contents

16/05/27

【2016 Tour of Japan】ツアーオブジャパン BGT出場選手

2016年ツアー・オブ・ジャパンの時期が巡ってきました。ブリヂストン アンカー サイクリングチームが最も総合優勝を狙うレースです。

昨年は総合2位。第6伊豆ステージでの活躍もありましたが、最終ステージで、力およばず。今年は必ず。

http://www.toj.co.jp/

2016年のツアー オブ ジャパンは、今年から新たに新設となった京都ステージを含む8ステージ。休息日のない過酷な8日間のレースとなります。

ブリヂストン アンカー サイクリングチームより、6名の選手が出場します。


内間康平、井上和郎、初山翔、西薗良太、ダミアン・モニエ、トマ・ルバ



内間康平


井上和郎



初山翔



西薗良太


ダミアン・モニエ


トマ・ルバ

http://www.bscycle.co.jp/bam/team/


こちらでも随時、情報をお伝えしていきます。

ブリヂストン アンカー サイクリングチームの応援を、みなさま、よろしくお願いいたします。

 
16/05/17

【2016MTB CJ#2 八幡浜】リオ五輪代表選考会にて沢田3位に


(平野星矢)


MTBレース界において、八幡浜は特別な意味を持つコースです。心技体すべてが整わないと勝てない、世界レベルと肩を並べる難易度のコースとも言われています。

そしてこのレースは2016年CJ(クップ・ドゥ・ジャポン)の第2戦ではありますが、先の開幕戦を欠場し、アジア選手権で日の丸を表彰台の中央に掲げた日本ナショナルチーム員たちが初めて顔を揃えます。

このアジア選手権では、選手や監督のみならず、彼らの走りを記録するカメラマンまでもが心を一つとし、今後の日本XCOのレベルアップを改めて心に誓い帰国したと聞きます。

リオ五輪代表選考の行方はもちろんなのですが、日本における特別なレース、八幡浜でのこのCJ第2戦は、これまでの日本XCOとは違う、新たなスタートであるように感じます。結果よりも選手たちの戦い方、走り方そのものが楽しみなレースとなっていたのです。

ブリヂストン アンカー MTBチーム 小林監督のレポートです。

================



(沢田時)


レース名:クップ・ドゥ・ジャポン 第2戦 八幡浜ステージ
日時:2016年5月15日(日)
開催地:愛媛県・八幡浜市
距離:4300m x 7周回

ブリヂストン アンカー サイクリングチーム出場選手/
平野星矢、沢田時

リオ・オリンピック日本代表選手選考会を兼ねたCJ-八幡浜大会。チームとしてはアジア選手権とならぶ2016シ-ズン前半の山場のレースだ。このレースに勝つことは、オリンピック代表に名乗りをあげると同時に、現時点での日本最強を示せることになる。チームは今できる最高の体制を整え、会場に入った。

男子エリートは4300m、7周回、13:30スタート。コースとなる八幡浜市民スポーツパークMTBコースは、従来よりも全長が短縮され、舗装路が減り、テクニカルなパートを増設している。アンカーはU23の沢田時選手もエリート登録とし、平野星矢選手とともに最前列スタートとなった。



多くの観衆の中、ステージングコールで両選手がアジアチャンピオンの山本幸平(トレック ファクトリー レーシング)選手の横に陣取る。スタートは定刻。号砲に抜群の反応をみせ、圧倒的なスタートダッシュを決めたのは平野選手。それに山本選手を含む有力選手が追随する格好。

1周回目は山本選手、小野寺健選手(ミヤタ・メリダ・バイキングチーム)、沢田選手、中原義貴選手(BH/SRサンツアー)、平野選手、竹之内悠選手(トーヨーフレーム)の先頭パック。

2周回に入る前には既にエリート全体は長い一列棒状。そして平野選手はアジア選手権での疲労も影響してか走りに精彩を欠き、先頭パックの後方に位置。徐々に先頭を引き合う山本、中原とのラップ差が生じ、パックから遅れていく。



(沢田時)


一方、沢田選手はこの2名の背中を捉えながら単独で追う展開。山本選手が本調子ではなく苦しいこと、中原選手の走りが攻撃的であることを鑑み、4周回を過ぎてからトップ2に対してプッシュするように指示。沢田選手は今ある力を振り絞り、トップ2を最後まで追いかけた。

平野選手は5位から4位を狙う位置で3周回を完了し4周回に入った。しかしプッシュするセクションで予期せぬ機材破損が生じ、テクニカルゾーンでシートポスト・サドルを全交換して再スタート。

これによりポジションは2桁代に落ちたが、名物の桜坂をエリートファストラップで駆け上がり、5周回目の最速ラップを叩きだして観客を沸かせる走り。ポジションを一気に5位まで戻し、4位の背中を捉えていた。

ところが6周回のダウンヒルでコース脇の樹に接触して激しく転倒。投げ出されたバイクもタイヤ、ブレーキ、ハンドルと多くの障害を抱えることになった。



(平野星矢)


しかし平野選手にDNFの考えはない。壊れた機材を丁寧に操り、テクニカルゾーンまで戻ってきた。必要な機材交換、リセットを行いラストラップに送り出す。

残り2周回から中原選手を振り切り独走を固める山本選手を、そして最後まで粘る中原選手のラップを、沢田は上回ることができず、そのまま3位でフィニッシュ。平野は修復しきれていない機材を巧みにコントロールし10位でフィニッシュした。



アンカーとしては、このレースで勝つという大きな目標を達成できなかった。多くのファン、スポンサー、サプライヤー、協力者の応援にこたえることができなかった。

しかし、この現状を真摯に受け止めたい。この先も続く2016シーズンを確実に進化していくチームであるように。

本当に沢山の応援を、ありがとうございました。

================

Photos courtesy of Ms. Ali-Oka.

 
16/05/16

【横浜トライアスロン2016】ゴードン・ベンソン選手、バイクパートでの圧倒的な走り

大会名:ITU世界トライアスロンシリーズ 横浜大会2016
日付:2016年5月14日(土)
開催地:日本/神奈川県横浜市
距離:スイム1.5km、バイク40km、ラン10km



2016年の横浜トライアスロンには、3位を獲得した上田藍選手ともうひとり、ブリヂストン アンカーがサポートする男子トライアスリートが出場していました。

イギリスのゴードン・ベンソン選手。2016年からアンカー(ロゴ表記は海外向けブリヂストン)のバイクに乗る22才、アンダー23の選手です。



これまで、2014年のアンダー23のヨーロッパチャンピオン、同年のアンダー23では世界選3位を獲得するなど、ジュニア(ユース)時代から着実に成績を重ねてきています。



両親がともに警察官、スポーツ競技への理解と参加に積極的な環境の中に育ちました。子供の頃から競泳、クロスカントリーランニングとの競技を続けながら、「どちらか一つを辞めなければトップにはなれないな」と、悩んでいました。

そこに地元のアスリート育成アカデミーから「トライアスロンをしてみないか」と誘いがあります。
「これなら、好きだった自転車と一緒に、全部できる!」と本格的にトライアスロンを始めたのが15歳の時。

その後は着実に頭角を現し、「今最も期待されるジュニア・トライアスリート」に2年連続選ばれ、アンダー23の年令になってからも、着実に先のような成績を残しています。

「一番下から、ひとつずつ階段を登ってきているんですね」とは本人の弁。



今日の横浜トライアスロンは、イギリストライアスロンチーム員としての参加です。しかも、この大会は、イギリスのリオ五輪代表の選考大会でもありました。

そんなゴードンは、最初から思い切り飛ばします。スイムを2位でフィニッシュした後に、そしてアンカーのバイクを駆りバイクパートに挑みます。



そしてここで、ゴードンは目覚ましい活躍を見せます。とにかく積極的に先頭を引き、全体のペースを引き上げて行きます。全9周回のバイクパート、そのほとんどで先頭を引き、風を1人で受けています。



しかしながらそのパワーもランまでは持たず、バイクを終えた時点でゴードンはめっきり順位を落とします。

ゆったり走り、顔つきもリラックスし、結果は50位でゴール。バイクパートでは観客をわかせたゴードンだったのに、一体どういうことだったのでしょう?



「実は、今日はスイムとバイクにだけ集中していたんです」とゴードン。

「リオ五輪の代表選考会でもあったこの大会ですが、すでに代表選手に内定している、ロンドンでのメダリスト、アリスター・ブラウニー(金)とジョナサン・ブラウニー(銅)をサポートするため、選考に求められていたのは、スイムとバイクの実力です。

ですから、今日はランは全く大切じゃなかった。歩いても良かったぐらいなんです」

スイムを2位フィニッシュ、そしてバイクでは積極的に先頭を引ききったゴードン。横浜の観客だけでなく、イギリスの連盟にも、スイムとバイクの実力を大きくアピールできたことでしょう。



「今回リオ五輪に出場したとしても、ブラウンリー兄弟のサポートに回ることになると思います。

でも、リオが終わればまたランも充実させて、こんどは自分が勝利を狙えるようになる。そして、スポーツの頂点であるとボクが信じる五輪、次の東京では、自分がメダルに向けて全開で挑戦できる、そんな状況が待っているはず。

ですから、今年の『犠牲』は、将来のボクにつながるステップなんです」



とゴードンは、明快な言葉遣いで語りました。これまで、一歩一歩着実に、トップへの道を歩んできたゴードン。リオ五輪代表に選ばれ、出場したのであればまた、ここ横浜でのようなバイク・ライディングで、テレビの前の観客を大騒ぎさせることでしょう。


そしてそれもまたゴードンの、頂点への着実なステップのひとつとなるはずです。

【リザルト】
1 マリオ・モーラ(スペイン)1:46:27
2 クリサント・グラハーレス(メキシコ)1:46:42
3 クリスティアン・ブルンメンフェルト(ノルウェー)1:46:45
50 ゴードン・ベンソン(イギリス)1:53:58

 
16/05/14

【横浜トライアスロン2016】上田藍選手、表彰台に返り咲く

大会名:ITU世界トライアスロンシリーズ 横浜大会2016
日付:2016年5月14日(土)
開催地:日本/神奈川県横浜市
距離:スイム1.5km、バイク40km、ラン10km

今年も横浜に、世界トライアスロンがやって来ました。5月14日(土)、ITU世界トライアスロンシリーズ 横浜大会の開催です。



ブリヂストン アンカーがバイクのサポートを行う、現在日本最強とも言える上田藍選手(ペリエ・グリーンタワー・ブリヂストン・稲毛インター)。世界強豪が集う世界レベルのオリンピック・ディスタンスである横浜大会では昨年、上田選手は無念の13位。リオ五輪出場への選考に向け、昨年後半から上がり調子にある機運の元、今年は表彰台を取り戻したいところです。



昨年の雨模様とは真逆に、今年は青空に恵まれた横浜トライアスロン。晴天に強い上田選手の活躍に期待がかかります。バイクからの加速と攻めのランで、後半追い上げるスタイルの上田選手。



スイムはトップから30秒遅れとファンをヤキモキさせましたが、それも彼女の計算のうち。今回のキーパーソンであると後に語った、オーストラリアのアシュレー・ジェントル選手とほぼ同タイムでスイムを上がり、共にトップ集団を狙います。



その追い上げはめざましく、バイクの周回に入って2分近く開いていた差は見る見る縮まり、上田選手とジェントル選手は、あっという間にトップ集団に入り、上田さんは積極的にコントロールを始めます。

「3週目で追いつけたというのは、プラン通りです。去年追いついたのは後半で、ランでは脚がなかったので、今回は早めに追いつき、落ち着いてトップ集団の良い位置につけながら、体力を回復してランに持ち込めましたね」



今シーズン初頭から、アンカーの新作レーシングロードバイクRS9に乗り換えた上田選手。コーナリングがまれに見るほど多い横浜のコースでの印象を、こう語ります。



「重心が下がっているので、コーナリングも安定して回れてロスがなくなったので、コーナリングからの加速がスムーズになりました。集団に追いつきやすく、ランに向けての脚が残せました」



そしてランにトップで入った上田選手。その後ろから優勝候補だったグウェン・ジョーゲンセン選手が、一気に前に出て、上田選手2位以下を引き離します。そこにジェントル選手と2位争いをしながらも食らいついた上田選手ですが、ジョーゲンセン選手は独走態勢に。2位獲得に向け、ジェントル選手とランの一騎打ちとなります。



「5kmまでは余力があったんですが、それ以降は消耗していく感じでした。コーチから『一旦止めて、最後のスプリントで仕掛けろ』という指示が出て、スプリント勝負で仕掛けようと思ったところで仕掛けられ、「ああ、それぐらい脚が残ってたのね」って思いました。それはあんまり言いたくないんですけど(笑)。



最後のスプリントで競り負け、結果3位となった上田選手。充実した走りを見せ、表彰台を獲得できたことに、ちょっとホッとしています、と語ります。



「課題が見つかりつつ、表彰台に登れた充実感というのもあります。このレースで3位に入れたのは、私の中では手応えになりました。リオでも、同じ色以上のメダルを獲ることを夢見て、今夜は寝ます」



事実上、世界最高峰の大会の一つである、この横浜大会で、しかもこのリオ五輪の直前の時期に表彰台に登ったというのは、あるいは、上田選手の夢が正夢になる予兆かもしれません。



リオ五輪に出場する女子日本代表選手は、2016年5月19日に発表となります。


【リザルト】
1 グウェン・ジョーゲンセン(アメリカ) 1:56:02
2 アシュリー・ジェントル(オーストラリア)1:57:20
3 上田藍(ペリエ・グリーンタワー・ブリヂストン・稲毛インター)1:57:25
4 アンドレア・ヒューイット(ニュージーランド)1:57:33
5 シャーロット・マクシェイン(オーストラリア)1:57:34

 
16/05/12

【ツール・ド・アゼルバイジャン】05最終ステージ:トマの山岳賞が確定。

2016 年 5 月 8 日(日) 第 5 ステージ Baku - Baku 10:30~
天候:晴れ一時雨、気温 16~24°C
距離:158km(ゴール周回 13.8km×5 周)

All photos: Artur WIDAK.



(山岳リーダージャージを着るトマ・ルバ、スタート前)


ゴールの周回に入るまでは、大きなアップダウンもなく、比較的太い道であるが、風には注意が必要。ゴール周回は、今年初開催の F1 BAKU グランプリで使用するコースの一部で、石畳を含む高低差120mを一気に駆け上がる坂を含む厳しいコース。



from "The Shostopper"


特に、石畳区間は、比較的目の大きい荒れた石畳で、道も狭いため、登り口での位置取りと、登りでのペースアップに注意が必要。

トマの山岳賞を守るため、ライバルのチェックや、トマのアシストをすることが確認された。




これまで通り、正式スタート直後からアタック合戦となる。すぐに3名の逃げができ、アンカーは乗せられなかったが、トマの山岳賞を脅かす選手もいないため、この逃げのメンバーで全ての山岳賞を通過してくれたら、トマの山岳賞は確定する。



メイン集団は、この日も Astana City が積極的にコントロール。しかし、横風が強く吹き付ける区間では、他チームが積極的に攻撃をしてきて、集団は常に落ち着かない。逃げのタイム差も2分がやっとで、周回に入って最初の坂を越すと、積極的なメイン集団は逃げを吸収してしまう。このタイミングで、井上は4名で抜け出し、108.4kmの山岳賞を目指した。この4名は、トマの山岳賞を脅かすメンバーではないので、このまま108.4kmの山岳を通過して、トマのライバルのチャンスを奪いたい。



しかし、登りに中盤でメイン集団に吸収される。この山岳では、トマ、ライバル共にポイントを獲得しなかった。厳しい周回コースで集団の人数はどんどん減り、井上もここで脱落してしまう。



(井上和郎)


しかし、トマは、自力で136km地点の山岳を1位通過し、山岳賞を確定させた。最後は集団は分裂し、アンカーは先頭に残れなかったが、この日の目標であるトマの総合山岳賞が確定した。また、トマは、個人総合時間で20位に入り、UCI ヨーロッパツアーポイント 3 を獲得した。



(トマ・ルバ)


厳しかったツール・ド・ブルターニュを完走して、 移動日を含む中 2 日のレースで、 疲労が蓄積した状態での参戦となった。 強度の高い時間が長く続くと我慢できないことが多かったが、 それでも毎日、自分に出来ることをしてゴールしたと思う。 個人の成績は最下位に近いが、 チームメイトや監督は、仕事内容を評価してくれたので良かった。(井上和郎)


【最終第5ステージ リザルト】
1 Michael SCHWARZMANN - Bora-Argon 18 3 時間 41 分 46 秒 42.7km/h
2 Alberto CECCHIN - Team Roth +0 秒
3 Daniel SCHORN - Team Felbermayr - Simplon Wels +0 秒
41 初山翔 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +1 分 4 秒
42 トマ・ルバ - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +1 分 28 秒
74 内間康平 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +8 分 35 秒
85 井上和郎 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +16 分 37 秒
91 鈴木龍 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +16 分 37 秒
95 ダミアン・モニエ - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +16 分 37 秒

【総合順位(GC)】
1 Markus EIBEGGER - Team Felbermayr - Simplon Wels 18 時間 59 分 12 秒 41.6km/h(791km) 2 Rinaldo NOCENTINI - Sporting Clube de Portugal/Tavira +2 秒
3 Nikita STALNOV - Astana City +4 秒
20 トマ・ルバ - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +9 分 15 秒
38 ダミアン・モニエ - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +20 分 0 秒
44 初山翔 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +26 分 4 秒
64 内間康平 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +39 分 56 秒
67 鈴木龍 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +40 分 35 秒
97 井上和郎 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +1 時間 9 分 27 秒
完走99名



【個人総合山岳】
1 トマ・ルバ - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM 24 点
2 Nikita STALNOV - NASR-DUBAI 18 点
3 Andreas SCHILLINGER - Bora-Argon 18 15 点
15 ダミアン・モニエ - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM 4 点

【チーム総合順位】
1 Synergy Baku Cycling Project 57 時間 2 分 44 秒
2 Team Felbermayr - Simplon Wels +7 分 14 秒
3 Bora-Argon 18 +9 分 23 秒
11 BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +35 分 9 秒

 
16/05/12

【ツール・ド・アゼルバイジャン】04ステージ:トマの9位、山岳ジャージ獲得。

2016 年 5 月 7 日(土) 第 4 ステージ Gabala→Pirqulu 10:30~
天候:晴れ、気温 16~29°C
距離:(パレード 1.5km+)115.3km

All photos: Artur WIDAK.



距離は短いが、今大会のクイーンステージで、総合成績が最も変動するステージ。

山頂ゴールのこのステージを制すれば一気に総合優勝が近づく。チームとしては、山岳賞暫定2位のトマと、ステージ優勝狙いのダミアンをサポートすること、が、確認された。


(左から井上和郎、内間康平)


正式スタートの後、アタック合戦となるが、高速からすぐに2名が抜け出す。メイン集団は、この日勝負したいAstana Cityがコントロール。64kmの2級山岳に向けて、Astana Cityや、同じくこの日勝負したいSporting Clube de Portugal/Taviraがペースアップすると、集団はばらばらに崩壊。



(ダミアン・モニエ)


そのまま、80kmの1級山岳でも集団は人数を減らし、最後の超級山岳には20名ほどの集団となる。アンカーは、ここにトマ、ダミアンを残し、トマは、先ほどの1級と、113.3kmの超級山岳を4位通過し、9位でゴール、同時に山岳ジャージを獲得した。ダミアンも16位に入る健闘を見せた。



(ダミアン・モニエ)


【第4ステージ リザルト】
1 Luca WACKERMANN - NASR-DUBAI 2 時間 54 分 35 秒 39.6km/h
2 Nikita STALNOV - Astana City 0 秒
3 Rinaldo NOCENTINI - Sporting Clube de Portugal/Tavira +0 秒
9 トマ・ルバ - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +15 秒
16 ダミアン・モニエ - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +56 秒
34 初山翔 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +10 分 28 秒
61 鈴木龍 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +16 分 26 秒
88 井上和郎 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +23 分 49 秒
91 内間康平 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +23 分 49 秒



(井上和郎)

個人的には、疲労は蓄積しているものの、最初の2級山岳まで、ダミアンの位置取りをアシストし、50名ほどの完走集団でゴールした。ペダリングの感触はいいものの、疲労の蓄積は大きく、大きな力を長時間出せない。

明日は最終日、トマの山岳賞もかかっているので、できる限りのアシストをしてレースを終えたい。(井上和郎)


=================================

 
16/05/12

【ツール・ド・アゼルバイジャン】03ステージ:順調な位置取りを重ねる。

2016 年 5 月 6 日(金) 第 3 ステージ Gabala→Sheki→Gabala 10:30~
天候:曇り、気温 14~20°C
距離:(パレード 1.8km+)177.2km

All photos: Artur WIDAK.


ほとんど往復のコース。難しい登りもなく、ゴール前6kmは登りだが、勾配はせいぜい3〜4%程度で、集団スプリントが濃厚なステージ。とはいえ、大人数の逃げには必ず乗ること、トマが山岳賞で同点2位に付けているため、86kmの山岳ではそのアシストを、 ゴール勝負では鈴木龍のアシストをすること、が、確認された。

7 時起床、朝食、9 時 30 分ホテル出発。 パスタ、トマト、ゆで卵、チーズ、牛乳、シリアル、ナッツ、リンゴジュース、コーヒー。

スタート前、スーパーヴァーム。 レース中、スポーツウォーター、ジャムパン(こぶし大)×1、シリアルバー×1。

正式スタートのあと、最初のアタックで5名が抜け出していった。アンカーは、メンバーを見て見送った。50kmを過ぎて、早くも逃げの人数が3名に減り、タイム差も3分を超さない範囲で推移した。

86.7kmの山岳賞を、集団先頭4位でトマが通過すれば、今日、山岳ジャージが手に入るので取りに行ったが、惜しくも5位通過、山岳賞獲得はならなかった。



(左:内間康平、右:トマ・ルバ)


その後、スプリントにしたいチームや、リーダーチームが、 確実に逃げのタイム差を削っていき、15kmを切ったところで逃げを吸収。アンカーもチーム全員で龍をアシストしスプリントに挑んだが、最後の最後に自力で位置取りした龍が失速し、勝負には絡めなかった。



【第3ステージ リザルト】
1 Matej MUGERLI - Synergy Baku Cycling Project 4 時間 18 分 44 秒 41.0km/h
2 Markus EIBEGGER - Team Felbermayr - Simplon Wels +0 秒
3 Luca WACKERMANN - NASR-DUBAI +0 秒
19 トマ・ルバ - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +4 秒
31 ダミアン・モニエ - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +4 秒
41 鈴木龍 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +4 秒
83 内間康平 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +4 秒
100 初山翔 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +8 分 15 秒
105 井上和郎 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +6 分 3 秒



(左から井上和郎、ダミアン・モニエ、トマ・ルバ)


個人的には、今朝、下痢気味になり、力が入らなかったが、 終盤には何とか位置取りなどの仕事をこなし、残り5kmで仕事を終えてゆっくりゴールした。 脚の状態はいいとは言えないが、 動けないほどではないので、最終日までひたすらがんばりたい。

ゴール後、パワーアミノ 2500、コルディア Fe、サンドイッチ(ハム、チーズ)。
(井上和郎)

============================

 
16/05/12

【ツール・ド・アゼルバイジャン】02ステージ:先頭にメンバーを乗せられず、 ダミアンの31位が最高。(井上和郎レポート)

2016 年 5 月 5 日(木) 第 2 ステージ Baku - Ismayilli 10:30~
天候:晴れ、気温 18~30°C
距離:186.5km

All photos: Artur WIDAK.



(左から:鈴木龍、井上和郎、内間康平)


今大会で最も厳しいコース。
道は広いが、獲得標高2500mを超すコースで、特に残り50kmのアップダウンが激しい。アンカーとしては、大人数の勝ち逃げができるようであれば確実に乗ること、終盤のアップダウンでは、トマ、ダミアン、初山をサポートすること、が、確認された。



(ダミアン・モニエ)


正式スタートの後、激しいアタック合戦の中、ダミアンが2名で抜け出す。これが決まったかに思えたが、追走が5名出来、すぐにダミアンに合流。アンカーは追走に乗せられなかったが、リーダー擁するBora-Argon 18が人数の多さを嫌ってこの逃げをつぶした。



(トマ・ルバ)


その後、72km 地点の山岳で、トマが 6 名で一気に抜け出す。 力で決まったこの逃げは、大きくタイムを稼ぐと思われたが、Bora-Argon 18は2分とタイム差を許さない。力業でコントロールし、140km過ぎに逃げをつぶしたBora-Argon 18であったが、153kmの山岳で集団が崩壊し、勝負が始まった。アンカーは先頭にメンバーを乗せることが出来ず、 ダミアンの 31位が最高順位であった。



(初山翔)


【第2ステージ リザルト】
1 Maksym AVERIN - Synergy Baku Cycling Project 4 時間 29 分 15 秒 41.4km/h
2 Markus EIBEGGER - Team Felbermayr - Simplon Wels +0 秒
3 Alberto CECCHIN - Team Roth +0 秒
31 ダミアン・モニエ - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +2 分 26 秒
51 内間康平 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +7 分 31 秒
52 トマ・ルバ - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +7 分 31 秒
54 鈴木龍 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +7 分 31 秒
73 初山翔 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +10 分 55 秒
98 井上和郎 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +19 分 5 秒


(井上和郎)


個人的には、序盤こそしっかり動けたが、2時間を過ぎて、連戦の疲労が吹き出し、大きく遅れてゴールした。体力が底をついてしまった感があるが、日々出来ることをして最終日までがんばりたい。(井上和郎)

=======================================

 
16/05/12

【ツール・ド・アゼルバイジャン】01ステージ:龍、痛恨のパンク。(井上和郎レポート)

5月4日から8日まで、5ステージにて行われたツール・ド・アゼルバイジャン。3月のクロアチアに始まったブリヂストン アンカー サイクリングチームの欧州遠征、最後のレースとなります。

All photos: Artur WIDAK.

http://tourdeazerbaidjan.com/en/


「このアゼルバイジャンは、我々BGTチームに適しているレースでした。きつい登りも多く、全開で絡めるレースです」と水谷監督。

北フランス特有の丘陵地帯で行われる、ある意味特殊とも言えるレース展開では、チームの現時点でのレベルを把握しにくかったというのですが、日本でのレースにも似た展開となりそうなアゼルバイジャンで、チームの現在のレベルを測ります。

5ステージ5日間に渡るレポートを、簡潔、かつ的確にまとめた井上和郎のレースレポートを元に、報告します。原文はこちら、井上和郎のブログに掲載されています。

=======================================

大会名:Tour d'Azerbaidjan
ツール・ド・アゼルバイジャン2016

開催日:2016 年 5 月 4 日(水)ー 8 日(日)
開催地:アゼルバイジャン共和国・東部
UCIカテゴリー: 2.1
総距離:5 日間=791km



出場チーム員:左から初山翔、トマ・ルバ、井上和郎、内間康平、ダミアン・モニエ、鈴木龍)


アゼルバイジャン共和国東部にある首都バクーを起点とする、 UCIカテゴリー 1 のステージレース。2013 年に出場したときよりカテゴリーが上がり、今年は6ものプロコンチネンタルチームが出場する、 アンカーがアジア外で出場できる最高カテゴリーレースだ。

2016 年 5月4日(水) 第1ステージ Baku - Sumgayit 10:30~
天候:曇り後晴れ、気温 15~23°C
距離:(パレード 1km+)154km(ゴール周回 10km×5 周)

正式スタートの後、しばらくアタック合戦となったが、 プロコンチネンタルチーム同士でお見合いして決まらない。 結局、20km 手前で 1名の逃げを容認し、 集団はサイクリングペースに。5分以上のタイム差を容認したが、 横風や、スプリントポイントをきっかけにアタックが頻発。 ペースが上がった集団は、90km手前で逃げを吸収。



(初山翔)


カウンターで4名が飛び出すが、集団スプリントにしたいBora-Argon 18がしっかりコントロールし、ゴール周回の最終週に逃げを全て捕まえスプリントに。 アンカーは、龍を残り3kmで10番手以内に位置づけることが出来たが、 痛恨のパンクにより脱落し、勝負に絡めなかった。



(左:初山翔 中央:内間康平 右:鈴木龍)


【第1ステージ リザルト】
1 Phil BAUHAUS - Bora-Argon 18 3 時間 34 分 19 秒 43.1km/h
2 Scott SUNDERLAND - Team Illuminate +0 秒
3 Luca WACKERMANN - NASR-DUBAI +0 秒
85 トマ・ルバ - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +0 秒
87 ダミアン・モニエ - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +0 秒
89 内間康平 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +0 秒
93 初山翔 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +0 秒
119 鈴木龍 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +0 秒
122 井上和郎 - BRIDGESTONE ANCHOR CYCLING TEAM +3 分 56 秒



(井上和郎)

個人的には、全レースの疲れは残っているものの、 脚自体はどんどん良くなってきているので展開に加わってレースが出来た。 最後は、残り7kmで龍を集団前方に連れて行って、この日の仕事を終えた。 ゴール後、咳が止まらなく、のどがイガイガする。 ゆっくり休んで明日に備えたい。(井上和郎)

=======================================

 
16/05/10

【2016MTBアジア選手権】灼熱気温のXCOにて、平野星矢5位

日本ではゴールデンウィークの最後を迎えていた5月最初の週末、タイではMTBアジア選手権が行われました。ブリヂストン アンカー サイクリングチームからは、MTBチームの平野星矢がエリート男子に出場します。今大会にナショナルメカニックとして帯同した、アンカーMTB監督小林からのレポートです。

All Photos: Hiroyuki NAKAGAWA (SLm)

ーーーーーーーーーーーーー


レース名:2016MTBアジア選手権
日時:2016年5月6日(金)-8日(日)
開催地:タイ・チャイナット
ブリヂストン アンカー サイクリングチーム 参加選手/
平野星矢


摂氏40度をこえる灼熱のタイ・チャイナットでのアジア選手権。恐らく過去最高気温のレースだ。環境適応力と、現地でのスケジュール変更への対応力も問われる厳しいレースと理解して臨んだ。

アンカーからは平野選手がエリート男子XCO と、チームリレーに出場。


【チームリレー】ーーーーーー



4名の国別代表で編成されるリレーでは第一走者をつとめ、ホールショットには失敗したが前半からプッシュし、トップを譲ることなく、後人に大きなアドバンテージをつけて2番手走者にタッチ。


しかし自国開催のタイは翌日に控えるXCO 決勝に選手を温存することなく、フルメンバーを走らせ、最終的にはポディウムを獲得。日本は3位表彰台となった。

【エリート男子XCO】ーーーーーー

XCO 決勝は、16時スタート。スタートループなしの周回数は5。

気温は前日を上回る44℃まで上がった。すべてのフィードでボトルと掛水を、大量の氷で冷やしておく。

平野選手は山本幸平選手(トレック ファクトリー レーシング)、武井きょうすけ(チーム フォルツァ)選手と共に最前列スタート。灼熱のサバイバルレースが始まる。



このコースの洗練度は全体的に低く、単発する路面の凹凸が続き、スピードを上げて流れをつくることが難しく、抜きどころが少ない。そのため、第一コーナーからの前半のポジショニングが非常に重要となる。


スタート号砲。砂質土で滑りやすく、ラインが微妙にカーブしている低速第一コーナーの進入では、日本チームの作戦通りに山本選手が入った。カザフスタンの有力選手を含む他国のバッティングを後方に置きざりにする。

平野選手はスタートダッシュでセカンドパックを形成することは出来なかったが、ノーミスでレース前半を進めていった。



暑さは収まることなく、氷で冷やしたボトル飲料すらクーリングに足りない。レース中盤から、この暑さによるものか、周回のたび各国選手が脱落していく。


平野選手もオーバーヒート気味になりながら、表彰台を狙える位置をキープ。一旦はトップをひく山本選手とイーブンラップを刻む粘りのある走りをしたが、ペースを保つのはハードだったようで、さらに順位を上げることはできなかった。結果、山本選手の8連覇、武井選手の4位に続き、5位でフィニッシュした。



結果としては、目標であるメダル獲得を逃す格好になった。しかし、チームジャパンの一員として、共に最後まで妥協しない準備を行い、存在感のある走りを魅せたことは、来週に迫るオリンピック代表選考会、八幡浜でのレースに繋がるだろう。


また、XR 9をはじめ全てのマテリアルはノントラブルで厳しいレースを支えてくれた。

さらに、ジャパンナショナルチームの全バイクに投入した潤滑剤『グリーンドライブ』も素晴らしい性能を発揮し、メダル5個を獲得した。



日本からの沢山の応援に感謝します。そして、次戦は八幡浜。アンカーチームの総力を結集して挑みます。


【リザルト】
1 山本幸平(日本) 1時間11分51秒
2 キリル・カザンツェフ(カザフスタン) +38秒
3 チャン・チュンヒン(香港) +1分18秒
5 平野星矢(日本) +3分50秒

ーーーーーーーーーー