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18/05/26

【2018ツアーオブジャパン】05南信州/集団の動きに翻弄されるも、窪木6位に

レース名:ツアー・オブ・ジャパン 第5ステージ 南信州
開催日:2018年5月24日
開催地:長野県飯田市周辺地域 
コース長:<パレード7.3km>+<12.2km x 10周、+1.6km = 123.6km>

photo: Satoru KATO



(スタート前のチーム員、左から、塩谷メカ、原田裕成、堀孝明、石橋学、窪木一茂、大久保陣、六峰ロード監督)


ステージ内での山岳コースとなる第5ステージ南信州、集団ゴールとなったなかでも窪木が6位を獲得。順位への執念は最後まで捨てません。



2018ツアー・オブ・ジャパン、その幕開けとなる南信州ステージ。ここは長く自転車文化に理解ある土地として知られ、さらには名物が焼き肉であることでも知られています。



毎回のコース上に設置され、カンパにて食することのできる『焼き肉コーナー』。ここで、飯田市周辺の名物が焼き肉である理由を、美味しいお肉を振る舞ってくれる地元の方に伺うのですが、なぜかつい忘れてしまいます。また来年、ここで聞くことにしましょう。

今日は晴天。気温も28度まで上がった夏日。スタート直後から主導権を握りたい選手たちが、逃げを決めるべくアタックを繰り返し、9名の先頭逃げグループが決まりました。



そしてその直後、集団後方で転倒・落車が発生。その救護のためにコース内に停車した車に、原田裕成が衝突してしまい、ここでリタイアを喫します。最終ステージ東京での活躍を密かに心に決めていた原田には無念ですが、その怪我は擦り傷と軽い打撲、奇跡的に軽症で済んだのが不幸中の幸いでした。



(大久保)


ここで全4名となったチーム ブリヂストン サイクリング。人数が少ないために集団を積極的にコントロールすることは、事実上叶いません。集団全体の動きと意志に戦略を託しながらも、窪木一茂、堀孝明、石橋学、大久保陣、4名のBGT選手はチャンスを狙い続けます。



(中央:窪木、右:石橋)


前方では、逃げを決める選手、それを追う選手とレースが展開し、それは集団は最後まで見つめ続けます。このコースで幾年も続いている「最後の1km平坦ストレート直前で集団が捕まえゴールスプリント」という展開を、誰もが予想していたのでしょう。

しかし最終周回、決まっていた2名の逃げ、そしてそれを追う1名の計3名は、後ろの集団の思惑を裏切り差をつけたまま走り続けました。そして最後は2名での優勝争い、競り勝ったのはトマ・ルバ選手(キナンサイクリングチーム)でした。



(堀)


その後に集団が入ってきます。その集団の中でも窪木は上位獲得への執念を絶やすことなく、諦めず、6位を獲得しています。そして集団内で窪木の前にゴールしたのは、世界チームの選手2名。この状況下で彼らを刺し切れなかったことも、窪木は悔やみます。

「ただここまでコンスタントに上位を獲れているので、次に繋がるはず。狙います」(窪木)



(窪木のゴール)


山岳コースの南信州ステージは、先頭に逃げ続けた選手たちのドラマが強調され、集団はその引き立て役となるに留まりました。

そして明日はツアー・オブ・ジャパン後半の山場、「もっとも重要なステージ」を意味する『クイーンズステージ』である、上り基調の富士山ステージが待ちます。「明日は、やれると思います」と石橋は、今日のレース後に語りました。



【リザルト】
1 トマ・ルバ(キナンサイクリングチーム)3:13:35
2 カミロ・カスティブランコ(チームイルミネイト)+0:00
3 ディラン・サンダーランド(ベネロング・スイスウェルネス)+0:20
6 窪木一茂(チーム ブリヂストン サイクリング)+1:19
25 石橋学(チーム ブリヂストン サイクリング)+1:19
51 大久保陣(チーム ブリヂストン サイクリング)+9:57
53 堀孝明(チーム ブリヂストン サイクリング)+9:57
DNF 原田裕成(チーム ブリヂストン サイクリング)