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自分にとって最高の1台を選ぶための基礎知識
4つのジャンル、36車種でライダーのニーズに対応
どんなバイクを選ぶかで、スポーツバイクの楽しみは大きく左右される。バイク選びでまず大切なのは使用用途に合ったモデルを選ぶこと。アンカーの2011年モデルは、トラックレーサー、ロードバイク(アンカーウーマン含む)、MTB、スポーツユーティリティの4カテゴリー、36モデルを揃えてライダーの用途やレベル、そして嗜好に応える。では、4つのカテゴリーの使用用途を簡単に見てみよう。
ドロップバーを装備したスポーツバイクの代名詞とも言えるのがロードバイク。ひとくちにロードバイクといっても、フレームのディメンションや使う素材によって走行性能は異なる。「RMZ」や「RHM9」に代表されるロードレースに適したレーシングモデルと、ロングライドを快適に走るための性能を重視した「RFA5」のようなタイプがあるので、自分の目的に合うモデルを選ぶことが大切だ。また、「RFX8W」、「RA5W」のように女性専用に設計されたモデルもラインナップしている。
「PHM9S」のように、競輪を開催するバンクと呼ばれる競技場でレースをするモデルがトラックレーサー。ギヤは前後に1枚ずつで、変速機もブレーキもない無駄を省いた究極の自転車といえる。そして、このシンプルな機能を公道で楽しめるようにブレーキを装備した「PA3」は、トラック競技の練習や街乗りにも適したモデルだ。
野山のオフロードを駆け巡りたいなら、幅の太いタイヤとサスペンションを装備したMTBを手に入れるに限る。フラッグシップの「XIS9」をはじめ、アンカーのMTBは、リヤサスペンションを装備しない軽量性に優れるXC(クロスカントリー)仕様。XCやXCマラソンと呼ばれるレースでの性能に優れるのはもちろん、トレイルでのロングライドやツーリングにも対応するパフォーマンスを備えている。
そして、スポーツユーティリティシリーズは、上記のラインナップに比べてカジュアルな感覚でスポーツライドが楽しめる存在。ロードやMTBのラインナップの他に、ツーリングモデルの「C9」、街乗りやポタリング、そしてフィットネスライドに適したクロスバイクの「F9」、「F7」、「F5」といったモデルを揃えている。
こうした豊富なラインナップの中から、自分の使用用途と予算に合ったモデルをまずはピックアップして、アンカープロショップで相談するのがバイク選びの第一歩だ。
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|---|---|
| トラックレーサー | ロードバイク |
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| MTB | ロードバイク(アンカーWomen) |
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| スポーツユーティリティ |
フレーム素材によって変わるライディングフィール
カタログを見るとモデルによってフレーム素材が違うことに気付くはずだ。バイクの基本性能を司るのはフレームであり、アンカーの各モデルは用途やグレードに応じてカーボン、アルミ、クロモリの素材を使い分け、最適な走行性能を追求している。
中でもカーボンは、重量の軽さとパワーロスを防ぐための高いフレーム剛性、そして優れた乗り心地を高次元でバランスできる素材。「RMZ」や「PHM9」、「XIS9」などに使われる事からも分かる通り、ハイエンドのレースバイクには欠かせない存在だ。
アルミは軽量性や乗り心地ではカーボンに及ばないものの、高いフレーム剛性を実現しやすく、価格も比較的手ごろなので費用対効果に優れた素材。耐久性も高く、「RCS5」や「RFA5」、「R7」など、ミッドレンジからエントリーモデルに用いられる。
最も伝統的な素材がクロモリだ。軽さはカーボンやアルミに及ばないものの、乗り心地と剛性感、耐久性、価格のバランスに最も優れている。バネ感のある独特のペダリングや、繊細なフォルムのフレームはクロモリならではの美しさだ。アンカーでは独自のチューブ形状「ネオコット」を駆使して、素材の特性を最大限に引き出している。
こうして、3つの素材にはそれぞれの魅力がある。トップクラスのレースではカーボンのアドバンテージは明白だが、ホビーライダーの場合、用途やライディングレベル、耐久性や価格を考慮に入れると、アルミやクロモリが適していることも多い。
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|---|---|
| カーボン | アルミ |
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| クロモリ |
バイク選びの根幹をなすフレームサイズ
スポーツバイクでは、ライダーの体格に応じて最適なライディングポジションと走行性能を実現するために、1つのモデルでいくつかのフレームサイズが用意される。アンカーのロードバイクでは、最も多い「RNC7」が8種類、最も少ないモデルでも4種類のフレームサイズが展開されている。加えてステムやハンドル、クランクなどのパーツにもサイズ(ステム10㎜、ハンドル20㎜、クランク2.5㎜単位が一般的)があり、これらを組み合わせることで最適なライディングポジションが実現される。最適なフレームサイズとライディングポジションの確保は、ライダーの脚力を余すことなく発揮して快適ライディングを実現するのはもとより、事故や運動障害の防止という観点からも、ロードバイク選びで最も重視しなければならない項目だ。それだけに、ここをクリアすれはスポーツバイク選びの7割は成功も同然だ。
自分に合ったフレームサイズを探すには、股下の長さと身長から換算するのが最も簡単な方法。股下の計測は壁を背にして素足の状態で両脚の間隔を150㎜に開き、股下に50㎜幅程度の棒を股に当てて行なう。カタログの各モデルのページには、この方法で換算した適合フレームサイズを掲載している。これが大まかな目安となる。
しかし、より精度の高いフレームサイズと最適なライディングポジションを知るには、「アンカーフィッティングショップ」において「アンカーフィッティングシステム」を受けた上で最適なモデルを選ぶのがベストだ。このシステムは、数十年にわたり数多くのライダーのフォームを科学的に解析し、効率的なライディングポジションを研究してきたアンカーラボのノウハウが詰まっている。
その手順は、まず専用のコンピュータソフトにより、股下寸法をはじめとする身体データを元に奨励値となるポジションが算出される。この数値を専用のフィッティングマシンで再現。実際にライダーがまたがり、最適なポジションを決定する上で重要となる、腰、腕、大腿と下腿の関節角度が最適な数値の範囲内にあるかを計測する。これらの角度はライダーの経験値によっても異なり、それを考慮して最適なポジションが決定される。もちろん、ステムの突き出し寸法、ハンドル幅、コラムスペーサーの厚さは、ライダーごとに最適なサイズがセットされる。
スポーツバイクを購入する場合、届いた製品を元に最適なライディングポジションを調整するのが一般的。そのためフィッティング時にパーツ交換が必要になったり、最悪の場合、理想のポジションを実現できないこともある。しかし、アンカーオーダーシステムでは、まず理想のポジションを導き出し、それを実現できるモデルを選ぶ仕組みなので、手にしたその日からジャストフィットが可能。当然、誤ったフレームサイズを選ぶこともなく、無駄なパーツ交換も発生しない。これこそがライダーとバイクの最適な関係を追求し続けるアンカーならではなのオーダーシステムだ。
そして、もう一つのアンカーのフレームにおける特徴は、日本人に最適なサイズ設定があること。詳しくは「アンカーラボ」のページに記すが、「RA5W」では700Cホイールを採用して380㎜のフレームサイズ、485㎜のトップチューブ長を実現。これにより身長140㎝台のライダーでもベストポジションの確保が可能になっている。

フィッティングシステム
性能とルックスを自分好みにカスタマイズ
フレームに装備されるパーツも、当然ながらバイクの性能を左右する。ドライブトレインとブレーキパーツで構成されるコンポーネント、足回りを固めるホイール、そしてハンドルやサドルなど体に触れるコンタクトパーツという3つの分野でバイクは構成される。コンポやホイールのグレードによって生じる性能差は、高額になるほど重量が軽くなり、パーツの精度が増して回転部や可動部の動きが滑らかになる。よってライダーはエネルギーの消耗を抑えた走りができると考えられる。
ロードバイクのパーツを選ぶ場合、ホビーレベルのライダーはギヤ比に気を配りたい。プロライダーが主に使うノーマルギアと呼ばれるフロントギヤは、脚力が備わっていないとギヤ比が重すぎて、上り坂ではギヤが足りない事態も発生する。
そこで、ヒルクライムやロングライドの挑戦をメインとするライダーは、軽いギヤ比を実現できるコンパクトギアの使用を考えるといいだろう。アンカーのロードバイクでは多くのモデルでノーマル、コンパクトギアの選択が可能だ。もちろんエントリーグレードのモデルには、あらかじめ標準装備される。また、リヤスプロケットのギヤ比も選べるので、前後で自分の脚力に合ったギヤ比を実現できる。
スポーツバイクにおいて、フレームの次にバイクの走行性能を決定づける存在がホイールであり、その違いでバイクの走りは大きく変わってしまうことさえある。それほどに重要なバーツという観点から、ホイールについてもいくつかのモデルを選択でき、走行性能はもちろんバイクのフォルムも自分好みに変更できる。
そして、こうした性能面もさることながら、バイク選びで大きな要素となるのがカラーリングをはじめとするルックスだ。アンカーのオーダーシステムではパーツだけでなく、フレームカラーを選ぶことが可能だ。単色では37種類、レーシングカラーのデザインパターンでは2~11色のバリエーションがあり(一部選択できないモデルも有り)、加えてロードバイクではサドルとバーテープのカラーを選ぶことができるので、より自分の感性にマッチしたバイクのルックスを手に入れることができる。
自分に最適なバイクを選ぶには、フレームサイズやライディングポジション、フレーム素材、そしてパーツ選びなど、さまざまなファクターが複雑に絡み合っている。したがって、初めてのスポーツバイクは、アンカーの製品知識を有するアンカーフィッティングショップまたは、アンカープロショップで購入することが欠かせない。そこに足を運べば、快適なバイクライフのスタートダッシュを決められるに違いない。







