contents

15/04/08

Tour of Thailand レースレポート

レース名 : Tour of Thailand
カテゴリー : UCI 2.1 ASIA TOUR
開催地 : タイ 北西部
開催日 : 2015年4月1日から6日迄

第1ステージ 177km 内間康平ステージ優勝&リーダージャージ獲得。

【レース解説】
レースは昨年同様にスタートからのアタック合戦、しかも最初の1時間の平均時速は49kmと異常な速さでの展開。前半コースは悪路が多く、ダートや工事中のセクションを通過する事で多くのチームでパンク続出。大志も途中パンクして無事に復帰するが、各チームカーの動きが危なく多くの選手が接触し落車する危ない状況が続いた。69kmのスプリントポイント地点で初めて6人の逃げグループが形成されタイム差は35秒前後、集団もかなり足を消耗しているのでバラけ始める。100kmを過ぎた辺りで集団はまた一つになり、その後ペースが本格的に上がり集団は一列棒状、その中で康平は自ら勝負に出て逃げグループを形成。後方のタイム差も最初は1分前後で常に気が抜けない状態にある、しかし後方集団で和郎が追撃を抑えタイム差は広がる。康平は逃げグループを更に小さくする為にアタックして絞りに入る。
ラスト10kmで単独アッタクを決めるもマークはキツく捕まってしまうが、ラスト7kmで再度アタックして3人の逃げを決める。
そのまま康平はゴールスプリントで見事優勝し、今季アンカー2勝目を飾る。


【ステージ結果】
1位 UCHIMA Kohei , Bridgestone Anchor Cycling Team, 3:47:53
2位 KIM Ok Cheol , Seoul Cycling Team. +0”
3位 SHUSHEMOIN Alexandre , Vino 4 Ever. +0”
19位 INOUE Kazuo , Bridgestone Anchor Cycling Team. +3:08”
62位 LEBAS Thomas, Bridgestone Anchor Cycling Team. +6'20”
71位 TSUBAKI Hiroshi, Bridgestone Anchor Cycling Team. +6:20”
78位 MONIER Damien, Bridgestone Anchor Cycling Team. +6:20”

TDT_4_s.jpg
ステージ優勝と同時に総合リーダージャージも獲得の内間康平!

第2ステージ 151km
アンカーがステージを完全にコントロール、康平のリーダージャージをチームプレーで守る!

【レース解説】
レースは勿論アタック合戦でスタート、しかし昨日のレースとは違いリーダーチームはアンカー。数多いアタックの中、アンカーは常に冷静に先頭交代し集団をコントロール。上位の選手が逃げに乗らない様にメンバーチェックを入れ、危ない選手が逃げれば潰す繰り返しを続ける。30km地点を過ぎた辺りで6人の逃げが決まり、そして上位選手が居ない為にアンカーは逃げを潰さず泳がせる。タイム差は常に2分前後でアンカー列車が集団を引きゴールを目指す、そして残り60kmを過ぎた辺りでスプリンターチームもローテーションに加わりスピードアップ。
最終的に逃げ集団から一人逃げ切り、アンカーのメイン集団は4秒差でレースを終え康平のリーダージャージを守りきる。

【ステージ結果】
1位 MA Guang Tong, HENGXIANG CYCLING TEAM, 3:17:47”
2位 SALLEH Hariff, TERENGGANU CYCLING TEAM. +4”
3位 MANAN Anuar, TERENGGANU CYCLING TEAM. +4”
48位 UCHIMA Kohei , Bridgestone Anchor Cycling Team, +4”
75位 LEBAS Thomas, Bridgestone Anchor Cycling Team. + +4”
80位 TSUBAKI Hiroshi, Bridgestone Anchor Cycling Team. +4”
82位 INOUE Kazuo , Bridgestone Anchor Cycling Team. +: +4”
102位 MONIER Damien, Bridgestone Anchor Cycling Team. +51”


TDT_3_s.jpg
チーム一丸となってリーダージャージを守る

第3ステージ 163km
アンカーは各チームの総攻撃を受けるが康平のリーダージャージを守りきる。

【レース解説】
スタートからお決まりのアタック合戦、昨日以上に各チームが攻撃を掛けて来るが決まらず、アンカーと各チームの潰し合いでレースは大混乱。激しいアタック合戦の末、80km地点辺りで12人の逃げが決まりやっと集団は落ち着く。ここからアンカーが完全に集団を牽引し残り80kmのゴールを目指す。逃げ集団とのタイム差は常に1分30秒前後、平均スピードも47km前後と速く選手を苦しめる。外気温も上昇し水分補給は欠かせない、アンカーはこのステージで約60Lの水分補給を行った。ラスト30kmを切った所でアンカーはスピードアップ、1分45秒差をラスト5kmで35秒迄に追い詰める。アシスト勢は、リーダージャージキープが確定した所で康平を見送り仕事終了。最後のスプリントでは逃げ集団に惜しくも4秒差で逃げ切られるが、康平はメイン集団の2番手でゴールしレースを終える。
明日もリーダーの康平、厳しい暑さの中で全力アシストするアンカーにご声援を宜しくお願いします。

【ステージ結果】
1位 STEVEN Hall, EDDY HOLLANDS TEAM, 3:20:04
2位 KHALMURATOV Muradjan, UZBEKISTAN NATIONAL TEAM. +0”
3位 RAJABLOU Mohammad, PISHGAMAN GIANT TEAM. +0”
9位 UCHIMA Kohei , Bridgestone Anchor Cycling Team, +4”
92位 INOUE Kazuo , Bridgestone Anchor Cycling Team. +: +4”
103位 LEBAS Thomas, Bridgestone Anchor Cycling Team. + +4”
104位 TSUBAKI Hiroshi, Bridgestone Anchor Cycling Team. +4”
107位 MONIER Damien, Bridgestone Anchor Cycling Team. +2:22”


TDT_2_s.jpg
リーダーの内間選手 自らボトルを運ぶ

第4ステージ 102km
康平惜しくも4秒でリーダージャージを失う。

【レース解説】
第4ステージは102km。距離は短いが反対に強度が高く、常に全開で走る為に一瞬の油断が許されなく難易度は高い。アンカーも逃げが決まった約20km地点から集団コントロール開始、逃げグループとのタイム差は最大で2分以上迄に広がる。残り30Kmを過ぎた辺りからアンカースピードアップ、確実にタイム差を縮めて残り10kmでは1分15秒迄に追い詰める。しかし逃げ集団も諦めておらずタイム差は1分前後と追いつかない、その際どい状態でステージ終了。
結果として逃げグループには53秒差で逃げ切られ、リーダーは変わって愛三レーシングチームの中島選手にバトンタッチ。
残り200kmある2ステージ、アンカーは守りから攻めにスイッチを入れ替えON!

【ステージ結果】
1位 YEUNG Ying Hon, ATTAQUE TEAM GUSTO, 1:57:02
2位 MA Guang Tong, HENGXIANG CYCLING TEAM. +0”
3位 JU Daeyeong, Seoul Cycling Team. +0”
64位 UCHIMA Kohei , Bridgestone Anchor Cycling Team, +53”
77位 LEBAS Thomas, Bridgestone Anchor Cycling Team. +53”
97位 INOUE Kazuo, Bridgestone Anchor Cycling Team. +53”
100位 TSUBAKI Hiroshi, Bridgestone Anchor Cycling Team. +1’7”
106位 MONIER Damien, Bridgestone Anchor Cycling Team. +3’


第5ステージ 205km
康平総合2位キープ。

【レース解説】
第5ステージは、昨日の倍の距離を走る204.5kmステージで康平は総合2位をキープ。
今大会最大級の205kmのステージは昨日のステージより穏やかにスタート、
距離が長いのと選手全員に疲れが見えるのか全体的な走りにキレが無い。アンカーもアタックするも決まらずのそまま大集団は100km地点を通過。
後半残り70kmで康平とトマを含む決定的な逃げが決まり、後続を一気に放す。この逃げ集団にはリーダーを含む主要メンバーがほぼ全員揃っており、最後の優勝争いへと持ち込まれる。しかしゴール迄は大きな動きは無く、康平に取ってのアタックチャンスは見えて来ずそのままゴールラインを切る。
愛三の中島選手と康平の順位は変わらず、明日の最終ステージが決勝戦となり勝負が決まる、アンカーのベストを尽くしてこのツアー逆転を狙う。
【ステージ結果】
1位 PARK Sung Baek, KSPO, 1:57:02
2位 SOHRABI Mehdi, TABRIZ PETROCHEMICAL TEAM. +0”
3位 XUE Chao Hua, HENGXIANG CYCLING TEAM. +23”
21位 UCHIMA Kohei , Bridgestone Anchor Cycling Team, +1'33”
23位 LEBAS Thomas, Bridgestone Anchor Cycling Team. +1'33”
82位 MONIER Damien, Bridgestone Anchor Cycling Team. +5’13”
84位 INOUE Kazuo, Bridgestone Anchor Cycling Team. +5’13”
90位 TSUBAKI Hiroshi, Bridgestone Anchor Cycling Team. +5’13”


第6ステージ 209km
ツアーオフタイランド終了、康平はステージ優勝と総合成績2位の好成績で終える。

【レース解説】
長かったツアーオフタイランドも今日が最後、スタートからの集団は穏やかで、
嵐の前の静けさといった感じで、レースはリーダーチームが集団コントロールする中で5人が抜け出し、メイン集団とのタイム差は約4分。
最終日は209kmの最長ステージでアンカーは120km地点からアタックを開始、すると一気に集団は活性化しスピードアップ。逆転へ向けてレースを厳しく攻めるアンカーは集団を分裂させ有利な状態へ持ち込んで行く、そして康平が決定的なアタックを決める間際にリーダーの中島選手がカーブで落車!その時に康平は攻めを止めて中島の復帰を待つ事を判断。
それからゴールまで逆転チャンスは見つけられず大集団ゴールスプリントへと持ち込まれ、
康平が3位に入れば大逆転であったが惜しくも5位で今大会終了を迎える。

総合を守る事が出来ず残念な結果となってしまったが、終始レースをコントロールしたアンカーはアジアツアーでの実力は十分に発揮できた。ツールドフィリピンでの総合優勝、今大会で総合2位と区間優勝、次回の舞台は再びヨーロッパツアーに舞台を移し勝負に挑む。

今大会で多くのご声援を頂きありがとうございます、これからも応援宜しくお願いします。

【第6ステージ結果】
1位 PARK Sung Baek, KSPO, 4:42:57”
2位 SEO Joon Yong, KSPO. +0”
3位 MA Guang Tong, HENGXIANG CYCLING TEAM. +0”
5位 UCHIMA Kohei , Bridgestone Anchor Cycling Team, +0”
66位 LEBAS Thomas, Bridgestone Anchor Cycling Team. +0”
81位 MONIER Damien, Bridgestone Anchor Cycling Team. +0”
86位 TSUBAKI Hiroshi, Bridgestone Anchor Cycling Team. +0”
90位 INOUE Kazuo, Bridgestone Anchor Cycling Team. +0”

【総合成績】
1位 NAKAJIMA Yasuhara, AISAN RACING TEAM, 12:23:33”
2位 UCHIMA Kohei, Bridgestone Anchor Cycling Team, +4”
3位 CHEUNG King Lok, TEAM HONGKONG CHINA. +4”
46位 LEBAS Thomas, Bridgestone Anchor Cycling Team. +7'36”
51位 INOUE Kazuo , Bridgestone Anchor Cycling Team. +8'51”
88位 TSUBAKI Hiroshi, Bridgestone Anchor Cycling Team. +13:04”
93位 MONIER Damien, Bridgestone Anchor Cycling Team. +16:15”

TDT_s.jpg
最終的には総合2位でレースを終えました。