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16/10/12

【2016いわて国体】一丸が1km TTを大会新記録で優勝

レース名:第71回 国民体育大会 2016希望郷いわて国体
競技種目:1km TT
開催日:10月6日
開催地:岩手県紫波郡 紫波自転車競技場

All photos: (c) Hideaki TAKAGI



ブリヂストン アンカー サイクリングチームとしてトラック競技を走る一丸尚伍が、《いわて国体》での1kmタイムトライアル競技、1分4秒131の大会新記録で優勝を果たしました。


先の9月に行われた、都道府県対抗自転車競技大会での1km タイムトライアルでも、1分4秒890のタイムで優勝していた一丸。現在の彼の体は、4月の全日本選手権以来、確実に強化されているそうです。一丸に話を聞きました。


「4月の全日本選手権の後、リオオリンピックに向けた合宿で、塚越選手(塚越さくら選手)のトレーニングパートナーとして練習していました。その合宿がかなり効いたようで、その後タイムは伸び続けている感じです。

岩手に入るまでは、カナダでの遠征に出かけていました。会場入りしたのは2日前の深夜です。次の日に短い時間でしたが練習してカラダを起こし、かなり疲れた状態でもあったんですが、きちんと踏めるところまで持っていきました。



その日に団体追い抜きの予選があり、体調も万全ではありませんでしたが、ここでは1位になりました。ただ次の日、1・2位の決定戦では負けて2位でしたが」

そして次の日に行われた、個人種目の1kmタイムトライアル。




「出走が最終組、18組目としてスタートしました。それまでに走っていた17組のタイムはわかっていたので、『きちんと走れれば勝てるかな』とは思っていました。

スタート後、同組で走った野上選手(野上竜太選手)が、前半とても速くて。最初の1周目、333mトラックで1秒の差を付けられてしまいました。2周めを終わっても、まだ1秒差、『これは厳しいかな』とも思いつつ、最後にタレないように走りました。このあたりのスタミナは、オリンピック合宿などを通して培った力だと思います。

優勝を知ったのは、ゴールした後でした。ゴールして半周回ったぐらいのところで、『優勝だぞ』と教えてもらって、あ、勝てたんだと思いました。もう僅差でしたね。最後の半周の時点で0.72秒差が付いていたので、そこから追い上げて、野上選手に0.2秒差で勝てました。野上選手も2位と、共にいい走りができたと思います。


今はワールドカップの団体追い抜きに向けた練習を中心に行っています。トルクを駆けて大きなギアを踏める力を付ける練習をしていたので、後半の疲れた状態からでもさらに踏めて、この結果に繋がったんだと思います。タイム的にも、屋外バンクとしてはいいほうだと思いました」

4月の全日本での残念な結果から、一番の課題としていた「疲労時からの、さらに踏み込むスタミナ」を着実に身に着けた一丸。ゆっくりと、しかし着実に課題を克服し、さらなる成長を遂げました。


ブリヂストン アンカー サイクリングチーム、各種目で勝利を続けて挙げています。
「常に勝利を目指し続ける」。
カタログにも書かれている、アンカーの存在意義であるこの言葉を、全力で体現しています。


【リザルト】

2016年 いわて国体 成年男子1kmタイムトライアル<決勝>

1 一丸尚伍 大分 ブリヂストン アンカー/社会福祉法人太陽の家 1分04秒131
2 野上竜太 岡山 鹿屋体育大学 1分04秒312
3 坂本紘規 青森 日本大学 1分05秒153