、そして埼玉県につながりの深いブランドが集ってさいたまスーパーアリーナ内に展示を行うという、年に1度の大きなイベントです。



今年で5回目を迎えるこのイベントの大きな特徴は、
1)最新の自転車の試乗ができる、そして
2)この会場だけの特別(びっくり!)プライスで、いろんなもの買える、です。



チーム ブリヂストン サイクリングの母体である(株)ブリヂストンサイクルの本社は埼玉県上尾市。ANCHORブランドのバイク群、電動自転車群を試乗いただけたのはもちろん、



話題の空気の要らない(パンクしない)ホイール、『エアフリーコンセプト』を使った自転車の試乗もありました。



チーム ブリヂストン サイクリングの新デザインチームカーもこちらでお披露目。いろんなプレゼントも行いました。



そしてチーム ブリヂストン サイクリングに縁深いオリンピック出場者=オリンピアンたちによる『クイズショー』があり、リオ2016オリンピックに出場した窪木一茂もこれに出演。(そして飯島総監督も)



出題:鈴木光広さん(ソウル1988オリンピック オリンピアン)



出題:藤田晃三さん(バルセロナ1992オリンピック オリンピアン)



出題:窪木一茂(リオ2016オリンピック オリンピアン)



出題:飯島誠 チーム総監督(シドニー2000オリンピック、アテネ2004オリンピック、北京2008オリンピック オリンピアン)



続いて、『レジェンド』オリンピアンふたりによるバーチャルな戦いがありました。この戦いに向け密かにトレーニングを積んでいたという『よりレジェンド』な鈴木さんが勝利しました。




(左:鈴木さん、右:藤田さん)



そして本日のメインイベント、窪木一茂が講師となって、補助輪付きの自転車から補助輪をはずすための「補助輪はずし教室」を行いました。



「僕のレース自転車と同じぐらい軽いですね(笑)」(窪木)


これは、昨年9月に行われた、ブリヂストンx日産スタジアム《サイクルパークフェスティバル2017》にて大好評、行列ができた企画。

補助輪の付いているお子さんの自転車から、補助輪を外すためのステップを、子供たちには実際に体感いただき、親御さんにはその段階を学んでいただこうというものです。



補助輪をはずしていくプロセスには、さまざまなセオリーやメソッドがあります。が、ここでは、自転車を自由に操るショーを20年以上行ってきた実績のある、バイクコントロールを知り尽くすオカッピ先生のメソッドに従っています。



大人はなぜか嫌がるプロテクターをちゃんと付けるのが賢い子供。



●まず補助輪とペダルを外します。両足が少し余裕を持って地面につく位のサドルの高さにします。そこからサドルに足をおいたまま、歩くことから始めます。



●「だるまさんが転んだ」で、進む・止まるの感覚を身につけます。



●次は上体を後方に残さない練習です。ジャンプのように両足で前に飛んで、上体から前に進むことを覚えます。



●この感覚がカラダに染みたら、自転車にまたがっても上体を後に残さないよう、キックバイクの要領で前に進んでいきます。



●そしてペダルを付けて、足を乗せもう片方の足で地面を蹴って前に進むことを覚えます。



●そしてついに、両足をペダルに(ここからは反復練習です)



というステップでした。窪木もがんばりました。ご参加いただいたお子さまたち、ありがとう、そしておめでとうございます。
補助輪が外れると、自転車はかえって転びにくくなって、もっと楽しくなりますよ!



●表彰状の授与


補助輪なしの自転車に初めて乗れたときを覚えていますか?
それは自由への翼が、あなたに生えたときではありませんでしたか?
ここに並んだ子供たちは、他の何にも変えられない、自由を手に入れたのです。



補助輪はずし教室、またやりましょうね。

 
18/02/16

【TRI ケープタウンW杯】上田選手、2018年開幕戦で10位に


写真は上田藍選手 公式ブログ より 


ブリヂストンのバイクを駆って夢を追う、上田藍選手(ペリエ・グリーンタワー・ブリヂストン・稲毛インター)の2018シーズンが開幕しました。

上田選手の開幕戦となったのは、2月11日に南アフリカ・ケーブタウンで行われた《ケープタウンITUトライアスロン ワールドカップ》です。その結果は10位。

その模様は上田選手のブログにて、「3ヶ月ぶりのレースを戦いながら、レース間隔を一つ一つ呼び覚ましていきました」と綴られています。


次のレースは3月2日、アラブ首長国連邦のアブダビで行われる《2018 ITUワールドトライアスロン アブダビ》、ワールドトライアスロンシリーズの2018年初戦です。これまでの約2週間という期間を上田選手は、ケープタウンにほど近い、ワインの産地としても知られるステレンボッシュにて合宿を行います。


ケープタウンW杯のフルリザルトは、こちらです。

 
18/02/15

【2018 チーム ブリヂストン サイクリング】シーズンイン レース予定


photo: Satoru KATO


2018のシーズン・イン、まだ冬真っ只中ではありますが、チーム ブリヂストン サイクリングの選手たちも少しずつ、本格シーズンに向け動いています。

チーム選手のレースとしては:

トラック競技では2018年2月16日(金)~20日(火)にマレーシアにて行われるアジア選手権に、
一丸尚伍、今村駿介、太田りゆ、沢田桂太郎、近谷涼、橋本英也が出場。

同時期、同会場で行われるパラサイクリング・アジア選手権に、川本翔大、野口佳子が出場します。

そしてロードレースでは、2月24日、25日に沖縄で行われる《第1回 JBCF おきなわロードレース》がシーズンインの戦いとなります。こちらに出場するのが、石橋学、大久保陣、窪木一茂、原田裕成、堀孝明。そしてアジア戦を終えた野口も、このレースに出場予定です。

いよいよ高まり始める、チーム ブリヂストン サイクリング選手のレースへの熱量。選手たちの動向を、じわりじわりとお伝えしてまいります。



 
 
18/01/09

【2018年BGT】新たなるシーズンの幕開け

2018年、新たなシーズンの幕開けです。

私たちは、チーム ブリヂストン サイクリングとして新たにスタートいたします。



2018シーズンは東京2020オリンピック・パラリンピックを見据え、
トラック、ロード、MTB、パラサイクルと幅広いメンバーで活動いたします。

2018シーズンのチーム ブリヂストン サイクリングは、ファンの皆様を魅了するダントツの走りで、さらなる勝利を目指します。

今年も私たちの活躍に、ご期待ください。



 
17/12/30

【2017 ブリヂストン アンカー】この1年をありがとうございました


2017年も、ブリヂストン アンカー サイクリングチーム(UCIコード BGT)へ、熱い応援と厚いご支援を本当にありがとうございました。



チーム選手並びにスタッフ一同、心より御礼申し上げます。


2018年からは、名称を新たに、TEAM BRIDGESTONE Cycling チーム ブリヂストン サイクリングとして次なる勝利を目指し走ります。

より強くなるTEAM BRIDGESTONE Cycling、2018年の活躍にご期待ください。


良いお年を。


 
17/12/29

【ルックバックBGT2017】ロードチーム監督・水谷壮宏「予測もつかない世界でありますが、強い意志さえあれば目標を成し遂げられます」


2017/9/8 ツール・ド・北海道 photo: M.Shimizu


【ルックバックBGT2017】2017シーズンのブリヂストン アンカー サイクリングチームを、最後に振り返るのは、ロードチーム監督、Takè(タケー)こと水谷壮宏です。

15歳で渡仏した野望高きサイクリスト、タケヒロ・ミズタニは、その青春期を本場フランスのプロへの貪欲さの中ですごします。プロとなり、ブリヂストン・アンカーに加入し逆輸入。選手としてさまざま活躍し、2013年よりロード監督としてチームを率いてきました。

監督として5年のキャリアでの成果が、昨年のロード全日本選手権両制覇、そして今年のTT連覇。全日本ロードこそ運命に翻弄されましたが、選手選びに始まるチームづくりは、2年に渡り日本一を獲得しました。

フランス仕込みの野性味あふれる作戦力と実績。往年の巨人軍長嶋監督像を彷彿とさせんでもありません。水谷監督が、2017シーズンのブリヂストン アンカー サイクリングチームを振り返ります。



2017/9/9 ツール・ド・北海道 photo:M.Shimizu


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*2017シーズン、心に残ったできごと

今年のチーム活動の中で数え切れない程の出来事があった。もちろんレースの出来事を語りたいが、監督として初めて大失敗してしまったNo.1は、カザフスタンのアルマトイで行われたレースの帰りである。

自分、ダミアンとミッシェルはアルマトイ〜モスクワ〜パリ行きのフライトに乗り無事にフランスに到着するが、日本帰国組はアルマトイ〜セントピータースバーグ〜モスクワ〜東京のフライトだったが、自分の失敗でロシアのトランジットビザを発行しておらず、セントピータースバーグで国内線のロシア行きに乗れず足止めを食らう事になってしまった。



2017/9/10 ツール・ド・北海道 photo: M.Shimizu


しかも複数の選手はアルマトイで食あたりになり体調が悪くどうなるか分からないなか、中山メカとの交渉で幸いアエロフロートの地上スタッフがドイツ・ミュンヘン経由のフライトに変更してもらい、なんとか日本に到着できた。

しかし無事に帰国をしたはずが、肝心な荷物+自転車が届いておらず翌日に届くの事。そこで中山メカとマダム中山がわざわざ休日に対応してくれ無事に荷物を回収してもらった。

しかしここで終わりでは無く翌日にイランの出発が迫っており新たな準備等など大変で関係者全員に迷惑をかけてしまった。

その後のツール・ド・イランでは、選手スタッフ共々は移動の疲れを見せずにレースで健闘してくれ、監督としてチームメイトを誇りに思った。



2017/6/24 全日本選手権ロードレース前夜 photo:K. Tsuji


*2017シーズン、心に残っているレース

もちろん全日本選手権、シーズンインから全日本までの予定を計画し、数多くのレース、練習、全てをチーム全員で万全な状態で挑んだレースだ。

しかしスタート直後にエースの初山、大久保、堀の3人が落車してしまう悪夢に襲われた。龍が4位に入り勝てる実力を持っていたのにも関わらず、最初の大落車で我を失ってしまい指示をしっかりできなかった監督の私でもあった。

皆が本当に辛い練習を誰よりもこなし命懸けで挑んだレースだけであって、全てを一瞬で失ってしまう辛さは計り知れないであろう。
今でも「なぜ全日本で?」とよく思いだす。



2017/6/4 ツール・ド・熊野 photo: M.Shimizu


全日本同様に思いがあるもう一つのレースは、ダミアンの熊野最終ステージ優勝である。

ダミアンは最終ステージのほとんどを独走し、初の日本UCIレース優勝を成し遂げた。
その前のTOJでも同様の走りで攻めていたが、後もう少しの所で捕まってしまい悔しい経験を何度も味わったにも関わらず、常に諦めない走りで攻め続け優勝した彼は印象的であった。

以前ジロで区間優勝したり、ツール・ド・フランスで活躍していたダミアンの面影を目の当たりにしたレースでもあった。



2017/6/25 全日本選手権ロードレース photo:M.Shimizu


*2017シーズンのチームを振り返って

2016年に大きなチーム方針変更でメンバーの半分以上の入れ替わりがあり、2017年スタート時は正直に不安であった。

しかし最初の沖縄合宿から思ったより全体的に調子がよく、初戦のフィリピンでも不安を吹き飛ばす以上の手応えある走りをしてくれた、お陰で不安は無くなりシーズンインの良いスタートを切る事ができた。

そしてほとんど昨年同様のレーススケジュールの中、選手各自は常に目標へ向かい成績を出しステップアップした。
全日本は残念だったが、良太の全日本個人TT連覇、ダミヤンのツールド熊野区間優勝、龍のJBCF那須とツールド北海道区間優勝、初山のTOJ山岳賞獲得など、その他多くの素晴らしい成績を収める事ができ大変に良いシーズンでもあった。

骨折など怪我をしてしまう選手や、レース移動でのハプニングやレースでの多くのトラブルがあった。しかしそれら難関を乗り越えチームとして機能してきたチームメイトを本当に誇りに思い、そして終わってしまう事を残念に思う。



2017/5/28 ツアー・オブ・ジャパン photo:M.Shimizu


メッセージ

2018年はBSCの大きな活動方針の変更で、私の監督としての任務は2017年満期で終了になります。

2013年から5シーズンアンカーチームの監督を務めさせて頂き、お陰様で輝かしい成績を収める事ができました。

全世界を駆け巡るレース参戦の中、数多くの素晴らしい経験をさせて頂き、ブリヂストンサイクルの皆様に心の底から感謝しております。そして常に協力してチームを支えてくださった多くのチームスポンサー様、サプライヤー様にも感謝の気持ちで一杯です。



2017/9/8 ツール・ド・北海道 photo: M.Shimizu


私の人生の中でこの5シーズンは大切なものであり、学んだ事は多く、特に素晴らしい人々との出会いが印象的でした。

毎年入れ替わる選手スタッフと出会い同じ戦場で戦い、同じ敗北感や喜びを味わいながら気が付けばまたそれぞれ別の世界へと歩んで行くこの世界です。

自分の意思でその場に残るか前へ進むかは自由、予測もつかない世界ではありますが、強い意志さえあれば目標を成し遂げられます。

これを忘れずに、今までお世話になった選手、スタッフへ、これからの健闘を祈ります。



2017/2/9 2017チームプレゼンテーション photo: M.Shimizu


そして最後に、日本全国どのレースに行っても応援に来てくれるファンの皆様、本当にいつも暖かい応援ありがとうございます。沿道で『水谷監督!』『タケー!』と声を掛けて頂いた事は忘れません、またいつの日か声を掛けて貰える事を楽しみしています。

みなさん本当にありがとうございました、良い新年をお迎え下さい。

A DIEU



グアドループでのワンショット、このタフなレースにも関わらず笑顔を忘れずレースを楽しむ選手には魅せられた。



疲れか、緊張感のせいか、たまに意味不明な行動をする利輝さん。



数多くの仕事にも負けず、ユーモアも忘れない中山メカ。



ブリヂストンは2012年からお世話になってるマッサーのミッシェル、
66歳になるが世界で一番元気なおじいさん。
手に持っているコケシは、選手からの感謝の贈り物。



安見マッサーの腕は勿論抜群、そして安見さんは話すとなぜか心が癒される不思議な力を持っている。

 
17/12/29

【ルックバックBGT2017】MTBチーム監督・小林輝紀「海外UCIレース優先とするUCIチーム活動に完全シフトしました」


2017-07-22


ブリヂストン アンカー サイクリングチームのチーム員が2017年を振り返る、【ルックバックBGT2017】。BGT内の種目別チーム、ロードチームとMTBチームをそれぞれまとめ上げてきた監督がシーズンを振り返ります。



2017/5/29 クップ・ドゥ・ジャポン 富士見戦

まずはMTBチーム監督・小林輝紀です。監督として、そしてメカニックとして、選手の練習をみて、マシンを完全な状態に仕上げ、そしてレース中のサポートも行う。まさに選手たちと同じくレースを『走る』のが、MTBチーム小林監督の仕事です。



2017/8/13 アメリカ・ウィンダム戦 

今年はUCIポイントを多く獲得するという活動に重きをおいたブリヂストン アンカー MTBチーム。東京2020大会で、より多い日本選手出場枠を獲得する第一歩ともなる活動です。結果沢田、平野ともに200ポイント以上のUCIポイントを獲得しました。

来季もTEAM BRIDGESTONE CyclingのMTB監督を努める小林監督が、2017シーズンを振り返ります。



2017/6/11 クップ・ドゥ・ジャポン 一里野戦

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*2017シーズン、心に残ったできごと

Coupe Du Japonシリーズの一部をキャンセルし、海外UCIレース優先とするUCIチーム活動に完全シフトしました。
国内年間総合優勝を絶ってでも、より挑戦的な海外UCIレースへの参戦を決めました。



2017/10/24 トルコ戦

*2017シーズン、心に残っているレース

アジア選手権と全日本選手権。
この2つの選手権で勝つことがチーム最大の目標でしたが、それを果たすことが出来ませんでした。今でも大きな悔しさが残っています。



2017/8/10 UCIワールドカップ/カナダ・モンサンタンヌ戦

*2017シーズンのチームを振り返って

他国内チームよりも少ない参戦数ながら、4年連続のCoupe Du Japon年間総合優勝を果たし、日本人UCIポイントランキングでは沢田選手1位、平野選手3位となりました。
それは、選手・スタッフ共に大きなケガや事故がなく満了でき、スポンサー・サプライヤー・ファン・関係者皆様の理解と大きな支援があったことで達成できました。この素晴らしいチームに感謝しています。



2017/8/13 アメリカ・ウィンダム戦

メッセージ

2018年は、東京2020オリンピックに対して非常に重要なシーズンとなります。
チームは更に強くなるために必要な試練とその覚悟が出来ています。
どうかこれからもチームへの応援を賜ることができましたら幸甚です。
2017年をありがとうございました。

小林輝紀



「このアングルがレースへの期待を更に高めていく」(小林監督)



「レースは常に選手と共にスタートし、フィニッシュする」(小林監督)



 
17/12/28

【ルックバックBGT2017】メカニック・中山直紀「選手たちがレース毎に強くなっていっているのを間近で見れたのは、本当に楽しかったです」


2017/6/4 ツール・ド・熊野 photo: M.Shimizu


ブリヂストン アンカー サイクリングチームのメカニックの中山直紀は、今年もバイクを完璧な状態にすることで、選手の命を守り続けてきました。

軽口も叩かず(苦手です)、冗談も言わず(苦手です)、聞こえるぐらいの声で何かしら文句言いながら、ロードチームのバイクを一台一台仕上げてきました。

【ルックバックBGT2017】、曇りメガネがトレードマークの中山メカニックが今年を振り返ります。中山も、今年でチームを去ります。

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2017/6/24 全日本選手権ロードレース前日 photo: K.Tsuji


*2017シーズン、心に残ったできごと

やはり私としましては全日本選手権ロードレースとタイムトライアルです。

これまでの3年間のキャリアのなかでも、今年の全日本選手権は特別でした。
チームとして、最重要レースというのはもちろん、ディフェンディングチャンピオンとして迎える全日本選手権は、昨年Wタイトルを成し遂げた時以上の緊張感がチーム内にありました。



2017/6/24 全日本選手権タイムトライアル photo: K.Tsuji


タイムトライアルでは、昨年と違いチームカーで西薗選手の後ろをサポートし、また見守りながら、同じ時間共にレースをしたと感じました。

西薗選手が無事にゴールラインを通過し、優勝のアナウンスをラジオツールで聞いた時に監督と涙を流して喜び合えたのはこれからも忘れることはできないと思います。

西薗選手がこのタイトルを取るためにどれほどの努力をしてきたか間近で見て、知っていただけに本当に嬉しかったです。



2017/6/24 全日本選手権ロードレース前日 photo: K.Tsuji


ロードレースもまた、同じです。初山選手がオフからこの全日本選手権に向けて努力しているのを見ていましたし、確実に強くなっていました。ロードレースは『水モノ』という要素が強い中、勝つ可能性を少しでも上げるために練習やレースに取り組んでいました。

そんな中で悲劇としか言いようがないことがレース開始直後に起きてしまいました。
アシストの選手含め、積極動いた中で起きてしまった事故だと思いますし、誰を責めることも出来ないと思っています。

でも、そんな中で残された鈴木選手たちは、可能な限り勝利を求めて懸命に走ってくれました。

チームとして、満足な結果は得られませんでしたが、納得出来る走りだったと思いますし、同じ時間を共有出来たことを誇りに思っています。



2017/9/8 ツール・ド・北海道 photo: M.Shimizu


*2017シーズンのチームを振り返って

今シーズンのチームは本当に楽しいチームでした。選手同士も仲が良く、良い雰囲気のチームだったと思います。
年長の選手が若手選手にアドバイスをし、それを受けて若手選手たちが伸び伸びとレースしていると感じました。
お互いが言いたい事が言える良いチームだったと思います。

また、年間を通して選手たちがレース毎に強くなっていっているのを間近で見れたのは、本当に楽しかったです。
また、水谷監督、安見マッサーと協力しながら、一緒に仕事ができたことは幸せなことであったと改めて思うところです。



2017/11/10 ツール・ド・おきなわ photo:M.Shimizu


メッセージ

メカニックとして、懸命に努力している選手たちと一年を通して同じ時間を共有出来たことは、私にとって本当に幸せなことでした。
レースの現場では、本当に色々な事が起こりますが、最後に笑っていられるのは、監督、マッサー、選手のおかげだと思います。
改めてまして、本当にありがとう。楽しかった。

最後になりますが、全てはブリヂストンサイクルを含め、スポンサーの皆様の協力のおかげです。
レース担当、設計開発、関係各所の皆様、またファンの皆様、本当にありがとうございました。

ブリヂストンアンカーサイクリングチーム
メカニック
中山 直紀



2017/2/21 ツール・ド・フィリピン photo: D.Kim


2017/10/21 ジャパンカップ前夜

 
17/12/28

【ルックバックBGT2017】マッサー・安見正行「イランで落車っ!龍の15回転半仁王立ち伝説」と「ボンジュール面手の芝刈り機大爆発事件」と「チェリー・マナブの恋愛塾」この3本が今年のベストですね


2017/6/25 全日本選手権ロードレース 5:01AM photo: K.Tsuji


ロードバイクジャーナリストK氏をして「大変だ、この人は最高だ、面白すぎる」と評価させしめたブリヂストン アンカー サイクリングチームのマッサー、安見正行。チームの至宝です。

安見はレース期間、選手のコンディショニングをみます。体調もマッサージも食事も精神衛生も補給食作りもボトル渡しもBGMも、すべてで最高の状況を作り出す魔法使いのようなマッサーです。特に精神衛生をケアする面白さは抜群、タイミングも最高です。褒め過ぎかもしれませんが、いちどチームに入ってもらえれば、わかってもらえると思います。

2007 チームマッサーに就任。ロードチームでは最も長い経歴です。そのマッサージの手技方法は秘密ですが、見たところ手技というより、もはや触っていないようにも見受けられます。たぶん魔法です。



2017/11/12 ツール・ド・おきなわ photo: M.shimizu


【ルックバックBGT2017】、今季でチームを離れる安見マッサーが、最後にその想いを伝えてくれました。この人は書いてもすごかった。

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*2017シーズン、心に残ったできごと

ジャージを獲得したレースですね。初山翔のTOJ山岳賞と西薗良太のTT日本チャンピオン優勝がとくに記憶に深く残っています。

昨年の翔は追い込んだときにいっぱいになりやすい筋力をオフシーズンから鍛え直し、増えすぎた筋量を自転車に乗りこむことで絞って淘汰させていくことで、使いきれていない部位を克服しました。

良太は自身の走りの情報を蓄え分解、分析して実際のカラダと対話しながらシュミレーションを重ね試合に臨みました。

ふたりとも時間の制約があるなか計画的にトレーニングして手に入れたジャージ。
どちらも狙って取りましたから、たいしたものだと感心したものです。

本人から感謝の気持ちとともにジャージを手渡された時は嬉しくて飛び上がるほどで、選手をサポートするという仕事が報われたと感じる至福な瞬間です。



宇都宮ジャパンカップサイクルロードレースのアフターパーティーでは、いろいろかぶり物を作っていきました。

パーティーだから絶対じゃんけん大会があると思って、グーチョキパーの3人分も作りたかったのですが制作時間がなく断念。

アンカーが登壇して即、ブリッツェンの柿沼さんから釘を打たれましたが、カオナシや『ドントウォーリー』たちのおもてなしで涙を流して感動してくれた女の子もいましたし、ファンと選手との間が縮まるようないい橋渡しができた最高に楽しい夜でした。
このメンバーだからこそ成しえたことですね。



*2017シーズン、心に残っているレース

龍の日本語の先生であるダミアンの、熊野第3ステージで独走ステージ優勝がすごかった。

毎周回同じラップタイムを刻んで走るダミアンの安定した走り。
あとで聞いたら、キナンチームの親友トマ・ルバが前日の第2ステージで区間優勝したのを見て『オレモヤッタロー』って思ったらしいんです。
それで勝っちゃうんだもの、ほんとにかっこよかった。



シマノ鈴鹿でのチームTTで西薗に引きずり回された近谷と一丸がオーバーヒートして大変だったのも印象的でした。

蒸し暑い夏の鈴鹿で一丸の筋肉がアイシングしても熱すぎて卵が焼けるんじゃないか試したかったくらいです。



ツールド北海道の西薗総合2位。これもおしかったですね。
”あの良太”が時計の計算間違いでほんの数秒差で負けたんです。

なんだかんだでこの日の夜の反省会は太っ腹な良太のおごりで、そのおかげで何人かの選手は函館山の夜景を見るような素敵な出会いもあり。これには西薗良太に感謝ですね!



2017年は若手選手の大きな成長をそばで見られたのがよかったですね。

とくに鈴木龍。レースでちょいちょい勝つもあと一歩でうばわれて負けるパターンが数回ありました。

ツールド沖縄でもチームメイトにお膳立てしてもらっておいてゴール前、アンカーはいい展開にもっていくも龍がポカしてしまって
水谷監督は「ナーンデ列車くまないんだー(プンスカ)!」って超怒ってましたけど。


負けて悔しいことだって、いい経験だったと私は思います
チームで一番気合い入れて準備してたし、ほんとに悔しがってたのをそばで見てましたから。
体験しないとわからない事いっぱいありますからね。



*2017シーズンのチームを振り返って

今期加入のロード選手はみな個性的でまとまるか心配でしたがとても仲が良く長所も短所もオープンに話し合えた仲間たちでした。

とくに水谷監督、中山メカとはたくさん会話しました。ディスカッションを繰り返しチームの最善を選択し実行することができたと思っています。

海外遠征では毎度のことトラブルありで笑いもあり涙ありでいろんなドラマが起こっていました。
話が長くなるので割愛してタイトルだけですが

「イランで落車っ!龍の15回転半仁王立ち伝説」と「ボンジュール面手の芝刈り機大爆発事件」と「チェリー・マナブの恋愛塾」

この3本が今年のベストですね。



*メッセージ

ロードレースを通してたくさんのことを学ばせていただきました。
人との運命的な出会いや悲しい別れ、ケンカもするけど笑うときは腹の底から笑いました。
真剣に全開で生きている人たちがそばにたくさんいるから今を生きている実感がありました。
こんな自分を必要だと言っていただきロードレースという学びの場を与えていただいた
ブリヂストンサイクルのみなさまには感謝の言葉しかありません。

ありがとうブリヂストン アンカー サイクリングチーム。

Masayuki AMI



 
17/12/27

【ルックバックBGT2017】堀孝明「2017年シーズンは非常に苦しいシーズンでした」


2017/6/25 全日本選手権ロードレース photo: M.Shimizu


【ルックバックBGT2017】堀孝明

2017シーズンを走ったブリヂストン アンカー サイクリングチームの選手たちが、シーズンを振り返る【ルックバックBGT2017】。選手の最後となるのは、堀孝明です。

今シーズンの堀は、不運に見舞われてしまいました。3月のクロアチア遠征では、まずまずの仕上がりを見せていましたが、4月のフランスでのレースにて、落車に巻き込まれ、腕を骨折
その時の心情を、堀はこう語っています。

そして全日本選手権の前、ツール・ド・コリアにてレース戦線に復帰しますが、後の回答にあるように、ここでも怪我をしていたとのこと。。。さらにその帰国後の全日本選手権では、スタート後に落車、リタイアとなりました。

こんな年もあります。堀はこの悔しさを、2018年のTEAM BRIDGESTONE Cyclingメンバーとして、喜びに変えていくことでしょう。堀がシーズンを振り返ります。



2017/6/25 全日本選手権ロードレース photo: M.Shimizu

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回答:堀孝明 1992年生まれ


*2017シーズンの自分を振り返って

2017年シーズンは非常に苦しいシーズンでした。記者発表で新しいジャージに身を包んだ時、これから欧州やアジアのレースをバンバン走って強くなるぞっていう期待がありました。
しかしフランスでの骨折に始まり、全く思うように走ることはできませんでした。

弱点に向き合わず、強いとこを伸ばそうとしてしまったな、というのがあると思います。これからは、下りが不得手だったりといったウィークポイントを潰していきたいですね。


*2017シーズンのメインマシンについて

RS9に乗っていましたが、長い距離をこなしての疲れにくさ、しなりがきいてて踏めば踏むほど進む剛性の高さが気に入ってました。


*2017シーズン、心に残ったできごと

ほとんど話せることがないですが(笑)、ツール・ド・コリアです。
出国前日のレースで落車して、足を怪我してまして。腫れてはいなかったものの歩くのが激痛。
ダミアンに明日からのレースどうしよう、と聞いたら僕なら行くね!と。
骨折してないことを祈りながら死ぬ気で走りました。
結局第3ステージでDNFで、帰国してからの検査で足も骨折していたものの、気持ちって大切だなと思ったレースでした。



2017/6/11 JBCF 那須ロードレース


*2017シーズンのチームを振り返って

今年のチームは和気あいあいとした中で、時にはピリッとしたところもあるようなメリハリがあるチームでした。
それだけにもっとレースを走りたかったです。



2017/2/2 チームプレゼンテーション